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詰将棋おもちゃ箱 − くるくるおもちゃ箱くるくる展示室 No.365
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![]() 4枚並んだ香が香の連捨て趣向を想像させます。 初手26角と離して打てば、43玉、44歩、42玉、32歩成まで? いや、35に捨て合する手があります。 26角、35歩合、同角、43玉、44歩、34玉、 35同角に34玉は53角成の1手詰ですから43玉と逃げるしかなく、44歩、34玉で、角を動かして香で王手できる形になりました。 ということは17角と飛が取れますね。 17角にはまたまた35歩の捨て合。 同香、44玉、45歩、同と、同銀、同玉、46歩、同玉、47歩、同玉で切れ筋。 もう少し歩があれば詰みそうです。 そこで「飛を取る前に」。 26角、35歩合、同香、44玉、 じっと我慢の26角に35歩の捨て合を同香と取ると、今度は香を動かして角で王手できる形になりました。 34香、35歩合、同角、43玉、44歩、34玉、 この局面、6手目の局面とほぼ同じで、違うのは盤面の36香がなくなって、持駒の歩が1枚増えています。 もう1回繰り返せばもう1歩稼げるのかな。 実際に進めてみましょう。
26角、35歩合、同香、44玉、 37香が消えて持駒は歩3枚に増えました。 さあ、今こそ飛を取るときです。
17角、35歩合、同香、44玉、 6手目と比べて持駒の歩が2枚多いので、収束に入ることができます。
45歩、同と、同銀、同玉、 歩の連捨て趣向が入ってぴったり詰みました。 作者「角香が役割を入れ替えながら開き王手を繰り返す趣向です。 1サイクルで置駒の香が持駒の歩に替わり、歩を充分持駒にしたところで収束に入ります。」 香角、角香の2種のバッテリーを使って、盤面の香を持駒の歩に変換する斬新な趣向。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
上記解説をごらんください。
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くるくる展示室No.365 解答:13名 全員正解
池田俊哉さん S.Kimuraさん おかもとさん キリギリスさん 当選者は、展示室で発表しています。 |