Preface/Monologue2018年 1月


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”横山の道”西端にて
ここまでのCover Photo:多摩丘陵 ”横山の道”の西端にて
3 Jan 2018

謹賀新年。

元旦とその翌日と、低山とはいえ連続で山歩き。
この元気が一年続くようにと。
5 Jan 2018

寒い季節になると、早く暖かくなってほしくて、
二十四節気が気になる。

冬至から日は伸びてはいるものの、
この日(1/5)の小寒、半月後の大寒、ようやく来月の四日に立春。
実際には彼岸の春分の日まで寒さは続く。

寒さとしてはあと一月半。
低山で雪が見られるのもそれくらいか。
10 Jan 2018

年末年始出勤の代休で、日帰り入浴施設へ。
ともあれ温泉と名の付くものに入りたく。

平日なのでお客が少なく静か。
久しぶりに脚を伸ばして湯につかれて何より。

帰路、かなたに武甲山らしきの山影を。
あちこちの山が遠くなってしまった昨今。
14 Jan 2018

横浜北部の高台でバスを降りる。初めて来た場所。
あてはなし。とりあえず遠くに来てみただけ。

高台なので富士、丹沢、大菩薩が見える。わりと近い。
本日は冬晴れなので稜線は明確。

だけど主にマンションが邪魔して、広い眺めは得られない。
それでも少しでも展望をと農地残る平坦地を逍遙する。
無人販売でユズなどみつけておみやげに。

こうして行き当たりばったりに歩き回り、そろそろ帰ろうかと、
浅く広い谷間に降りる。そこは車が多く行き交うところ。

彼方にも低い丘陵が望め、そことのあいだに、
期待通りに川が流れている。その流れに沿って川下へ。

30,40分も歩くと、海に注ぐ一級河川に出会う。
その川に沿って、さらに川下へ。見慣れた風景が近づいてくる。

地図なしで歩いた午後。
街中では、山とは違って、川に沿って下れば、なんとかなるもの。
まぁいざとなればバスに乗るなりタクシーをつかまえるなり。
21 Jan 2018

午時、三浦半島の葉山にある仙元山に登ってみると、
そこそこ人がいた。単独行者に親子連れが食事中。
自分も麓で買った大判焼きをザックから取り出す。

見下ろす相模灘が明るい。本日随一の展望。
最寄りバス停から半時程度で着くのでお気楽なもの。
しかし山姿の人たちは三浦アルプスを踏破してきたのかもしれない。

自分は逆コースを行く。
仙元山から観音塚、乳頭山。
細かなアップダウンがあって負荷は低くない。

開けた場所もなく、見通しは梢越し。
地味な上にも地味な行程だけれども、
複雑に入り組んだコースが、
山を歩いている気にしてくれる。

南尾根の中程では、車の音が聞こえない。
せいぜい標高が200メートル程度しかない山域にあって、
この静けさは貴重なもの。

乳頭山からは、疲れたのでいつもの東逗子へ。
常緑樹の葉が西日を受けて、朱色の光点を明滅させている。
明日は積雪かもとは思えない日だまりの低山。
23 Jan 2018

草津白根山が突然噴火。

草津白根噴火と聞いて、湯釜が爆発したかと思ったら、本白根。
しかも、亜硫酸ガスを吐き出している山頂周辺でもなく、鏡池近辺だという。
こんなところが爆発するとは、というところが爆発したとか。

実際には、水蒸気爆発の模様。
溶岩が出てきたわけではない。
しかし噴煙が上がり、噴石は飛来。

すぐ近くをスキー場のゴンドラが運行している。
録画されたゴンドラに当たる噴石の音を聞いていると、
なかにいた人たちは、文字通り、生きた心地がしなかったのではと。
28 Jan 2018

朝は登りに行く気でいた。
窓を開けて見上げてみると、一面の雲。

それで遠出を止めにした。
近場での用事を済ますため、午後も遅くなってから外出。

店に入って、しばらくしてから出てみると、
日が差している。空の半分は青い。

ちょうど山を下って半分くらいな時刻。
登っていたら。
31 Jan 2018

ブラッド・ムーン。



取り巻く雲まで血に染まってるかのように。
皆既月食の夜。

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