埋入予定部位に隣接する解剖学的条件
Nobelguideでの限界
解剖学的指標の認識がとても大切で、歯科用CTはとても
重要な検査機器です。
歯科用CTにより得られた精密な画像データを解析していく
ソフトウェアーも大切です。
骨量、特に骨幅が十分ある症例でも、骨密度や解剖学的形態
によりインプラント埋入方向とインプラント体の長さの決定が難
しい症例です。
この症例の場合、犬歯根尖と広い上顎洞前壁と大口蓋管です。
右下にはコーヌスデンチャーで、左上のインプラントを行ってほ
しいという開業医の紹介で来院されました。
右下のインプラントを行ってから、左上へというのが一般的なセ
オリーなのですが・・・
右下第一小臼歯は一年後歯牙破折しました。


大口蓋動脈、上顎洞前壁、隣接犬歯の根尖部の位置が
確認できます。
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