2003
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12/11
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ギャラリーNikeから紹介された画廊、銀座1丁目のギャラリー銀座フォレストに行く。ここは以前、知り合いの写真家からもすすめられていた。なるほど、行ってわかったのは、戦前から建っているコンクリート建ての古いビルで、廊下は天井が低く薄暗くて、その雰囲気が気に入ってしまい、次の個展はここでやるしかないと決めた。フォレストのご主人にお会いして個展のお願いをすると、フォレストでは学生さんを対象にしているらしく、来年はすでにスケジュールが埋まっていて空きがないとのことでした。がっかりしていると階下のLa
Merさんを紹介してくれました。
La
Merさんは部屋全体が真っ白で、小さくても暖かみのある画廊です。しかもご主人がやさしい方で、喜んで協力してくれました。ここのご主人は初めてお会いしたにも関わらず、以前から知っているような親近感があり、お話ししててとても安心できる方でした。
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2004
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1/1 元旦
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一年の計は元旦にあり。ひとりごとにも書いたが、今年はいくつかのプロジェクトをスタートしようと思う。そのひとつ、ギャラリーの都合もあるのでわからないが、今年の個展はただ絵を飾るだけでなく、オリジナルのTシャツやグッズ、人形を置いて販売しようかと思う。また、店内のデコレーションにも凝ってひと味違う個展にしたいと思っている。
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2/18
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会場の前払い金として画廊代の半分を納金する。今年の「神宮館運勢歴(どこの書店にも置いてある運勢本)」によると、三碧木星は8月と12月が大吉に当たる。私は仕事をしているので長期休暇がとれる夏休みがいいので、個展の会期を8月に決めた。でも、今年のお盆である8/15日は日曜日なので、画廊のスケジュール上、その前の週にするか後の週にするか、どちらか選ばなければならない。La
Merさんにはもうしわけないが両方確保しておいて後日連絡することにした。
私は個展をするときは前もって会場のレイアウトをつくって展示する作品を考えるため、壁面の細部をメジャーで測らせていただいた。
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3/8
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新宿の紀伊国屋画廊で四谷シモンさんと学生さんたちの人形展が行われている。HPでリンクしている、まいむさんにお会いした。所狭しと並んでいる人形達は、みな個性的で、人形の持つ魅力というか魔力に圧倒されてしまう。ふつふつと創作意欲が湧いてきた。
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3/9
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個展のスケジュールを考える。迷ったあげくお盆明けの週、8/16-21に決定。その晩さっそくLa
Merさんにメールで報告する。
個展開催までの大まかなスケジュールを考えた。
3 月、会場のレイアウト制作
4 月、新作づくりに専念する
5 月、プレリリース制作、美術月刊誌へ投稿
6 月、新作制作&DM制作
7 月、DM発送、備品準備
8 月、個展開催
さあ、頑張ろう。
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3/15
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出張先で「カインズホーム」という大型のショッピングセンターに行く。壁紙コーナーをながめていると、ゴシック系の壁紙が目に付き、これをギャラリーに貼ると面白いかも知れないと考える。それは輸入品で、幅50センチのロールが10mで\980とチョー安い。これと白いカーテンを組み合わせると面白いかもしれない。
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3/20
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午後休みがとれたので、こたつに入って新作のデッサンをする。以前考えていたアイリスの花の絵とボツにしていた姉妹の絵が合体して新しい作品ができた。一日考えても何もできないことがあるが、10分ほどでポンとできることもある。これだから創作活動は楽しくてやめられない。
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3/23
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4年前、初の個展で知り合った造形師の石山氏に連絡をとり、私の作品の立体化について相談する。作品は「瞑想(なまこ)」。夏の個展で飾りたいので高さ60センチぐらいのものをお願いしたが、大きいので材料ともに検討させてほしいとのこと。元旦にたてた人形プロジェクトもようやく動き出した感じ。
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3/26
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本日仕事がひとつ片づいた。気晴らしに前に一度訪れた「カインズホーム」をのぞきに行く。La
Merさんの照明が蛍光灯なのが多少気になっている。蛍光灯を消して白熱灯にしたら雰囲気がガラリと変わるんじゃないだろうか、ということで、一番安いライトを探したら、クリップ式のライトが\980(60W)だった。これは安い。100Wで\1980。ただLa
Merさんの天上はコンクリートなので釘が使えない。ライトを使うにしても、それをどう設置するかが問題だ。
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4/4
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最後に絵を描いたのが昨年の11月だから筆をにぎったのは4ヶ月ぶりになる。ようやく新作をスタートさせた。まず、作品の下地づくりとしてキャンバスにモデリングペーストを塗る。
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4/7
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ラ・メールへ遊びに行く。以前考えていた店内改装は、搬入時間の制限と手間から諦めようと思っていた。しかし、画廊の主人から「搬入日をかえて、一日あげるからやりなさい」という言葉に意気を感じて本格的に考え始める。この日、秋に行われる「ラ・メール展」を紹介され、参加することにした。
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4/13
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立体化をお願いしていた造形師の方から連絡があって、スケジュールの都合がつかないとのこと。期待していたのでがっかり。ということで方針を変えて自分で制作することにした。立体については素人の私だが、4ヶ月あれば何とかなるだろう。
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4/15
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HPでリンクしているまいむさんに相談したところ、人形制作の材料としてハンズで売っている石粉粘土のラドールを進められた。ラドール、何だそりゃ? って感じだが、教わった通り、ひとつひとつ勉強していかなくては。
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4/18
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本日はお日柄も良く、2階の私の部屋は暑いくらい。今まで使っていた炬燵(こたつ)の布団をたたんで夏用にした。ついでに部屋の模様替えをする。今までより絵を描くスペースが広がって使いやすくなった。さて、本格的に制作活動開始だ!
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5/1
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楽しいGWに入りました。本日、人形制作に使う材料を買いに東急ハンズ横浜店へ行った。ところが横浜のハンズには粘土の種類が少なく、目当ての製品がなかったため、蒲田のユザワヤへ行く。ここには人形造形のコーナーがあり、様々な種類のものを選ぶことができた。粘土にはパジコ社製の「プルミエ」を使うことにした。「プルミエ」はラドールよりも軽くて強度があり、そのままアクリル絵の具で塗ることができるという私にうってつけの材料です。それと人形の芯とするスチロールを買いました。はたして素人の私に人形がつくれますかどうか、頑張りまっす。
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5/3
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オリジナルサイズのキャンバスができたので画材店(世界堂)に取りに行く。新作は今までとイメージを変えて、浮世絵美人画にしようと思い、掛け軸のような縦長のキャンバスを特注してもらった。縦辺がF10号(53cm)で、横辺がF5号(27cm)の長さである。これを私の頭文字をつけてT10号と呼ぶ。
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5/22
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美術の月刊誌へ個展の案内状(プレリリース)を郵送する。担当者とお話ししたところ、最近は掲載希望者が多く、どうしても付き合いの多い画廊や作家を優先させてしまうらしい。私のような個人は不利である。かといってCM枠だと掲載料に何万円もとられてしまうし、何とも不自由である。
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5/27
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年度末の忙しさも終え、会社の移転も終えて、いざ、制作活動に勤しもうとした途端、"ぎっくり腰"ですよ。イスに座っているのも辛いし、気持ちが落ち着かず物事に集中出来ない。絵も人形もスケジュールを大幅に遅れてしまう。人形制作なんて、まだ始めてないんだから、いったいこの先どうなるだろう。
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6/1
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イメチェンをはかって浮世絵美人画に挑戦している。美人画といえば忘れてならないのが毛筆によるサインと落款(らっかん)である。これがないと「なんでも鑑定団」でも価値が下がってしまうほどだ。そこで落款を作る材料を買いに出た。NHKの「趣味悠々」で先月紹介されたために、ひそかな自作印ブームが来ているらしい。ユザワヤにも印鑑のコーナーがあり、印鑑制作に必要なすべての工具と材料がワンパックになっているキットを売っていた。
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6/5
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浮世絵美人画が一枚完成した。漢字でサインをしたが、慣れないために字が曲がってしまい、(*o*)オヨヨ しかも押した落款も曲がってしまった。(@o@)ガ〜ン
消しゴムで消すわけにもいかないし、パソコンのようにやり直しもできない。せっかくの自信作なのにサインと印で失敗するとは、トホホ
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6/9
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DMのレイアウトを考える。だが、ハガキサイズにプリントすると、変な青いすじが印刷されてうまくいかない。どうやらプリンターのメモリーのエラーによるものらしい。だが再起動してもプリンターのメンテナンスをしても直らない。うちのはエプソンのPM-800C、そろそろ替え時だろうか。
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6/13
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5/1に人形制作の材料を買っておきながら、忙しさやギックリ腰でなかなかはじめられなかった。1ケ月半たった本日ようやく開始した。まずは人形の芯になる部分を発泡スチロールで削りだした。夕方、終わる頃には暑さで汗びっしょり、風呂へ入つた後のビールがうまかった。
(Wクリックで拡大します)
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6/15
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DMの発注にラ・メールへ行く、したら9月の「ラ・メール展」のDMが完成していた。
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6/20
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第二弾として描いていた通称「チューリップ」を、デザインが気に入らないと言う理由から塗りつぶして最初からやり直した。暑さから作業に集中できず、人形制作も手つかず。ピンチ!
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6/27
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作品がひとつ完成したので額を発注する。今回、縦長(T10号)のキャンバスを特注したので、額装も出来合いの物ではなくサイズにあったオリジナルをオーダーした。私は色合いを決めるのが苦手なので店員にお任せした。できあがるのが楽しみだ。
またDMのデザイン案ができたので校正する。
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7/3
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オーダー額ができたので取りに行く。やっぱり違うね。作品を引き締めてくれて、しかも際だててくれる。今回の浮世離美人画に合わせて和風のテイストだ。やはりプロが選ぶのは違うなあ。こんなに感激したのははじめてで、今後は全てオーダー額にたよろうかと思う。
額は絵に衣装を着せるようなものだ。もとのダメ絵がみちがえるようになった。これが本当の「馬子にも衣装」である。
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7/4
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ついに個展まで約1ヶ月となってしまった。思ったほど作業が進まず、絵が2.5枚残っている。ここ1ヶ月でいっぱいいっぱいだ。そこで、当初から展示予定だった人形は断念することにした。これからは絵に専念しよう。
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7/6
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本日、DMとポストカードの印刷が届く。今回はラ・メールさんで新しい印刷屋さんを紹介していただいた。作品を写真ではなく直接スキャニングしたデーターをMOに入れてお渡しし、デザイナーさんとはメールのやりとりだけで顔を合わせて打ち合わせをしていないので、ちょっと心配していたが、それは無用だった。
画像データの解像度は、印刷の場合、原寸サイズで350dpiあれば印刷ができるそうです。データによる入稿の場合は参考にしてください。
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7/18
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昨日、今日と新作2点を完成させた。ここ2週間、平日は会社の残業を終えて9時10時に帰宅して、食事と風呂へ入った後11時すぎから1時まで描いていた。休日も朝5時に起きてほとんど一日描いている。予定ではF30号をもう1点描きたいのだが、今日はもう筆を持たずにスキャニングなどデータつくりにしよう。疲れた。
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7/19
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昨日まで完成した絵を額装してもらうため横浜のToolsへ行く。主任と打ち合わせしながら時間をかけて額を決めていく。この瞬間が楽しい。これって自分の子供に服を買ってあげるのに近いかも知れない。プロに任せると「なるほど」と感心するアイデアを出してくれる。私の知っている額の世界なんてほんの一部だと実感した。「餅は餅屋」というのがよくわかった。完成するのが楽しみだ。 後1枚作る予定だが、どうも制作意欲がわいてこない。
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7/24
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本日は、まず銀座の4つの画廊をまわって個展のDMを置いていただく。
ラ・メールでは会場レイアウトの最終打合せをした。結局、人形制作は間に合わず、この日記でも紹介した「姉妹の絵」も未完成のため断念。グッズを置いての販売計画もできそうになく、当初予定とずいぶん違った個展になりそうだ。言い訳になるけれど、サラリーマンとの両立って時間がとれなくて難しい。
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8/1
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DMを送る人にあわせてひとこと添え書きして投函する。いよいよ後2週間に迫った。
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8/8
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いよいよ後一週間、全ての作品の額装が終わる。作品キャプションやプロフィールのボードを作る。夜には小物も全てそろい、後は搬入日を待つだけの状態になった。
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8/10
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展示作品の価格表を作る。今回はオリジナルサイズの作品があるので思案する。価格は一定の基準が必要で、私の場合「号=25000円」が基本なので、作品の面積にあわせて電卓で計算する。しかもオーダー額もあるので今までの作品より割高になってしまった。
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8/14
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作品搬入日。
まずは作品を壁面に並べて全体のバランスを決める。前もって考えていたレイアウトをかえることになる。さて、月曜日からはじまるが、どれだけの人が来てくれるか、楽しみである。
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8/15
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思えばこの半年、平日は仕事でいっぱい、休日は絵をひっしに描いてて、何もしないで身体を休めていなかった。昨日搬入、飾り付けを終えて、今日はすることが何もない。半年ぶりのまっさらな休みとなった。そのためか、朝から眠くて、7時に起きてから8時に二度寝してしまい。遅い昼食をとったらだるくなって、また寝てしまう。病人のような一日でした。
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8/21
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はじまる前は待ち遠しかった個展ですが、やってみるとあっという間の一週間でした。会期がお盆の時期で、しかも30度を超える猛暑が続き、ギャラリーのオーナーが言うにはお客さんが少なかったそうです。(私には充分でしたが)
やはり個展というのは何度やってもいいもので、来客の方々の意見を聞くのも勉強になりますが、それ以上に、作品のことだけ考えていられるので、自分が描いてきた過去を振り返り、作品の方向性が間違っていないか、次の作品はどうしようとか、来年はどういう展開をしていけばいいのか様々なことを考えることが出来ました。個展は、絵を描いている人は必ず経験して欲しいです。今回お世話になった銀座のLaMerさんは、銀座1丁目という好立地でありながら他のギャラリーの1/3(3分の1)というリーズナブルな値段で借りることができます。ひとりでは勇気のない方は友だちとグループではじめるといいかもしれません。
来年は私が絵をはじめて10年目の節目に当たる年です。すでに今から計画を立ててますので、具体的になりしだい、このホームページで宣伝していきますので、よろしくお願いします。 どうもありがとうございました。
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