インプラント治療最前線とデジタル化の波
札幌 医療法人社団うめや歯科クリニック
インプラント3D-RaySet法とノーベルガイド
インプラント修復においてもデジタル化の波は、
押し寄せております。
21世紀のインプラント潮流はそのデジタル化。

従来法では術前診査に続き、インプラント埋入手術、
アバットメント接合手術の後、最終補綴物の制作に取り掛かる
ようになっていました。
治療期間が下顎で6〜7か月、上顎で8〜18か月必要でした。

インプラント治療の最先端は、
21世紀になって「より早く・よし快適に・より痛くなく」
というような患者さんの要求にこたえる形で進んできました。
インプラント3D-RaySet法やノーベルガイドでは
術前診査用のCT撮影の後、ラジオグラフィックガイドを製作し
て再度CT撮影することにより、インプラント3D-RaySet法
ノーベルガイドによるインプラント埋入デザインを行い、
コンピューター画面上に映し出された通りの位置に埋入するた
めのステントを基にして、最終補綴物を手術前に制作すること
ができます。

CT撮影後の画像データをもとにコンピューターのスクリーン上
でインプラントの埋入位置を決定していきます。
インプラント3D-RaySet法では、院内でサージカルステントを即
座に作ることができます。
ノーベルガイドでは、入力したデータをインターネット経由で
スウェーデンのノーベルバイオケアー社に転送し、このデータを
もとにしてステントが郵送されてきます。

そのステントを基にして最終補綴物を製作して、インプラント埋
入手術を実施します。
このケースでは上顎に八本のインプラントを埋入しました。手術
開始から最終補綴物のセットまで二時間で終了しています。
従来法では最低でも八か月必要だった上顎フルブリッジの症例
が・・・・です 。
院内デジタル機器のひとつであるノーベルガイドを使ったことで
、治癒期間を大幅に削減することができました。

これが口腔内にセットされた最終補綴物です。
Time table |
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CT |
H18.10.02 |
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All on 8 set |
H18..11.14 |
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