Preface/Monologue2004年 3月


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百蔵山から大月市街周辺の山々:三ツ峠山(右上)、高川山(中央)、岩殿山(右下)
ここまでのCover Photo:百蔵山から大月市街周辺の山々三ツ峠山(右上)、高川山(中央)、岩殿山(右下)
7 Mar 2004
先週暖かくなった関東南部ですが、このところ寒い日々が続いています。
空模様も朝晴れていたかと思うと不穏な雲が空一面に去来し、昼過ぎにはまた晴れるということも。これまた春の兆しなのでしょうか。
11 Mar 2004
いまの職場の窓からは丹沢、高尾、奥多摩の山並みが見渡せます。少し前まではかなりきれいに見えたものでしたが、さすがに最近暖かくなって、靄がかかって見えるようになってきました。視線を落とすと公園の木々が見下ろせて、わずかに葉を出し始めたのや小さな花をつけたのが目にとまるのでした。
14 Mar 2004
この日曜は大菩薩山塊周辺のセーメーバンなどに行ってみようと朝早く家を出たのですが、乗換の中央線が人身事故で止まってしまっており、予定していた大月からのバスに乗れないことに。

ハイカーでごった返す高尾駅で中央本線に乗り込むころにはタクシーに乗る気も失せ、車内で方針転換。猿橋駅で降りて九鬼山への行程を途中までたどり、菊花山へ。これだけでは歩き足りないので、大月市街に下って岩殿山に登り返し、山越えして猿橋駅へ。短い行程でしたが、ほどほどにくたびれました。

そこここから本日登り損なった山が望めて、そのたびに多かれ少なかれため息が出るのでした。
18 Mar 2004
低山の山頂では、小さな虫が飛んでいました。冬眠していたのも活動を再開していることでしょう。啓蟄はすでに過ぎていたのでした。
21 Mar 2004
昨日の荒天のせいで大菩薩の高いあたりの山々はみな雪化粧でした。
一日も終りに向かうころ、斜の日を浴びてひととき白銀の光芒を放っていました。
28 Mar 2004
本日は午後から高尾山へ。日影集落から登って3号路を下り、琵琶滝に出て高尾山口へ。3号路いいですね。木々が見応えあって比較的長くて静かで。静かなのは例によって遅い時刻だったからかもしれませんが。

しかし行き帰りの電車はさんざん。音を立ててガムを噛む中年女性から始まって、落ち着きのない兄ちゃんやら抱いている子供の靴を脱がさない母親やらが次々と席の隣に来てストレスがたまることたまること。行きに孫に大声で説明する老人があれば帰りにはぜんぜん泣きやまない赤ん坊もいて、静けさとは無縁の車内でした。

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