Preface/Monologue2021年 8月


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乗鞍岳、剣ヶ峰山頂から畳平方面を望む

ここまでのCover Photo:乗鞍岳、剣ヶ峰山頂から畳平方面を望む

5 Aug 2021

岡山へ、連れの実家に里帰りしていたついでに、県東部の那岐山と後山に。いずれも周りに高い山がないので眺望は素晴らしい。低いとはいえ中国地方らしい急傾斜の山々が波頭のように広がり、朝方に靄がかかれば高山での眺めと遜色なし。

しかしやはりこの季節に山歩きは、とくに日差しが遮られない尾根筋での登高はきついものが。むしろ眺望がなくても風の通る樹林帯のなかのほうが快適。那岐山も後山も近くの山を結んで縦走すると、笹のなかを行くところが多々あり、日差しを浴びて苦労する。低山といえど、早朝出発が必要。

今回大いに参考にしたのは2年前くらいに新しくなった分県登山ガイド。地図が大きくなっていて、那岐山のように”山と高原地図”に載っていないところを歩こうとする身にはとても助かった。

8 Aug 2021

昨日は立秋。これから出す挨拶は残暑見舞い。


いろいろ自粛を求められるなかで開催された五輪。閉会式の今日、開催についての町の声を流していたなかには、「それまで家に閉じこもったばかりだったのが、出かける気分になれてよかった」みたいなことを言うかたも。

10 Aug 2021

銀ブラしたIOCの大物がいたそうな。その行動の是非について問われ、「不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきもの」と某五輪担当大臣。

感染拡大のさなか「強力なメッセージの発信」を求められているときにこの発言。大臣とあるが所詮は一担当。忖度お疲れ様。


三笘くん海外移籍。寂しくなるなぁ。
守田やアオとともに欧州で名を轟かせて!

13 Aug 2021

涼しくなってからの山行計画を練るさなかにも、怒りが湧く。


ひとを死に追いやっておいて、誰も罪に問われない組織。

少なくとも業務上過失致死罪あたりに問われる者が出るはずなのに、責任者への訓告とかで幕引きを図る。


水分を飲み込むことさえできない状態なのに、「鼻から牛乳」と言い放つ。

人間を動物扱い。
これもまた、お・も・て・な・し。

15 Aug 2021

もう秋の長雨が始まったのかと思える降雨。
本日の東京など10月並みの気温だとか。

それでも週間予報を見れば来週後半には真夏日が連続するらしく。
暑いほうが夏らしいといえば夏らしいけれど。

17 Aug 2021

15万円もの手数料を支払って届いた開示資料は段ボール3箱。
その中身はほぼ全て黒塗り。

遺族に向けて、黒塗りの文書を段ボール3箱に詰めさせた人々。
もはや空恐ろしい。

19 Aug 2021

いくら読み間違えるにしても、「感染拡大を優先」はないだろうと。
いかに字面だけ追っているかが明瞭に。


千葉真一氏、逝去。コロナウィルス罹患での容体急変。
彼主演のキーハンターの回はカッコよかった・・・
ご冥福をお祈りします。

21 Aug 2021

映画『ザ・スーサイド・スクワッド』を。前作と異なり定冠詞が付いている。決死部隊と言うならコイツラだ、というわけか。

映画の日本語副題「”極”悪党、集結」はほぼ意味がない。まず決死部隊のメンバーが悪党であるという感じがしない。ネズミ扱いの少女や亜空間ウィルスに冒された青年はとくに。集結と言いながら、ウイル・スミスのスケジュールの都合でデッドショットもいないし。

引き続きマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインはカッコよい。囚われ場所から単身脱出する際の大暴れっぷりは爽快そのもの。『華麗な覚醒』より数段マシ。これでまず元が取れる。

前作同様に親子関係が重要なエピソードに。ラットキャッチャーの父親が娘に送った言葉が生きにくい今の時代に沁みる。スーサイド・スクワッドで泣けるとは思わなかった。

グロ描写満載のジェームス・ガン演出は好みが分かれるところかも。前作の方がクリーンな印象。

24 Aug 2021

二瓶正也氏、逝去。21日、享年80歳。

初代ウルトラマンのイデ隊員。
『故郷は地球』での、不正義に怒る姿は忘れられない。

怪獣と戦う立場ながら人間味ある役を、嫌みなく演じてくれた。
人柄のなせる技に違いない。

ご冥福をお祈りします。

25 Aug 2021

J1、川崎、ついに黒星。福岡に1-0。

福岡に負けたのなら仕方ない、と思える。
長谷部監督、思いっきり先発メンバー変更。
これで川崎の事前スカウティングはほぼ無効化。

それでも前半は押していたのだけれど、ここ数試合と同じく点が取れない。
ACL、天皇杯とあって、疲れが取れないのかも。
引き分け2回の負け1回。
このままずるずると行くか、どこかで立て直せるか。


しかし決勝点のクルークスのシュートは見事の一言。
褒めるしかない・・・。

27 Aug 2021

NHKBS『美の壺』という番組で、「山」を取り上げていた。


鳳凰三山の地蔵岳オベリスクを、ドローンで周囲から撮影。
クライミングシューズを持参して挑戦しに行きたくなったけれど、いろいろ衰えた現在、どこまで上がれることやら・・・。

何事にも、旬の時期がある気がする。


番組は、途中からBGMのクラシック選曲がうるさいものになってきて、感動させようという意思が露骨すぎて興ざめだった。

29 Aug 2021

涼しい映画館に、M・ナイト・シャマラン監督の最新作『OLD』を。

プライベート・ビーチに招待された人々が急速に老いていく物語。
腐敗すら急速に進み、死体は一日経たずに白骨化する。
逃げたくても前方の海と後方の岩場に遮られて脱出することができない。
どうしてここはこうなのか、ここに自分たちが連れ込まれた理由は?

荒唐無稽ながら事態は容赦なく襲いかかる。
開けた場所での恐ろしい閉塞感。
文字通り残された時間は僅か。
胃の痛くなる展開が次々と。

この監督の作品をみな観たわけではないが、出世作のシックスセンスや、
わりと最近ので言えばヴィジットとかに比べると、画面が荒い印象が。
映っているもの以外を想像させようという意図があるらしい。

放射能汚染区域と同じく、絶対に立ち入ってはならない場所。
そこに平気で人を送り込む神経こそ、本当の恐怖。


川崎まだ死なず。リーグ戦で札幌に勝利。
とはいえすぐまたルヴァンカップの試合が。文字通り休む暇なし。
割り切ってベテランはどこかで完全ベンチ外にすべきかと。


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