Preface/Monologue2013年 12月


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殿平から秋山山稜を望む。中景は大月市街
ここまでのCover Photo:殿平から秋山山稜を望む。中景は大月市街
3 Dec2013
洋行帰り。
長時間のエコノミー座席は腰に来る・・・
5 Dec2013
秘密保護法案。

自民党と公明党は何をやっているのか?
こうまで繰り返して強行採決するどんな理由があるというのか?

「自由と民主主義」を守るというのなら、
その根幹は”表現の自由”と”知る権利”にあるということを、
改めて勉強してこい、と言いたい。

これを損なうものは全体主義ないし国家主義に通ずる。
上の二党は、新たな戦前の幕を開けたいわけか?
6 Dec2013
特定秘密保護法案、成立。

自民党と公明党のみなさま、歴史に名を残すことができておめでとう。
この日は新たな戦前の始まった日として史書に末永く残ることでしょう。

「内心は反対だったのだが党の決めたことなので」などという言い訳は不要。
自信をもって堂々と、国家の安寧のために国民の自由と権利を束縛した、
と言って下さい。

たとえそれが本末転倒であると薄々感じていたとしても。
8 Dec2013
土日は風邪をひいて、自宅療養。

J1。川崎は最終節で横浜に勝利。
TV観戦でしたが、なかなかに面白い試合でした。
横浜ばかりに注目が行っていたので、
地元の者としては、一矢報いた気分にも。

翌日のJ1参入決定決勝戦の、京都−徳島戦も同様。
序盤こそ圧倒的に京都かと思ったものの、
CKと切れ味の良いカウンターで徳島が2点先行。
そしてそのまま勝利、初の四国発J1チームへ。
さて来年、どれだけ暴れてくれることやら。

来年のWorldCup組み合わせも決定。
この週末は、山へは行けなかったものの、
サッカーの話題で充実したものに。
12 Dec2013
いまが師走だということを忘れるほどに、気分は多忙。

週末の土曜は出勤だし、
毎日のように予想外のトラブルが発生するし、
で、年賀状の作成も例によって進まず。

心穏やかに、三連休あたりで登り納めに行ければ、
と願う毎日。
15 Dec2013
昨日の土曜は出勤だったし、ここしばらく風邪気味なので、
日曜日はおとなしく自宅で過ごす。

配送された『新ハイキング』最新号など読むと、
群馬の大峰山を九月に訪れたところ、
ヒルが多くて参った旨の報告が。そうだったのか・・・

いつか行こうと思ううちに年数が経ったが、
季節は選ばなければということか。
19 Dec2013
”エクストリーム出社”。

”エクストリームアイロンがけ”あたりの派生か。
出社する前に一仕事するみたいなもので、
本日見た番組では、高尾山に登って朝日を見るというのをやっていた。

自転車で山手線を一周とか、
同じく一周でも、公共交通機関使用とはいえ東京湾一周とか、
挑戦心旺盛な猛者があちこちにいるようで。

その日一日通して仕事になるのだろうか・・・
どこかで寝そうな気がする。
21 Dec2013
連れと鎌倉へ。

源氏山公園から、久しぶりに化粧坂を下ったが、
かなり高いところから場所に似つかわしくない住宅が建っていて、
随分と落胆させられた。(下の方はそうでもない)

どこにどんな家を建てようと勝手?
今の日本では”街並み”とか”景観”を守る規制はかけられない?
そういう考えが、観光地としての価値を下げていっていることに、
まだ気づかないのだろうか。

もう化粧坂を上下することはない。
腹が立つだけ。
(明月院前の通りも、そうなりつつある)
22 Dec2013
ひさびさに大菩薩方面に。
主稜ではなく、大月からハマイバ方面行きバスに乗り、途中で降りて、
真木川左岸の山稜を探索。

行きの車窓では、あちこちに雪が着いた稜線が望めて。
丹沢、奥多摩石尾根、大菩薩主稜、御坂の三ツ峠山・鶴ヶ鳥屋山。
北都留の権現山も。扇山はどうだったかな。
先日の悪天候で降雪したらしく。


ご連絡
”ゴゼの頭”とされるピークで、Canonのデジカメ拾得。
持ち主のかたの名前らしきがテプラみたいなので貼られています。
カメラ自体は雨に打たれて壊れているような気がしますが、
カードは生きていました。二匹の飼い犬がたくさん撮影されています。
最終撮影日は12/13、落ち葉が写っていました。
運良くこのページを見た心当たりある方はご連絡を。
23 Dec2013

恵比寿の山種美術館へ、
小林古径と岡村土牛の絵を観に。

小林古径<紫苑紅蜀葵>左隻・部分

古径の絵をまとめて観て、展覧会の紹介にあるように、
澄明な絵だと納得。
写生ではない、完成した絵では、確固とした線に、
背筋を伸ばした画家の姿が立ち現れるよう。

同門の後輩にあたる土牛の絵が併せて展覧されていたが、
”線”の古径とすれば、”面”の土牛、なのに、
同じ主題を描いたものを並べてみると、古径が土牛のような、
土牛が古径のようなのを描いているように見えるのがあって、
これまた紹介にあるように、二人には通底するものがあったのかもと。

土牛の絵で、菅平に取材した雪の山、というのがかかっていたが、
あれはきっと四阿山なのだろうなと。
スキーもしたのだろうか、とも。
24 Dec 2013
屋久島。憧れの山であり、パワースポットでもありで、大盛況らしい。
休日には屋久杉に続く登山道の脇にあるトイレに、
行列が30メートルできるのだとか。

そんなこんなで、
島の観光客に入島税を課すべきか論議が続いていると。

課せばいいのではないの?と思う。
手にした資金で登山道整備をしたほうが自然保護、
つまり観光資源保護になるのではと。
25 Dec 2013
山にも時代の流れがあるように(山ガール山ボーイが隆盛、とか)、
美術にもそのときどきの傾向というものがある。

朝日新聞夕刊の展覧会評に、
「独創性や進歩を旨とする近代を批判し、
引用や多義性を重んじたポストモダンを経て、
今や美術界は、奇想、細密、超絶技巧に注目が集まる。」
とあった。

現代は、小手先の技術と思いつきを持て囃し、
理想なるものには興味がない、と読める。
まぁ、出尽くした感があるのかも。
(西洋音楽も似たようなものかもしれない)

近ごろ細密な写実画が流行なのは知っていたが、
今またカメラと張り合ってどうするんだろうかと。
絵を観せるのではなく技術力を見せているだけ、
なのではと。
26 Dec 2013
「経済大国」なる心の拠り所を無くした民の、
すがりつく先は、内向きの優越感か。

貿易と観光で食っていかなければならない国なのに。
28 Dec 2013
年末年始休暇、開始。

しかし休みとは言え、年内はいわば半自宅待機状態で、
遠出はもちろん、山にも登れない。

しかたないので撮りためた映画を観て、
積んである本を読む。

腰が据わると思えば、悪くない。
31 Dec 2013
大晦日。

あまり、”行く年来る年”な気分ではない、
ざわついた感触の、今回の大晦日。

ともあれ、簡単に部屋の掃除などして、
新年を迎えることにしよう。

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