札幌 (医) うめや歯科クリニック 札幌市西区西町南5-1-20  Tel 011-663-6203 本文へジャンプ


ノーベルガイドの限界



上顎臼歯部難症例

delayed approah 遅延性荷重

骨質が十分高くなく、薄いbicortical bone

anchorageによる初期固定での確保

術野が不明瞭で、残存隣接歯根が強度に彎曲して

おり、インプラント本体を審美的理由で、できるだけ

その隣接歯に近い位置にインプラントを埋めなければ

ならない。

再後方部には大口蓋動脈が近接しており、万が一傷

を付けると致命傷にはならないまでも、止血が困難

をきわめます。このような症例の場合、

より精度が高いサージカル・ステントが必要に

なります。


ノーベルガイドの修正が必要ということが、歯科用CT 

Alphard Vegaで撮影することにより判明。

結局二度Nobelguideを作成するが、納得できる結果

が得られなかった。

角度計を用いて、マニュアルで修正後、再度CT撮影、

納得がいくまで何度でも修正するつもりでいたが、

幸い一度の修正で、最終サージカルステント製作が

完了する。




三次元ベクトルというものは、高校数学なのであるが、

頭ではわかったつもりでいても、試験問題で出されると

なかなか難しい・・・というのが記憶に残っている。

まさかこんなに関わりを持つことになろうとは、

思ってもいませんでした。




















本症例の結果、インプラント3D-RaySet法の習得

の必要性を痛感することとなった。

モナコで開催されるEAO参加とともに、

イタリア・ラ・スペッアに旅立つ決意をする。









Time Schedule      
CT H20.7.18    
再CT H20.9.12    
 Implant H20.12.10     



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