日記 2001年9月
真保裕一『黄金の島』(講談社)読了。世間の評判もいまいちで、読む前に期待してなかったせいもあるんだろうけど、予想外によかった。『ホワイトアウト』『奪取』以来いまいちぱっとしなかったけど、今回の作品は読み応えもあり、なかなか満足。 |
宮部みゆき『R.P.G.』(集英社文庫)読了。宮部みゆきにしてはミステリー的な要素が強かったけど、作品のデキそのものは可もなく不可もなくといったところ。でも、タイトルはうまいなあ。一見無関係そうで、読み始めていくと「ああ、そういうことか」で、最後に実は……。これがこの作品の狙いなんだろうけど。
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田中啓文『禍記(マガツフミ)』(徳間書店)読了。伝奇短編集だが、ミステリマニアの自分としても大満足。今年のベスト作品。
恩田陸『MAZE』(双葉社)読了。なかなか好みの作品。さっぱりすっきりしていて、それでいてミステリ要素も濃く、恩田陸の中で一番好きかも。 |
桐野夏生『玉蘭』(朝日新聞社)読了。傑作なのか、駄作なのか、何とも評価の難しい作品。人によって好き嫌いが大きく分かれそう。
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北森鴻『共犯マジック』(徳間書店)読了。なかなか凝った連作短編集。構成がうまいなあ。 |
自分の場合、多数のゲーム機を持っているけど、発売日に買ったものは意外に少ない。古い順にあげると、メガドライブ、スーパーファミコン、プレイステーション、ゲームボーイアドバンスの4機種だけ。そして、明日発売のゲームキューブで5機種目。個人的な期待はかなり大きい。
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ADSLがようやく開通。電話番号が変わるのがいやで、ISDNのままだったんだけど、さすがに今時64Kの速度では……。ということで、速度測定サイトで計ってみると、以下のような測定結果が出ました。速い! Webを見るのも、ダウンロードするのも今までとは月とスッポン。月額料金3067円と、今までのフレッツISDNよりもだいぶ安いし、言うことなし。
測定サイト http://speedtest.pos.to/
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浦賀和宏『彼女は存在しない』(幻冬舎)読了。講談社ノベルス以外では初めての作品。浦賀作品の中では一番一般受けしそうな作品。とはいうものの、結構トリッキー。
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