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詰将棋おもちゃ箱 − くるくるおもちゃ箱くるくる展示室 No.401 やよいさん |
くるくるおもちゃ箱 |
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2筋ずつきれいな配置の初形で、1サイクルで右に2筋移動する趣向が想像できます。
よく見ると、94-83-74-63-54・・・と玉の通り道がジグザグに空いているのがわかりますね。 95と、同玉、86と、94玉、96飛、83玉、 次の82とも同玉と取って抵抗。 71飛成、83玉、81龍とすれば歩合はできず合駒がないので、74玉と逃げるしかありません。 82と、同玉、71飛成、83玉、81龍、74玉、 12手かけて、やっと2筋移動させることに成功しました。 それではしばらくお楽しみタイム。
75と、同玉、66と、74玉、76飛、63玉、 端まで行ったし、そろそろ収束かな。 15と、同玉、16飛、25玉、29香、34玉、 29香は限定打で、28香では35玉と逃げられ、36飛、同玉、47銀、37玉、38香、28玉で失敗。
36飛、43玉、41龍、54玉、 復路はと金がないのでスピーディー。 くるくるNo.397を思い出した方も多いのではないでしょうか。 作者「上下の飛車でジグザグに送る古典的なプロットをアレンジしたものです。 最終2手は入れるべきか賛否あるかもしれませんが、1枚でも盤駒を減らしたい(花駒を置きたくない)のでこのようにしました。」 ということで、本作も三代大橋宗与の 将棋養真図式第29番 (詰将棋博物館) からの発想のようですが、元の作と同様に往復する本格的な趣向作に仕立てました。 最後、還元玉で詰むのもいい感じですね。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
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くるくる展示室No.400 解答:12名 全員正解
嵐田保夫さん 池田俊哉さん S.Kimuraさん おかもとさん 当選者は、展示室で発表しています。 |