Preface/Monologue2011年 2月


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ここまでのCover Photo:横浜、舞岡公園にて
1 Feb 2011
道志二十六夜山で遭難があったという。
キノコ取りの下見に行ったという高年の女性二人が、
急斜面の下の沢で遺体で見つかったとか。ご冥福を祈る。
しかし二人で行っても危ないときは危ないということか。
どうしたものか。
6 Feb 2011
三連休に連れと山歩きを予定しているので、本日は二週間ぶりに一泳ぎ。
平泳ぎのキックが若干改善されたことを実感。しかし若干。
どうもまだヘンな形で泳いでいるらしい。

自分で自分の姿が見られないものについては、
一人で練習するのは悪い形が固定化する危険性を常に孕んでいる。
だからゴルフなどはまずレッスンプロに付けと言われる。
ただ歩くだけの山はそうでもないかもしれないが、
装備とかペース配分とか、先達に学んだ方がよいのではという項目はある。

自分の場合、完全に独学我流だったので、
いまだになにか抜けているかもしれない。
冬山講習とか沢登り教室とかは、
受講したんですけどね・・・

9 Feb 2011
さて連休だ遠出でも、と思ってたら雪催いか。
いままで記録的な晴れの日続きだったのにどういうことだ、
と言ってみてもしかたなく。

ひさしぶりに軽アイゼンくらい出してみるかと。
11 Feb 2011
三連休初日は平野部でも降雪。歩きに行く気がせず。
新聞記事によると丹沢大山のケーブルカー乗り場も積雪があるとか。
好天続きだった関東南部の山も、すっかり雪景色になっているものかと。
12 Feb 2011
天気も悪いし連れと出かけるのにアイゼンもなかろうと、
茅ヶ崎なんぞへ。山ではなく。茅ヶ崎市美術館へ。
茅ヶ崎に縁のあるかたたちの作品が多数収蔵されており、
そのうちの数十点を出品する冬季収蔵作品展に。

どこの美術館、博物館も、その個性と熱意は、
収蔵品の展覧会を見ればわかる気がしています。
こんなところにこんなものがと思えるものが展示されていたりも。

茅ヶ崎美術館は、予想よりこぢんまりしたものでしたが、
そのせいでかじっくり観覧できました。
今回の展示では田澤 茂「樹炎菩薩」がとくに気に入りました。

どこに行ってもなにかしら発見はあるものです。
隣市の平塚市美術館でも収蔵展を行っているようなので、
そのうち行ってみようかなと。
13 Feb 2011
やっと天候が回復したものの、
もはや出かける気がしない三連休最終日。
なのでプールで一泳ぎで終わり。

そのプールに出かける途中、
高台ですれ違った女性達が遠くを眺めて「白い!」と叫ぶ。
振り返ると、丹沢山塊の背後にある富士山が全身真っ白。
丹沢山塊自体もあちこち白く。

昨日一昨日の降雪は山の姿を一変させていて。
一緒に歩いていた連れ曰く、
「山に行きたくなるね」と。
14 Feb 2011
首都圏、この冬、初めての積雪。

山でより早く、地元で雪を踏むとは・・・
イカンなぁ。
15 Feb 2011
立春を遙かに過ぎたせいか、安定しない天候に。
天気図を見ればすでに西高東低が崩れている。
週末の予定が立てづらい季節に。
16 Feb 2011
コミック 『孤高の人』14巻 発売。まだ未読。

いよいよパートナーを得ての山行に踏み出す主人公。
モデルとなった実在の人物の最期が知られているだけに、
どういう結末となるのか、緊張感が高まる。
正直言って、読むのがコワイ。
20 Feb 2011
近所のホームセンターに出かけてみると、
お歳暮在庫一掃セールらしきを実施中。
高価そうな缶詰詰め合わせとか、サラダオイルセットとか、半額で提供中。
目を惹いたのはスティックコーヒーの盛り合わせセット。
半額で2,000円弱。

山に持っていくのによいかと手が出そうになったものの、
衝動買いを抑えて同館内にある食品売り場に行って確認。
似たようなスティックコーヒーが10本入りで200円。
セール中のは45本入り。

半額にしても倍近く高いではないか。
それほど高級品にも思えないし
(だいたいフリーズドライのスティックコーヒーに高級も何も)。
しかし贈答品って、4倍近い値段を付けるもの?
箱代を考えても、高過ぎ。
23 Feb 2011
日帰りしにくい山域は山中泊かな、
体力が低下しているからシェルターなんてどうだろう、
などと探してみたら、最近は本当に軽いのが出ていて。240gとか。

しかし結露はかなりのものだろうと、ゴアテックス製のものを見ると、
とたんに重量が倍くらいになる。価格もそれなりに。悩ましいところ。
さらにモスキートネットやらフライやらつけたら、テントと変わらない。

そんなことを言っているうちに夏になりそうな気が。
25 Feb 2011
過去に何度か書いている気がしますが、
今年も、蛙が目を醒ます時期となりました。

昨夜遅くに風呂に入っていると、低く穏やかに鳴く声が。
日中、暖かだったものですからねぇ。

それが本日、仕事から帰ってきてみると、
これまた毎年のように、さっそく車道でまったいらになってしまっているのが。

そして毎年思うのですが、なんのために目を醒ましたのだろうか、と。
山とは言わず、もう少し里らしいところ、
車の少ないところで生まれていればよかったのにねぇ、と。
27 Feb 2011
花粉かなにか不明なものの、
ひさびさのアレルギー性鼻炎で本日は事実上無に。
春の低山を歩いても平気なんだが・・・
ハウスダストだろうか。


土曜日は平塚市美術館の所蔵品展へ。
茅ヶ崎市美術館で気になった田澤茂の作品が展示されているのに惹かれて。
『魑魅魍魎・銀』と題された作品がとくに面白く。
妖怪には惹かれますねぇ。

ほかにも、井上三綱『風の中の牛』とか、なかなかステキでしたわ。
屏風に描かれたモダンな牛。
ネットでは小さな写真でしか目にできませんが、
実物は横幅3メートルを超える大作。

平野杏子のシルクスクリーン『オトタチバナヒメ』のシリーズもよいでした。
波の表現がとてもキレイな作品で。
一枚ほしいな、と。(無理だけど)


ロビーでの樋口健彦展も愉しいものでした。
漆黒の味わい。
樋口健彦『大黒玉』他。
「展示室内」は撮影禁止です。ロビーは可(のはず・・・)。

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