くるくる展示室　Ｎｏ．３９７　ＴＥＴＳＵ

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式）

出題時のコメント：

持駒は双方なし　１０手台

見た目も手順もザ・くるくるという作品。 三代大橋宗与の 将棋養真図式第２９番 （詰将棋博物館）からの発想です。 くるくる展示室Ｎｏ．４０１のやよいさんの作品の投稿があったので、そのトレーニング問題として出題することにしました。

初手は９６龍一つしか王手がなく、後手は持駒なしなので８３玉と逃げるしかありません。 となれば、今度は８１龍と後ろから王手、これにも７４玉と逃げる一手。

　　９６龍、８３玉、８１龍、７４玉、

これで２筋移動したので、あとは続けてお楽しみ。

　　７６龍、６３玉、６１龍、５４玉、
　　５６龍、４３玉、４１龍、３４玉、
　　３６龍、２３玉、２１龍、１４玉、
　　１６龍　まで１７手

ここで、詰上りに注目。 ２１と１６にあった龍が元に戻って、玉だけが９４から反対側の１４にワープという趣向でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

ぺーたーぽーkinsyouさん：

竜の動きと玉の動きが面白いです。

蛇塚の坂本さん：

龍の動きの偉大な力感じる。

山下誠さん：

合駒のない悲哀を感じる玉の逃走劇。

本間瑞生さん：

スイッチバックになっている

S.Kimuraさん：

予想通りの手順ですが，戻って来られないか，考えてみたくなりました．

津久井康雄さん：

詰上がり、初形から玉がワープした形になってますね。

おかもとさん：

初形と詰め上がりをみると、94玉が14にワープ、ですね。

ぬさん：

意外とくるくる詰将棋で発表されていなかった形？

波多野賢太郎さん：

考えるところはないですが、楽しいです。 これぞ、くるくるですね。

占魚亭さん：

玉がワープ!?

藤田卓志さん：

非常に面白かったです。 マジックですね。

小山邦明さん：

単純明快な楽しい手順。

浜野乙三さん：

横っ飛びして火に入る王様

嵐田保夫さん：

このコンセプトが最後にまた出てくるとは（苦笑）。

池田俊哉さん：

行きは急行、帰りは各駅停車のダブル・スイッチバック

くるくる展示室Ｎｏ．３９７　解答：１５名　全員正解

　　嵐田保夫さん　　池田俊哉さん　　S.Kimuraさん　　おかもとさん
　　小山邦明さん　　占魚亭さん　　津久井康雄さん　　ぬさん
　　波多野賢太郎さん　　浜野乙三さん　　藤田卓志さん　　ぺーたーぽーkinsyouさん
　　蛇塚の坂本さん　　本間瑞生さん　　山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。