Preface/Monologue2017年 12月


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桑柄山山頂から望む西上州の山々
ここまでのCover Photo:桑柄山山頂から望む西上州の山々
1 Dec 2017

加齢とは、時の単なる加算に非ず、時の経過の加速也。

極端なことを言えば、
昨年末が、半年と少し前くらいなような感覚。
2 Dec 2017

川崎フロンターレ、遂にタイトル取得。
それも、最も価値あるリーグ優勝。
選手、チームに、おめでとう。
そして、みなに感謝。

しかしここまで長かったなー。
2位止まりなのは10年以上前から繰り返しているものの、
今年などは元旦から天皇杯決勝で負け、
ACLで浦和に大逆転負けを食らい、先日のルヴァン杯決勝でも負け、
もうここまで来たらタイトルを逃すのがホントに芸風と思うしかないのか、
と思っていたところだったので。

中村憲剛が現役のあいだに獲れてよかった。
(できれば、「川崎山脈」があったころに獲れていれば、
なおよかったのだけれど、それはもはや言っても詮無し。)

次、近いところではゼロックス杯かな。ぜひこれも。


じつは本日、
渋谷の紀伊國屋書店でアンタークに遭遇。
連れて帰る。


宝石の国展、12月4日まで。
3 Dec 2017

12月。

この月にある、やるべきことの一つ、大掃除。
まずはカーテンの洗濯など。

好天の日は、山によいが、掃除にもよく。
10 Dec 2017

初冬の日本民家園へ。
園内はすでに冬枯れかと思っていたところ、
散り残りが日に映えてまだ華やか。

古民家のいくつかではまだ囲炉裏に火が入っていて、
そのうちの一棟で板間に上がり足裏を炙る。
杉の木がよく爆ぜていた。



八日僧なる風習が再現されていて、
高い竹竿の上に竹で編んだ笊が掲げられている。



十二月八日にやってくるという一つ目の妖怪を退散させるために、
目の多い笊を遠目にもわかるように出しておいたらしい。
川崎市多摩区でのかつての習わしだったとか。

帰路は低いながらも稜線を歩いて枡形山へ。
山頂(というほどの高さでもないが)の展望台から奥多摩や丹沢を望見。
霞んでいて雪の有無は見分けられず。
12 Dec 2017

昨夜、 久しぶりに夜空にオリオン座を見た。
まだ東の空近くに横たわり気味だった。

それかあらぬか、近ごろ空が狭くなったせいか、
冬の大三角形まではわからなかった。
14 Dec 2017

受けた批判を中傷と言い換えて開き直る厚顔無恥。
中傷してるのが言うからタチが悪い。
きっと批判と中傷の区別がつかない、つける気もないのだろう。
なにせ事実など二の次三の次なのだから。

品性とは、と思うこの頃。
17 Dec 2017

山に行こうと考えたものの、いろいろあって川に行く。
街中の川縁を中流から下流域へ。

三面工法の中を流れる川は本来の川ではない。
猫の額ほどでも河川敷がないと。

冬空を映して水面は鮮やかだったけれども。
22 Dec 2017

テレビのニュースでは柚子湯の浴槽。
我が家の食卓には小豆南瓜。

明日から日が延びると考えれば、
冬至もまたいっそう愉し。
24 Dec 2017

近ごろの(お菓子の)ケーキは、以前より高価で、
以前より小さい。

ケーキに限らずだけど。
28 Dec 2017

全く年末感が湧かないまま年の瀬に。

夜遅く帰宅する途中、見上げればオリオンが中天に。
左下に双子座。

冬の大三角形を久しぶりに。
変転する世にあって変わらないのは星の配置ばかりかと。

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