水谷あやめ 訳
「アルプス の 山の中に そだった ハイヂは すなおで 明るい少女でした。
かのぢょは さまざまな うんめいに もてあそばれますが、どこへ 行つても
しあわせをまきちらす 太陽の子でした。」 口絵紹介文より
口絵 ジョヴァンニ・セガンティーニ「アルプスの真昼」(1892)
今西錦司はしがき アルプスの生活を忘れかねるこの少女の心持がたまらなく好きで、 本当に、これは、大自然の魅力を大変よく教えてくれる物語です。」
吉田絃二郎訳
吉田絃二郎訳 蕗谷虹児絵
水島あやめ訳 偕成社版
アルプスの少女ハイジ 角川文庫
(挿し絵はパウル・ハイを使用しているが、名前の表示はない)
ハイジ 上下 岩波少年文庫40,41
上左 初版表紙 ビニールカバー付のため不鮮明に見える
上右 昭和40年代ハードカバー箱と内部の装丁
下段 昭和50年代以降のソフトカバーデザイン
「夕日にまっ赤にもえる岩や、雪のはらっばの夢を毎日みることは、
このお話のハイジだって、私たち登山家だって、同じなのです。(中略)
柄にもなく、この物語を何度か読み返したおぼえがあります。
アルプスの少女 学級文庫33
アルプスの山の少女 なかよし絵文庫 ; 36