Preface/Monologue2022年 1月


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秩父の観音山から父不見山(右奥中央?)方面を望む

ここまでのCover Photo:秩父の観音山から父不見山(右奥中央?)方面を望む

1 Jan 2022

謹賀新年
今年は暑くなってもめげずに歩きに行きたいものだと。

川崎、レオも去ったか・・・。寂しくなるねぇ。
新天地での活躍を祈ります。

3 Jan 2022

午後に奥多摩へ。

本日は奥多摩駅から大多摩ウォーキングトレイルを鳩ノ巣駅まで。白丸湖畔遊歩道はひところ通行止めになっていたようだが今日のところはとくに立ち入り禁止の看板も目に入らず、歩行自体も問題はなかったので、制限は解除されたものらしい。

白丸湖はちょうど谷筋に日の光が差し込む時間帯だったので湖面の碧がじつに鮮やかだった。白丸ダムを過ぎると鳩ノ巣渓谷。水面を間近に見て歩くのは初めてのことで、多摩川に迫る岩壁がなかなかの迫力だった。新緑のころはまたさぞ。


出発点とした奥多摩駅は久しぶりだった。駅前の土産物屋がいくつか閉じたのは知っていたが、駅前トイレが新しくなり、駅前通りを下ったところにあった定食屋が唐揚げ専門店になっていたのは知らなかった。奥多摩交番の脇にクライミングウォールがあったが、いつからなのだろう。きっと遭難救助の練習で使われるものなのだろう。

4 Jan 2022

相模国一之宮と二宮を巡る。

一之宮である寒川神社は大盛況。境内を取り巻くように授与品売り場が出て、賽銭箱前のみならずおみくじの窓口にも列が延びる。(でも都内の寺社ほどでは。浅草寺など雷門から先が動かなかったみたいなことを連れが。)


電車で二宮に移動。半時ほど歩いて相模国二宮の川匂神社に着く。山里の神社という風情を残していて好ましく、一之宮とはうってかわって穏やかな雰囲気。茅の輪くぐりも落ち着いてできる。

二宮から駅に戻るついでに帰路左手に高まる吾妻山公園を散策。標高はわずか136メートルだけど、山頂は大展望台。丹沢山塊、富士山、箱根連山、伊豆の山並み、そして相模灘を越えて房総半島まで一望のもと。このあたりでは曾我丘陵や高麗山がよく知られていると思うけど、ここも来て損はなし。二宮に来た際にはぜひ。

9 Jan 2022

鶴巻温泉駅から比々田神社を参拝したのち大山南尾根に。


9日ともなれば相模国三之宮といえど初詣客の訪れは落ち着いてきて、寒川神社に詣でたときほどの混雑はなし。軒から5本も下がる鈴緒が途中で丸められて触れなくなっているのが見た目上残念だったが、状況的に致し方なし。


比々田地区のお寺も参詣しつつ大山南尾根へ。主稜線に上がる途中にある聖峰はとても見晴らしがよく、相模平野が一望のもと。このルートは閑散としているのではと思っていたがそうでもなく、昼時の聖峰には少ないながら常にハイカーがいるような状態だった。

聖峰からさらに上がった先の主稜線は高取山直下で、右手に登って達する頂上からは西側の展望がよいとのことだけれど、聖峰で眺めは堪能したので寄らずに左手へ、善波峠方面に下り出す。

善波峠からは吾妻山~弘法山に連なる稜線に乗る。しかし峠を超えて吾妻山に向かう途中、左手の中腹から大音量で音楽を流す集団があり、騒々しかったので早々に反対側の山腹に続く道筋に入る。こうして聖峰以降はどのピークも踏むことなく車道に出て東海大学駅に到着。そのまま帰宅。

15 Jan 2022

奥武蔵の子の権現、竹寺を巡る。

西武秩父線西吾野駅から直接子の権現を目指す。自分だけかと思ったらそうでもなく、前後に人影は尽きず。雪はほとんどなく、お寺直下の車道にうっすら残っていたくらい。到着したお寺はいつものようにハイカーの訪れが絶えない。以前寄った際にあったハイカー守りが授与品の中にまだあって嬉しく思う。

歩く人がだいぶ減った感の竹寺への道を辿る。お寺では境内に甘酒の大鍋が置かれ、志納で飲める。炭火で焼かれていた串団子と合わせていただく。団子も甘酒も美味しいこと、甘酒はおかわりまでした。繊細な飾り付けもそこここにあってひとを迎える気持ちに溢れ、ハイカーももっと寄るべきお寺かと。

竹寺から下り、天覚山から子の権現に続く山稜を前坂で乗り越えて吾野駅に出る。この山越えでは誰にも遭わなかったものの足下はよく踏まれており、きっと往時の生活道ではなかったかと。


駅に着いた時刻がまだ日のある時刻だったので、西武秩父駅に出て神社巡り。「秩父修験発祥の地」と御朱印にある今宮神社は押しつけがましくない雰囲気が好ましかった。

19 Jan 2022

誰の目にもわかる第6波。驚くほどの感染速度。

困ったものだ・・・

22 Jan 2022

用事があって都内に出たついでに、寺社巡り。目黒区にて。


目黒駅から急坂の行人坂を下った途中にある大円寺を皮切りに、蛸薬師、目黒不動、五百羅漢寺、海福寺と回り、大鳥神社を経て祐天寺までを歩く。参拝時間や休憩時間を含めて4時間くらい。

五百羅漢寺はこれらのなかで唯一拝観料が必要で、どうだろうと思ったものの、境内を経巡ってその必要性に納得がいった。多数ある羅漢像を維持保守するのに多大な費用が必要に。そしてここの羅漢像はお金出して見る価値があった。境内を出るころには拝観料は当たり前の感覚に。

祐天寺は東急東横線の駅名で以前から知っていたものの、その名のお寺があるとは初めて認識。大鳥神社から迷いつつ着いた境内は広々としながら清々しいもので、子どもたちが追いかけっこをして遊んでいたりジョギングをしている人が参拝したり。


どの寺社もそれぞれ個性的かつ人を拒むところがなくまわっていて楽しい。正月の賑やかさも一段落して人影も多くなく、半日のよい運動になったのでした。

29 Jan 2022

奥武蔵へ。

西武秩父線西吾野駅から高山不動、関八州見晴台と登って、稜線を顔振峠へ辿り、吾野駅に下る。


高山不動は関東三大不動の一つに数えられることもあるくらいで、不動堂の壮大さは一見の価値あり。残念なことに無人で、不動堂から少し下ったところにある本坊も同じ。交通が不便なのでいたしかたなしかも。

関八州見晴台は好展望。天覚山や大高山の稜線が低いながら美しい。ここから顔振峠までの道のりは概ねが植林の中のもので、あまり楽しいものではない。顔振峠の展望が救いなくらいで、学校道と呼ばれる山腹道を歩いた方が面白いのではと思えた。そのうち計画しようと思う。


早々に吾野駅に下りてしまったので、先日と同じく秩父に出て寺社巡り。今日も今宮神社に詣でる。あわせて過去に別当寺だったという今宮坊にも。金色に輝くご本尊の聖観音が優美で安らぐお姿だった。


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