次へ
次へ
詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.182 u-makuさん
くるくるおもちゃ箱
くるくるおもちゃ箱

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
桂はすべて捨てる。20手台

斜めに並んだと金と桂がきれいですね。 持駒銀一色と合わせ、一目で趣向詰とわかる形です。
まずは銀打による斜め追い。

  42銀、32玉、33銀打、23玉、24銀打、14玉、15銀打、25玉

33銀に43玉や24銀に34玉は16馬で簡単。 最後まで銀を打たせてから25玉と逃げます。
と金の守りが邪魔ですが、ちょうどいいところに桂がありました。

  37桂、同と、26馬、34玉、

37桂に34玉と逃げるのは16馬の一発。 取るしかなく、と金の防御をそらすのに成功しました。
あとは繰り返しを楽しむだけ。 どんどん行きましょう。

  46桂、同と、35馬、43玉、
  55桂、同と、44馬、52玉、
  64桂、同と、53馬 まで23手

作者:
銀を4連打して、そのつなげた4枚の銀を活かした詰将棋を、という感じでできました。

前半の銀打追いは、くるくる展示室No.37枝中さんくるくる展示室No.93利波偉さんを思い出しました。
後半、枝中さん作では単純な金追い、利波さん作では金をはがしながらと金追い、本作ではと金を桂捨てでそらしながら馬追いと、それぞれ異なるのがおもしろいところ。

趣向に関係ない駒がほとんどないので、詰上りもきれいですね。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

市橋宗士さん:
桂の斜列が消失し、銀の斜列が出現、これぞマジック。この形・手順・手数で、こんな簡潔に表現できるんですね。
やきのりさん:
一気に駆け上がって下りは駒を捌いてサクサク。変化のためか捨駒の有無のせいか、前半は遅く後半は早く感じました。
市原誠さん:
易しかったけど、とても楽しかったです♪
ronさん:
銀桂フル活用ですか。こう桂馬をポンポンと捨てていく作品って軽快な味が出ますよね。
大森常一さん:
リズミカルな桂跳ね。
長谷繁蔵さん:
後半面白い
きたさん:
配置も手順も美しい
やぶいりさん:
王様が裏門を抑える。
嵐田保夫さん:
そこのけそこのけお馬が通る。美的センスが光る銀と桂とと金のコントラストが映える逸品。
鈴木康夫さん:
4連続の金頭桂で決める。
三輪勝昭さん:
収束は工夫出来そう。
池田俊哉さん:
銀の階段を作って桂の捨て絞り。妙案81番のオマージュかな
将棋妙案81番は、簡潔な配置の二枚追い捨絞り趣向。 くるくるNo.92で紹介しています。
タクさん:
最初ちょっと悩みましたが、その後は楽しい斜めの行き帰りでした。
S.Kimuraさん:
序盤が悩みましたが,銀を斜めに並べて打つとは驚きました
隅の老人Bさん:
配置図も妙なら、最終図も妙。これぞ「くるくる」、楽しいな。
中澤照夫さん:
桂の鎖が消えて銀の鎖へ。玉はそれを一周。
やよいさん:
くる展37のバリエーション、桂ハネでひねりを加えていますね。
占魚亭さん:
桂馬を犠牲に銀の階段を昇る。
やまかんさん:
斜めを意識した配置と動きが美しい。

くるくる展示室No.182 解答:19名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市橋宗士さん  市原誠さん  S.Kimuraさん
  大森常一さん  きたさん  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん
  タクさん  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん  三輪勝昭さん  やきのりさん
  やぶいりさん  やまかんさん  やよいさん  ronさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。