- 作者(本間さん):
- これも岩田さんの長手数には到底及びませんが、単玉としては苦心の配置で、全手順縦横長手数の自作品(71手)の頭にさらに2手加えました。
本間さんの作品は、全手順横移動の作品(67手)を改良することで73手を達成しています。
3作とも長手数化の手法が異なり、それぞれ工夫されていますので、是非ご鑑賞ください。
それでは、馬屋原さんの記録作についてのみなさんの感想を。 解答到着順です。
- 護堂浩之さん:
- 実は変化を読んでない。配置の意味と、香移動といった着手の可能性を考えて、これが作意と判断した。9八歩の毒饅頭をパクつけない意味とかは面白かったが、逆に、折角の複式プロットなのに、この纏め方で終わらせるのは、ちょっと残念かも。着手条件にこだわらなければ往復ノコにできたはずで、その案も是非見せて欲しい
98歩を取ってしまうと、最終手97飛に歩合が利いて逃れ。
往復ノコについては、山崎さんの評をごらんください。
- 長谷繁蔵さん:
- 98歩は毒マン頭かも 54香に対する対策
最後の97飛合なし詰にしたい(66馬で) ・・・ 139手になったあ!
後に54香の変化読み。同馬同と33香21玉11歩成同玉15飛13歩合12銀同玉23と同玉35成桂以下とします(もっと簡単かも)
- 真Tさん:
- これはいいですね。詰上がりが素敵。
- 中澤照夫さん:
- 目標は89の馬を馬鋸で66に持ってくる。ただし98の歩は取ってはいけない。変化手順に備えて18の馬は香の利きを通すため28と交互に切り替える必要がある。
- 小峰耕希さん:
- しばらく眺めて84とのピンに見当を付け、協力詰流超略式解法で都合の良い手を連発したら、左辺の馬鋸と右辺の馬往復の組み合わせで139手になる! 変化・紛れを全く読んでいないので、何故こんな機構が成立するのか全然わからないのですが、とにかく謎解きを楽しませて頂きました。
- 隅の老人Bさん:
- 最終手へのお膳立ての上手いこと、感心です。
構想から手順を巧みに延ばす。記録?後で考えましたね。
- コマンさん:
- 97飛に94とをさせない為に89馬を66までもって右左往運動。
- 躑躅さん:
- 左の馬を21-98のラインに持っていくときは右の馬を18馬として29香の筋を通し(54香合を詰ますため)、11-99のラインに持っていくときは28馬として19香の筋を通す(21とを取られないため)、でいいのでしょうか。
初め、つい98歩を取ってしまって悩みました。
- たくぼんさん:
- 条件作というより作品そのものが素晴らしい。作者の実力を示した一局です。
- 鈴木康夫さん:
- 馬は1八にいても2八に居ても邪魔なんですね。
- 山崎健さん:
- 柿木さん解けず。頑張って自力で考えてみたところ、、、
これはすばらしい!!!明日香型の一手馬ノコですね。感動しました。
そして、「往復させてみたい」という衝動を抑えることができずに、そのままアイデアを借用して作ってみました。
初形左右対称にできたので、投稿します。でもこれは新作とはいえないですね・・・
全手順縦横移動ではなくなりましたが、初形対称での300手超え!
馬屋原剛さん、山崎健さんの合作として、下記に発表させていただきます。
近日中に初形対称曲詰の長手数記録作品として登録する予定です。
感想、短評をおもちゃ箱掲示板に書いていただければ、ここに追加して掲載しますので、よろしくお願いします。
馬屋原剛さん、山崎健さん合作 (初形対称曲詰長手数記録作品)
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