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詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.31 eureka
詰将棋美術館
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
2枚馬を連携 10手台

アート展示室No.31 eureka 前作に続いて、都玉の一色図式。 今度は馬の一色図式です。

都玉の馬の一色図式は、平山邦男さんの作品(詰パラ1993年11月、27手)があり、 35馬75馬|55玉|銀銀歩3 と馬の横挟みの形。 本作と同様左右上下対称の美しい作品です。

本作は馬の縦挟み。 ちょっと離れているので、56銀から57銀と押さえるのは思いつくところでしょう。 57銀に55玉なら56銀打ですが、45玉(65玉)のときも46銀打(66銀打)でなく56銀打とするのがおもしろいところ。 35玉には25馬行から43馬引があるので、56銀打でも下がる一手です。

  56銀、同玉、57銀、45(55)玉、56銀打、44玉、

56銀打に54玉は55金までですから、44玉と下がりますが、 34金と押さえると2枚馬の連携の形ができて、馬の大回転から2枚馬でぴったり詰み。 馬一色図式にふさわしい手順になりました。

  34金、54玉、36馬、64玉、63馬行、75玉、85馬、64玉、
  63馬引 まで15手

本作もプログラム支援作品ですが、初形、持駒もすっきり、変化紛れも多くなく、楽しんで解けたのではないかと思います。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

塚崎彰仁さん:
実りの秋が皆様に届きます様に!
市原誠さん: 
なるほどです!
占魚亭さん:
馬の転回がいいです。
Daisukeさん:
円を描くように馬が大きく移動するのが面白い。
小山邦明さん:
比較的わかりやすい手順。
池田俊哉さん:
中央の銀連打から始められるので考えやすい。詰将棋的には?だが、これはこれで
蛇塚の坂本さん:
馬の活躍動きがニクイでした。
隅の老人Bさん:
5筋での銀の3連打、2枚の馬の動き、面白いなぁ。
S.Kimuraさん:
途中で持ち駒を使い切って心配になりましたが,2枚の馬の連携は強力でした.
嵐田保夫さん:
17手詰にも21手詰にもできるのはご愛嬌か。

最終手余詰なので、作品的には許容範囲。17手の解答もありましたが、もちろん正解です。


アート展示室No.31 解答:13名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  市原誠さん  井上賢一さん  S.Kimuraさん
  小山邦明さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  Daisukeさん  塚ア彰仁さん
  長谷繁蔵さん  蛇塚の坂本さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。