帰路

8月20日(木) 曇りのち晴れ

 昨日はたき火を囲み遅くまで話をしていたため、目が
覚めたのが6:00をすっかりすぎていた。

 私の米は昨日で底をついてしまい、2人の米を一緒に
炊くことでしっかりいただくことになる。みそ汁までついて
ラッキーだった。

 朝食を食べていると集金のおばちゃんがやってきて1
50円取られてしまった。2人はそのおばちゃんが乗って
きた車に乗せてもらって帰ってしまった。

 私は一人片づけで、出発が10時を回ってしまう。
キャンプはいつもいいのだが出発がどうしても遅れるの
が玉にきずである。

一緒にキャンプした2人

 さてがんばらねばと一路能代市を目指す。能代の駅でバンと牛乳の昼食。能代から国道7号を走るが、何とも国道7号の標識が懐かしい。

 八郎潟でこの旅で初めての野宿による宿泊をした駅によってみる。このように余韻に浸ることを繰り返しているのが帰りたくない証拠だ。

 秋田市をすぎたのが6時を回り、ライトをつけて走ることになる。この旅で使いどおしだったライトはすっかり電池がなくなってしまい消えた。食堂でカツ丼の晩飯を食べていると、その店のおっちゃんが大森山公園にキャンプ場があると教えてくれてそちらに向かう。

 大森山という山だけあって、かなりの上り坂な上キャンプ場も見つからず、道路照明の下で寝袋を出して野宿。最後の夜にしてはさえない夜だ。本と道ばたのガードレールの外でたまに車がすぐ脇を走った。