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詰将棋おもちゃ箱 − くるくるおもちゃ箱くるくる展示室 No.405 やよいさん |
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![]() 二筋ごとの規則的な配置。 1サイクルで2筋移動する横送り趣向と推測されます。 97飛と飛車を据えて、87銀〜78銀〜67銀〜58銀といく銀ノコ手順が見えるところです。 97飛、86玉、 大筋はそのような銀ノコなのですが、受方は最長手数になるように手数稼ぎするので、少し軌跡が複雑になります。 87銀には、飛を取ったら98金までですから77玉の一手。 続く78銀には、86玉・76玉・66玉の3通りの逃げ方があります。 66玉なら67銀とすぐに銀ノコできますから、86玉→76玉→66玉と寄り道するのが、一番手数が長くなりそうです。 87銀、77玉、78銀、86玉、87飛、76玉、88桂、66玉、 この8手で2筋右にずれたので、続けて銀ノコを楽しみましょう。 67銀、57玉、58銀引、66玉、67飛、56玉、68桂、46玉、 すぐに作意順に入った方は、74角と64金ってなんのためにあるの? と思われたかもしれません。 作者 「成桂を拾いながら飛銀で横に送る8手サイクルで、くる展160の横バージョンというところです。 捨て駒がないので重い印象かも知れません。」 くる展160もやよいさんの作品ですが、こちらは斜め送りであり、手順構成も違うので、まったく印象は異なりますね。
本作はどちらかというと解説の通り銀ノコを発展させたイメージです。
サイクルごとに受方の成桂が詰方の桂に変わっていき、駒数はふえないので、そんなに重い印象はないような気がします。
途中2手飛ばしていました。 ほぼ解けているので、正解扱い。
変化のための配置でした。
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くるくる展示室No.405 解答:14名 全員正解
嵐田保夫さん 池田俊哉さん S.Kimuraさん おかもとさん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |