峠

7月26日(日) 曇り時々晴れ

八郎潟駅

田舎館村

野宿明け 鈴木 清さんと

 5:30に目が覚め、タクシーの運転手さんに写真を
撮ってもらい、鈴木さんと別れる。

 昨日はいろいろあったため日記を付けることが出来
ず、バス停で休みがてら書く。初日からさぼっていた
のでは先が思いやられる。

 このあたりからは鈴木さんと別行動なのだが、抜き
つ抜かれつと行った感じ。

 東能代のスーパーでトマトとレモン、牛乳とパン2個
を買い朝食とする。

 能代をすぎると矢立峠の長い登りにさしかかる。牛
乳を1リットル買い、自転車のボトルに入れて喉が渇
いたときのエネルギーにしようと思ったが、ぬるくてま
ずくて、やはりこういう時は水でないとだめだ。少々気
分が参ってしまう。初めての試練である。

 なんとか峠を登りきり写真を撮ろうとサイドバッグをあけると味噌がこぼれていて、1時間以上かけて掃除。参った。

 峠の下りは快調に飛ばし、青森県入りする。

 今日はちゃんとキャンプをしようかと思うが、水がありそうなところが無く、結局黒石市をすぎた田舎館村の神社に野宿。

 近くに駅もあったが、やはり暴走族の方たちがうるさく一人では心細いので神社の軒先を借りた。

 こちらも蚊と犬がうるさく、決して寝心地の良いものではなかった。

矢 立 峠