Preface/Monologue2004年 2月


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1 Feb 2004
中央本線の高川山へ。眺望に優れた山で、短時間に登れるとは知っていたものの、その手軽さが受けてかなり賑やかなのではと思い登らずじまいだったのでした。

山頂着が3時半だったので静かなものでした。先客は一名だけ。心ゆくまで周囲の眺望を堪能しました。富士急が走る谷間の広さと奥行き、間近の九鬼山から御前岩に続く稜線が奇妙に上下していること、道志の山々が白くなっていたことが印象的でした。
2 Feb 2004
そうなりたいと思うのですが、木の幹を見ただけではなかなか何の木かわかりません。

最近、ウリハカエデもわかるようになりました。若木に限りますが。
8 Feb 2004
先週の日曜日は中央本線沿線の高川山に登りましたが、本日はその隣の鶴ヶ鳥屋山へ。

笹子側から登るのは眺めのない急登の連続で気が滅入りそうなので、反対側の宝鉱山跡手前からにしてみましたが、登り口がわからず適当に登っていったので稜線に出るまでかなり苦労しました。

”恩五八六石標”を目指す下りも山頂直下は急なうえにところどころ踏み跡が凍っていて、歩みの捗らないこと。そのせいで皆敬遠するのか、山頂着が二時だったせいか、山中ではだれにも会いませんでした。
11 Feb 2004
ちょっと前など、昭文社の『高尾・陣馬』の地図を広げても「めぼしいところは登ってしまった」と思ったものですが、どうしてどうして。宝鉱山からの鶴ヶ鳥屋山など少々の冒険心を起こせば行くべきところはいくらでもあるのでした。もっとも、季節は春までですが。それ以降になるとヤブがうるさくなるところは眺めがなくなって方向を見定めるのに苦労するかもしれず、なにより暑くて歩いていられなくなるでしょうから。
15 Feb 2004
本日は昼から高尾山に。

高尾山口から6号路を琵琶滝まで辿り、滝脇から稜線に上がって2号路から4号路とつなげ、山頂近くに出たもののてっぺんは割愛して1号路を下りました。しかし高尾山口には行かず、途中で寄り道する金比羅神社から細い山道へ。指導標があってJR高尾駅に向かうとある道で、以前来たときに気になっていたものです。社からわずか12分ほどで落合の住宅地に出てしまいましたが、踏み跡もしっかりした静かなよい道でした。舗装道に出てから15分ほどで高尾駅に着き、高いままの日差しのなか電車に乗り込みました。
21 Feb 2004
久しぶりに自分の持っている二万五千図を棚卸ししてみました。

山を歩き出したころに愛用した奥多摩周辺の地図に赤線が引かれ、山行日が記入されているのを見て、この頃こそ未知の領域に入り込んでいく楽しさと緊張感と憧憬とで満たされていたことをあらためて思い出しました。

最近は記録も大雑把なもので…。
27 Feb 2004
2月だというのに、関東南部はいやに暖かい。
もう西高東低の冬型気圧配置も崩れてきているのでしょうか、天気図を見ると春めいた等高線(じゃなくて気圧線)の並びが。
菜種梅雨に入る前にもう少し山に行きたいものです。
29 Feb 2004
中央本線沿線の権現山と扇山を結んで歩いてきました。

天気予報で山梨東部は午前中の降水確率が50%とされていたせいか山中にはだれもおらず、二山の頂をそれぞれ独占していきました。もっとも扇山の方は山頂着が夕方4時前だったのが主たる理由でしょう。いずれの山も北側斜面であろうと雪のひとかけらも見えず、少々拍子抜けでした。もう春だということなのでしょう。

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