「はまなす」降りたら札幌でした

12月28日(日)札幌〜稚内


夜中の暑さに比べ札幌が近くなると、逆に車内が寒く、
ジャンパーをはおって寝ていた。
降り際には昨日のように靴用カイロを入れる。

札幌着が6:07で、6:06に旭川行きが出てしまっている。
次の旭川直行は9時すきまでないので
7:00発の滝川行きに乗ることとする。

札幌駅ではトイレに入りみじたくをし、
駅前に吉野屋でも無いものかと一旦外に出てみた。
しかし、すぐには探せそうもなく
結局売店のサンドイッチになってしまった。

電車に乗り込むと朝飯を食べながら
見えるラジオで天気とニュースをチェック。
外は相変わらずの雪模様だが、
こうやって汽車の中から眺めていると、たまらなくいいものだ。

昨夜の夜行列車疲れも列車の旅なら寝ていればよし。

滝川からは予定どおり深川までの1区間の
特急ホワイトアローに乗り込む。
乗車券と特急券を買わなくてはいけない。

しかしどう考えてもおかしい。なんで各駅が無いのだ!!
どおしても特急に乗らなくては旭川に行けないのである。

ということで黙って乗っていた。
たまに駅員がとおったが、検札でも無いし。
ついでに何にも無い深川の駅でぼっとしてるのもおかしいし、
ましてや駅の外に出ようものなら、
特急券は?という事になると悪いので、
あと17分我慢して旭川までそのまま乗っていた。
おかげでえらく早く旭川に着いてしまった。

ただ、旭川とはいえそんなに電車が来るわけでなく、
結局、私が乗るはすの各駅停車が来るまで、
構内を出ずにいた。(小心物である)
もうこのようなことはやめよう。

1時間くらいホームの待合室で
稚内や宗谷岬についてネットで調べる。
しかし寒かった。

改札は自動で何の事もなくとおれて、
とり越し苦労だったのだろうか。

駅構内に郵便局があり金を降ろす事が
出来てひと安心。

相変わらずの駅そばを少し早めに食べ、
11:14発の快速に乗る。
手持ちの時刻表だとこのまま稚内のようだったが、
名寄で終点ですよといわれ、
慌てて、隣の列車に飛び乗る。

おかげで、旭川で作った
水割りのペットボトルを車内に忘れてしまった。
3分の1はいっていたのに。って昼間から飲みすぎ。

しょうがないので、お茶のペットボトルを買い、
お茶割でまた1本飲んでしまう。

そんなこんなで稚内到着16:40。
今日の泊まりは、第一希望が宗谷岬の民宿。
日本最北端でオーロラが見えるかも。

第二希望は市内のなるべく安いビジネスホテル。
素泊まりだけで、
いつも行っている網元(居酒屋)にでもいって見るか。

観光案内所で宿を紹介してもらおうかと行ったら、
もうしまっていてバスターミナルで、
まだ宗谷岬行きがあるか確認。

あったので昼間調べた宿に電話、
素どまりOKなので切符を買ったあと、
ラーメンを食いに行く。
4000円で泊まれるのがすごく良い。

その後、セイコーマートに朝飯を買いに行く。

バスターミナルでまた水割りなど作っており、
17:55発の宗谷岬行きに乗り込む。

岬着が19時そこそこ。
誰もいない日本最北端碑で記念撮影。
はじめて三脚を使う。

あと、がちがちに凍っているので、
オークションで手に入れたスパイクを使ってみた。
非常に具合がよろしい。

さて、予約した民宿清水が見つからない。
しょうがないので電話してみよう・・・・・。
あれっ無い。首に下げているはずが無い。
民宿予約した後だ。

岬に公衆電話ボックスがあったので、
ます、自分にかけてみる。
マナーモードにしているがその気配無し。

バス会社・・・でない。
ラーメン屋・・探してもらったが無い。
警察・・届いてない。

民宿は目の前にありわかったのだが、
携帯電話が無いのはつらい。そういう時代なのか。

かなり悩む。
明日は、早い便(7:05)でバス会社に行ってみる。

多分、あそこだと思うが・・・。外のベンチなような気もする。
2日目にしてこれである。

無かったら自腹で買うのはいいのだが・・・
職場の名義になっているのでそう簡単にいくかだ。

民宿に泊まっても楽しくない。
悩む・・悩む・悩む。

旭川へ向かう・・気楽なもの

滝川駅−5度 暖かいほう

音威子府の駅で一休み

ひとりぼっちの宗谷岬

スパイクアタッチメント

宗谷岬往復割引のバス切符(2,300円位)