Preface/Monologue2007年 1月


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三ツ池公園にて
ここまでのCover Photo:横浜・三ツ池公園にて
1 Jan 2007
謹賀新年。
今年も無事に山を歩いて行けたらと。
これを読んでいる皆さんも事故なきよう。
2 Jan 2007
元旦から陣馬山へ。山頂からは全身真っ白の富士山を遠望。
しかしそれ以上に生藤山の左右に顔を出す
奥多摩の山々が好ましく。とくに右の大岳山。
大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳が顕著な丹沢も高山の趣。
二日目は雲が広がりましたが崩れはせず。
よい歩き初めでした。
3 Jan 2007
なんとはなしに郵便局のホームページを見てみたら、
こんなお知らせが。

こういう路線はすでに珍しくないのですが(”第5集”と言っているくらいだし)、
それでも「切手にもなるか」と感慨が湧いてみたり。
東京中央郵便局では絵入り印まで押してくれるみたいですが、
大まじめでこういう印を作るのかと思うと感慨も二倍。
4 Jan 2007
仕事始めから午前様。
夕方から仕事を始めたとはいえ…
6 Jan 2007
一定以上の年収のサラリーマンは残業代をゼロにする法案。
是非が取りざたされてますが、安倍首相いわく、
「少子化対策のためにも必要」とか。
「残業代が出なければ早く帰り、食卓を囲んで家族の団らんが持てる」と。

なに言ってんですかねこの人。

時間がありさえすれば子供が養育できるとでも?
家計の収入が逼迫しているから子供を作るのをあきらめている人たちが多いのでは?
そのあきらめに拍車をかけようとしているのがわからないんですかね?
(残業代が出ていて子供も楽に作れるような勤労者は全体の何割?
 当然ながらゼロ化対象はかつかつな家庭も含まれるはず。
 当初はそうでなくても、消費税が上がったように、将来は必ず。)

それに残業代が出ようが出まいが8時間以上働かざるを得ない状況なんですけど。
欧米のように定時になったら問答無用で退社なんてしていたら、
リストラ対象の筆頭になるんですけど。
そしたら子供を育てるどころか一家で路頭に迷いますが。

この国はエラい人を首相にしているものだとつくづく思います。
この法案を推進している厚生労働省もエラいかたがたが集まっているようで。
みなさん少子化対策を考えていらっしゃるようで、頭が下がります。
惜しむらくは素人にもわかる方向違いが難ですが。
日本の未来はバラ色ですな。

あーまた怒りのセリフを吐いてしまった。
7 Jan 2007
大相撲初場所初日。今日の安馬は凄かった。
なにが凄いかというに、豊真将相手に絶好調時の相撲を取って、
悲壮感を微塵も感じさせなかったところ。
お父さんをなくしたばかりだというのに…

朝青龍もまた凄かった。露鵬に押し込まれかけてあわやと思ったのも束の間、
尋常ならぬ集中力で見事な上手投げ。負けた露鵬も納得顔だった。
しかし稽古不足だというのにそんなに順調に勝てて大丈夫だろうかと、
余計なお世話を言いたくもなり。なんで勝てないんだ露鵬、とも。

琴欧州も加えて凄かった。ライバルの稀勢の里相手に、
初場所初日から変化のはたき込み。
勝ちにこだわる気持ちはわからないでもないが、
大関なんだから真っ向勝負を望みたい。安馬のような。
8 Jan 2007
ほんとうにひさしぶりに冬用ヤッケを新調。
最近はカーキや黒もあるようで、なかなかシック。
これって昔から?昔といってもいつくらいの昔?
以前はなんでもかんでも蛍光色だったような気が…
加えて、かなり安くなっている気も。
安いのを買ったからかな。
12 Jan 2007
近ごろ陰惨な事件が多いですね…
それも恨み辛みとか、苛々が爆発しての事件とかが目立つ気がします。

尋常でない出来事は今と変わらず昔もあったことでしょう。
しかしこんなにかたまって発生するのは、
時代のせいではと思えます。
14 Jan 2007
新しいヤッケを着て奥多摩、六ツ石山へ。山頂は一面10センチくらいの雪。
切り開きから甲斐駒、鳳凰三山、白峰三山が望めました。

境橋からハンノキ尾根を登り、石尾根途中から三ノ木戸林道に下ったので、
山頂で団体に遭遇した以外はあまり人にも遭わず、
比較的静かな山でした。
15 Jan 2007
昨年11月に、寺田政晴氏が亡くなられていたとのこと。遅ればせながら雑誌記事で知りました。
山と渓谷社『アルペンガイド別冊 東京周辺の山』(1985年)の氏が執筆された奥多摩の章は
山域への思いが表れるもので、それは2000年刊の『アルペンガイド 奥多摩・奥武蔵』でも同じでした。
そのうちガイド記事の制約を離れたエッセイでもと思っていたので早すぎる逝去はとても残念。
ご冥福を祈ります。
17 Jan 2007
子供のころ、LOOKチョコは特別なチョコで、
ネクターは特別な飲み物でした。
ミルキーも好きでした。歯の詰め物に気を遣いますけど。
それはいまでも同じだったのですが。

ペコちゃんが泣いています。アホな大人のせいで。
21 Jan 2007
関東地方は先週今週と天気が目まぐるしく変わる。
平地も雪催い。
北風が吹く晴れの日々はどこに。
22 Jan 2007
納豆でテレビ界が騒動になっているようで。
納豆そのものはあいかわらず健康食品ですが。
しかし…たとえいまの季節であっても(寒いので傷まなさそうでも)、
山には持っていかないだろうと。
「お湯で戻せる納豆」なんてのがあっても、需要は少なそうな気が。
やはりあれは熱いご飯にかけて食べるのが一番。
25 Jan 2007
遅ればせながら『山と渓谷』の2月号を手にとってみました。
(表紙の紙質が変わって開きやすくなりましたね)
特集タイトルは「遭難する人しない人」。昨年10月の丹沢大山での遭難ルポもあって。
つくづく道に迷ったら意地を張らずに、面倒くさがらずに、
元来た道を戻るべきと思いました。

「迷ったら原点に戻れ」というのは普遍的真理なのかも。
山登りとはじつは意識せざる哲学的実践なのかも。(大げさか)
28 Jan 2007
夕食後、台所で洗い物をしているとさかんに猫の鳴き声が。
窓を開けてみるとこちらに向かって顔を上げている子猫が一匹。
食べ物を手に外に出てみたものの食べようとせず、
ただ鳴きながら足下を巡るばかり。
家の中にまでついてきたものの落ち着くことなく、
しかたなくまた外に出してやると、いつのまにか鳴き声が小さくなり、
しまいには聞こえなくなって。
ただの迷子ならよいのですが。


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