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ハイヂ 世界少年文学名作集 第8巻
1920 大正9年 日本における初訳



(かえで)物語


アルプスの山の娘(ハイヂ) 岩波文庫 左2写真戦前版、右1991最終版



アルプスの少女 世界繪入童話


水谷あやめ 訳

「アルプス の 山の中に そだった ハイヂは すなおで 明るい少女でした。
かのぢょは さまざまな うんめいに もてあそばれますが、どこへ 行つても 
しあわせをまきちらす 太陽の子でした。」
 口絵紹介文より 



吉田絃二郎訳  蕗谷虹児絵

「母のない子やぎが、遠い空をながめては、いつまでもないているとき、
ハイジは、やさしく話かけるのでした。」
口絵紹介文より



水島あやめ訳 
題名を変えて別の出版社からの再版


野上弥生子訳(短縮版) 

口絵 ジョヴァンニ・セガンティーニ「アルプスの真昼」(1892)



吉田絃二郎訳 



吉田絃二郎訳  蕗谷虹児絵



水島あやめ訳  偕成社版




アルプスの少女ハイジ 角川文庫
(挿し絵はパウル・ハイを使用しているが、名前の表示はない)



ハイジ 上下 岩波少年文庫40,41
上左 初版表紙 ビニールカバー付のため不鮮明に見える
上右 昭和40年代ハードカバー箱と内部の装丁
下段 昭和50年代以降のソフトカバーデザイン



カバヤ児童文庫

今西錦司はしがき

「夕日にまっ赤にもえる岩や、雪のはらっばの夢を毎日みることは、
このお話のハイジだって、私たち登山家だって、同じなのです。(中略)

アルプスの生活を忘れかねるこの少女の心持がたまらなく好きで、
柄にもなく、この物語を何度か読み返したおぼえがあります。

本当に、これは、大自然の魅力を大変よく教えてくれる物語です。」



アルプスの少女  学級文庫33



アルプスの山の少女 なかよし絵文庫 ; 36