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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.155 u-makuさん
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:

桂馬の階段を作る。 10手台


盤面パラッと5枚だけ。 これでつかまるのか、という形ですが、そこはくるくる。 大丈夫です。
金は1枚しかないので、まずは桂打ち。 右から打ちますか? それとも左から?
 ・64玉は65金まで  ・55玉は56金、64玉、65金まで
 ・43玉は44金、42玉、34桂、31玉、22とまで
どちらにしても、45玉と逃げるよりなさそうです。
ここでまた左右の桂打ちの選択。 左右は保留にして、どんどん追いかけてみましょう。

  ?6桂、45玉、?7桂、36玉、?8桂、27玉、39桂、28玉、

最後は16香があるので19桂では取られてしまいます。 39桂に18玉では29金の1手詰。
29金、37玉、38金と追っていくと、桂を右から打っていた場合は桂を取られてしまうので、36玉とか逃げられてダメ。
桂は左から打つのが正解とわかります。

  66桂、45玉、57桂、36玉、48桂、27玉、39桂、28玉、
  29金、37玉、38金、46玉、47金、55玉、56金、64玉、65金 まで17手

作者 「狙いは桂馬の階段を作ってそれを金さんが登っていくストーリです。」

桂連打と金追いの組み合わせは、縦追いでは昔から作られてきましたが、斜め追いは珍しい。
斜めに追う趣向は、枠の配置で駒が多くなるのが普通なのに、こんな簡素な初形で実現できたとはすばらしいですね。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

ほいさん:
配置が少なく綺麗な作品ですね。好くるくる作。
K.Komineさん:
単純な手順でも往復するとくるくる度UP。
S.Kimuraさん:
盤面に5枚だけなのに,桂馬の打つ場所が限定されているのがすごいですね.
長谷繁蔵さん:
9手詰かと思ったら・・・
占魚亭さん:
桂馬の階段を上る金がどことなくユーモラス。
嵐田保夫さん:
初手の意外性が秀逸。一目4六桂とした人は誰?(アンタだよ)
凡骨生さん:
今の小生は階段を昇るのがくつうです。
きたさん:
桂を右から打つか左から打つか、ちょっと考えさせられた
池田俊哉さん:
桂で作るエスカレータ。右から打つのか左から打つのかが問題
やまかんさん:
桂馬の階段を作って上る。
しろねこさん:
最終図が桂馬の階段上になっています。面白い状態です。
隅の老人Bさん:
この簡素な配置で、エスカレターとは!
そう言えば、エルカレターでは歩かないように、ですね。

枝中さんの盤面歩一色の銀のエスカレータ(くる展No.37)もびっくりしましたが、それと同じ枚数で桂のエスカレータもできるとは!

鈴木康夫さん:
角2枚で作ったレールはスカスカに見えるが逃げられない。
23とたった1枚で変化を支えているのが素晴らしい。
タクさん:
少ない駒数と配置で、こんなにも楽しい手順が出来るなんて、すごいですね。
渡辺さん:
玉が隣りだったら一発なのに。

くるくる展示室No.155 解答:16名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  きたさん  K.Komineさん
  しろねこさん  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  タクさん
  塚ア彰仁さん  長谷繁蔵さん  ほいさん  凡骨生さん  やまかんさん
  渡辺さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。