たき火

8月19日(水) 曇り時々雨

 昨夜23:00過ぎに青森港へフェリーかついた。これで終わりかと思うと、船からなかなか降りられず係員に早くしろと怒られてしまった。夜は、フェリー乗り場で寝袋も出さずに寝ていたが、2:00頃寒くなり寝袋を出す。

 朝は、6:00過ぎに起きだし身支度をして・・・それでもテレビなどをだらだら見ていて出発が8:00を過ぎてしまった。なーんかあとは帰るだけかと思うと気が乗らないのか。天気も今一つ。

 来た道をそのまま戻るのもいやで海岸沿いの国道101号を走る。こちらも道が狭く車が多いので走りにくい。本州にはいるとどうしても北海道と比べてしまい、町はごちゃごちゃしているし道路が走りにくい。まあ目的のない本州をいつまでも走っていたくはないので、あさってあたりまでには帰りたい。向かい風の中ペダルに力を込める。

 5時過ぎまでがんばって走ると、12湖まで4kmの標識を見つける。これはキャンプ場があると感じてそちらに向かう。といっても食べ物をなにも買っていなかったが、まあ米とふりかけがあるので何とかなるだろう。キャンプ場へ向かう道は、すごい登りで乗っていけない。車もなかなか通らずこの調子ではキャンプ場に私一人かととても不安になった。

 下から男2人の車が上ってきて、その人たちもキャンプとのこと。あと1.6kmのところで車は通行止めとなる。自転車は何とか押していけたので、良かったが車の人たちはキャンプ道具を担いで歩かなければならなかった。木々が夕暮れの日差しを遮りあたりは真っ暗の中で自転車を押す。何度か戻って駅で寝ようかと考えた。

 何とかテント場につきさっきの人たちと一緒にキャンプをする。結構お客はいて、近くの家族連れから薪をもらい3人でたき火をした。