Preface/Monologue2023年 1月


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雨引山から筑波山を望む

ここまでのCover Photo:雨引山から筑波山を望む

1 Jan 2023

謹賀新年。

今年は昨年以上に歩きに行く機会を増やしたいものだと。

4 Jan 2023

まだ雪のない筑波山へ。

JR水戸線岩瀬駅から旧酒折駅バス停に出て三重塔が美しい薬王院へ。途中の階段道が堪える登路を男体山直下まで辿り、新しいトイレ施設ができた御幸ヶ原に出て深峰遊歩道を下ってYH跡へ。羽鳥道に併走する車道を概ね辿ってバス停に出る。

寝不足だったので登りは脚が重くて重くて。この状態で男体山の手前にある坊主山の上半分の階段道はほんとうに大変だった。ここを戻りたくないと、深峰遊歩道を下りにとったのだけど、こちらは下りだしてすぐ部分的に舗装された林道になり、そのまま舗装道になるという、足下は味気ないもの。けれど本日の自分にとっては安全一番で最適。

羽鳥道の古道は石鳥居の前後だけ歩いたけど、分県ガイドでも紹介されている状態とは異なり、いまやヤブが被さり、加えて酷いことには伐採した倒木が打ち捨てられている。車道を歩き続けた方がよい。

筑波山山頂部は三が日を過ぎても人が大勢。男体山登路も上り下りする人たちで急坂が混み合っていたので山頂は割愛。男体山の山腹を巡る自然観察路の展望所から広大な関東平野を見渡し、御幸ヶ原から初訪時は判別できなかった加波山や足尾山、雨巻山や高峯を指呼できたので満足し、疲れていたので女体山も割愛。下りの車道歩きは薬王院コース以上に静かなものでした。

12 Jan 2023

映画『ドリームホース』を観る。

ウェールズ語で"ホウィル(胸の高鳴り)"を求めて小さな村での共同馬主組合を結成し、育てた競走馬が快進撃を続けるという"小説よりも奇なる"事実を元にした物語。「サーカスが始まるならかぶりつきで見ないと」となけなしの収入を投資に回す老人。仕事もせず妻の話も聞かないぐうたら男は馬の世話を始めると見違えて活き活きとする。夢は活力。

15 Jan 2023

雨天に山行計画を練る土日。

冬は低山の季節となり、地図も新しくしようかと思う地域があるものの、市販されているガイド地図の更新は例年3月。

ものによっては更新時期をずらしてもよいのではと思うのだけど・・・。

21 Jan 2023

日差しはあるものの北風が冷たい一日、比企の官ノ倉山へ。


東武東上線小川町駅から歩いて行く。ガイドマップの地図と現地の道型が照合しにくく、八幡神社での道路表記では境内右手に行くように読めたが実際には左。

外秩父七峰縦走ハイキングの案内板が頼りだが、長福寺を過ぎたあたりで広い舗装道から右手に分岐する細い道に入るところがわかりにくく(標識も立っているのだけど)、舗装道を進んでしまって溜め池の脇に出て、さらに笹藪に突入してようやく道間違いに気づく。標識のところに戻ると、農作業をされているかたが「少し前に20人くらいの団体も迷って戻ってきたよ」と教えてれる。

山道に入り、傾斜が増してジグザグ登りとなったところを登り切ると石尊山。名の通り岩がちな山道の先のピークで、周囲の展望は予想以上。近ごろ通い慣れた筑波連山が彼方に霞み、比較的近くには白さが目立つ日光連山、袈裟丸山、赤城山、子持山、小野子三山、榛名山と北関東の名峰が勢揃い。

すぐ隣の官ノ倉山は昼前だからかハイカーで大盛況。通路にまで座って休憩している。木々で邪魔されて眺めは石尊山より窮屈だし、誰もいなかった石尊山で湯沸かし休憩したほうがよかったのだけど後の祭り。稜線の先に静かな場所を期待して荷も下ろさず先に進む。

東武竹沢駅への降路を見送り、アップダウンのある植林帯を行き、竹林を脇に見て林道が越える峠を跨ぎ、本日最後のピークの臼入山(ガイドマップでは細窪山)に着く。正面に大霧山から続く山稜が左右に広がり、愛宕山や登谷山をもたげている。

あいかわらず北風は強く足を止めていると寒いことこの上ないが、湯を沸かしてコーヒーを淹れる。たいがいの人たちは官ノ倉山だけで下山するらしく、まだ昼過ぎだというのに臼入山では2パーティにしか遭わなかった。東秩父村役場前に下りてさほど待つことなく来たバスに乗って駅に戻った。

29 Jan 2023

とある郊外の大型商業施設内にある山道具屋へ。

来てみてびっくり、ザックや山靴が壁に並び、キャンプ道具や衣料品は充実しているように見えるものの、アイゼンや山用タオルがない。ストックは並んでいるものの申し訳程度。欲しかったのは山用グローブなのだけれど、選択の幅が狭い。

アウトドアキャンプ主体の品揃えなのだろうけれど・・・。とりあえず燃料だけ買って帰宅。グローブは行きつけの店で探すことに。


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