10月23日(水)・2日目(実質3日の2日目)

2日目以降は別行動で、大加藤はベガス滞在、河越はグランドキャニオン日帰り観光後大加藤に合流、田中・えびちゃん組は1泊2日でL.A.ツアーに行きました。メンバーが再び合流したのは3日目の夜(帰国の前日)でした。



LOS ANGELES編
ベガスから行ったロス、1泊2日でもここまで見れる!

6時起き。朝7時50分発のAmerica WestのB-737でL.A.へ移動(W/えびちゃん)。1泊2日の超過密L.A.ツアーの始まりです。
朝食はベガスの空港の搭乗ロビーの売店で売っていたデニッシュ(アメリカ人が大好きな冗談みたいに甘い菓子パン)と量ばかり多いアメリカンコーヒーで済ませました。
この日は事前にメールでスケジュールを連絡していた諸橋君(以下諸ちゃん)と到着ゲート前で待ち合わせをしていました。諸ちゃんは朝のラッシュに巻き込まれて1時間位遅れて来ましたが、待っている間暇だったので、えびちゃんと交代で買い物に行き、えびちゃんは丸目のサングラスを買っていました。

諸ちゃんは我々の会社の関連の研究所からサンディエゴのUCSD(カリフォルニア州立大学サンディエゴ校)に客員研究員として96年から2年間の予定で駐在中で、この日はサンディエゴからわざわざ来てくれて一日中つき合ってくれました。
空港ではまず行き先を検討。諸ちゃんのプランは、
初日はディズニーランドに行って遊び、夜には彼の一押しのショー「ファンタズミック」を見物。
翌日はユニバーサルスタジオへ行き、ついでにハリウッド、ビバリーヒルズ見物。
というプランでしたが、「ファンタズミック」はこのシーズンは週末のみの開催とわかり、ユニバーサルスタジオから先に行く事になりました(ユニバーサルスタジオは空港の北東約20km。ディズニーランドは空港から東南のサンディエゴ方面へ直線で約40km)。

彼の車は現地で中古で買ったグレーのリトラクタブルヘッドランプのセリカクーペ(今の丸目のセリカの1つ前のモデル)でしたが、諸ちゃん曰く、カリフォルニア州はアメリカの他の州に比べて車の盗難や事故が多い為、保険料金が高く、盗難防止の為、車を駐車する場合は日本人である事を示す証拠(日本語が書いてあるもの)やバッグ類は絶対車内に置かないそうです。物騒なものです。

L.A.の気候は、気温が高くても乾燥した空気が心地よい地中海性気候(空気は乾燥していて夏が乾季、冬が雨季)で、我々が行った10月の最高気温は平均26度、最低気温は平均15度でした。日中は半袖で充分ですが、朝晩は半袖では寒い位でした(ベガスの10月は最高28度、最低12度)。


UNIVERSAL STUDIOS
いかにもLAらしいHollywood
Beverly Hillsをぶらぶら 

Universal Studios Hollywood/ユニバーサルスタジオ(入場料:$36.59/4,198円)では、まず長いエスカレーターで高台にあるトラム/BACKLOT TRAM TOURの乗り場に行きトラム(スタジオ・ツアー)に乗りました。
乗り場には身長2m位もあるフランケンシュタインがいて、いきなりお客の肩に触ったりして、並んでいる人を驚かせていました。

このツアーは自称女優のガイドさん(おばさん)の芝居がかった案内(英語)つきで、実際撮影に使っているスタジオやスタジオ内のアトラクションを4両編成の小さいトラム(タイヤ式自動車)で約40分かけて見て回ります。
屋外ではサイコの家とかジョーズが出てくる池や川の洪水等があり、屋内では地下鉄構内の大地震(パンフレットによると震度8.3)、キングコング等が見れます。

このトラムは最もユニバーサルスタジオらしいアトラクションです。どちらかと言うと見せ物は右側にあるので右側の席がお薦めです。

昼食は屋外レストランで食べました。諸ちゃんと僕はブロッコリーやアスパラがトッピングされたベジタブル・ピッツァを食べました。さすが諸ちゃんが選ぶだけあってまずくは無かったです。
えびちゃんは(よせばいいのに)給食のソフト麺みたいなスパゲッティ・ミートソースと、角切りの真っ赤なゼリーにどろどろの生クリームをかけたアメリカらしい激甘パフェを注文。
えびちゃんはスパゲッティとパフェのあまりのまずさに「やっぱ まずー!!」と笑いながら顔を歪めていました。

トラム以外では、ジュラシックパーク、ウォーター・ワールド、バックトゥーザフューチャーを見物。
まず、JURASSIC PARK THE RIDE/ジュラシックパークは、船で見て回るアトラクションで、実物大の恐竜が池のドライアイスの煙の中から顔を出したり、/ジュラシックパークのスターT-Rexが映画の様に吠えたり、映画のシーンみたいにジープが壁からガーンと落ちて来ます。僕は小さな恐竜(えり巻きトカゲみたいなえりがある小さな恐竜)の口から出る水鉄砲で一人だけ狙い打ちされて、えびちゃんにウケてしまいました。
この船は、最後に25mもドーン! ザバーン!と落ちるところがあり、ズボンが1/4位びしょぬれになってしまい、まいったな〜と思っていると、周りのアメリカ人は濡れるのが好きらしくキャーキャー言って喜んでいました。
L.A.は乾燥しているので、すぐ乾くので心配ありませんが、先頭の2列は避けた方が無難です。(僕は2列目の右側に座っていました)

ところで、ジュラシックパークは事前の予想ではTDLのジャングルクルーズみたいにジュラシックパークを探検するアトラクションだと思っていたので、期待値200%でした。
投資金額も65M(約74億円)だと聞いていたし、映画の世界を体験できるかもしれないと思っていたのですが、要は単なるTDLのスプラッシュマウンテンの恐竜版。
しかし、スプラッシュマウンテンの変なうさぎさんの展示よりは、数10倍おもしろかったです。

ユニバーサルスタジオで僕が一番好きなのはBACK TO THE FUTURE THE RIDE/バックトゥーザフューチャー。
これはTDLのスターツアーズに似たアトラクションで、スクリーンの前に乗り物=8人乗りのデロリアンがあって、乗り物はスクリーンの映像に合わせて上下左右に動くだけなのですが、まるで空を飛んでいるような感覚を味わえ、TDLのスターツアーズには二度と乗れないおもしろさでした。パンフレットには like a flying roller coaster! と書いてありましたが、こればっかりは宣伝文句通りでした。

BACKDRAFT/バックドラフト(3年くらい前の消防隊の映画。テーマ音楽が料理の鉄人のテーマとして使われている)にも行きました。これは屋内なのに目の前で火がボーボーと燃え盛り、爆発まであって、とても日本の消防署が認めるとは思えない迫力でした(床まで揺れる)。
炎は見ている人の顔がカッカする程で、ショーが終わると会場内が熱気でむんむん。パンフレットには華氏100度=摂氏38度まで上昇すると書いてありました。途中で白人のおばさんが気分が悪くなって休んでいました。
何回も来ている諸ちゃん曰く、
「火災再現の部屋では前後3列の最前列で見ると迫力が全然違うので、火災再現の部屋に行く前の2つの部屋(映画撮影のエピソードをスクリーンで見たりする部屋)で、いかに最前列をキープするのかがポイント」だそうです。
僕は最前列の移動順で先頭(舞台に向かって最前列の左)をキープしていたので、勝ったも同然と思っていたのですが。肝心の火災再現の部屋に入る時、よりによって一番後ろの列に誘導されてしまいました。それなりに楽しかったのですが、釈然としませんでした。
どうも最前列の移動順で後ろの方(舞台に向かって最前列の右)から入るのがベストのようです。

ユニバーサルスタジオでは最後にWATER WORLD/ウォーターワールド(ケビン・コスナー主演、温暖化で海面が上昇し陸地が無くなった未来の映画)を見ました。
観客席の前に海に浮かぶ実物大の要塞を再現したスケールが大きなショーで、要塞の海賊による襲撃シーンをアクターが熱演します。海にはウォータージェットが走り回り、実物大の飛行機まで出てきます。上演時間は15分間ですがもっと長く感じました。

ここは開演30分前位には行って待っていないと人数制限があるので要注意です。諸ちゃんは、ユニバーサルスタジオに入場したらまず上演時間をチェックをするのがポイントと言ってました(チケットブースで配布しているパンフレットにスケジュール表が載っています)。10月は1日3回のみの上演でした(13:00、15:45、18:15)。
ここには、わざわざ観客席にWET ZONEと書いてある場所があり、アクター達がショーの前に観客のノリが悪いとバケツで水をWET ZONEの観客に ばさーっと浴びせます。中には頭にバケツごとザブっとかけられる人までいて、こんな事が許されるなんてとマジで驚きました。
WET ZONEは一番前から20段位上(中段)に座っていても、水(と言っても薄い青緑色の着色料が入っている水)が結構飛んで来るので、真っ白のTシャツの場合ポツポツと薄い青緑色のしみがつく場合があるので要注意。WET ZONEに白い服で座るのは避けましょう。(僕の前に座っていた人のTシャツに、ポツポツと薄いしみがついていたのです)。

詳しく書くとこれから見に行く人にはつまらないので書きませんが、ショーが始まるとWET ZONEの前の方はかなり濡れます。特にステージに向かって中央の左の前席は、ある理由によりずぶ濡れになりますので、濡れるのが好きな人には特にお薦めします(いるわけないか)。
WET ZONEのアメリカ人は例によってキャーキャー言って喜んでいましたが、中国か台湾から来たらしい観客はかなりむっとしていました。
また、ウォーターワールドを映画で見ていない人は、行く前にビデオで予習する事をお薦めします。B級超大作で駄作なので要塞の戦闘シーンまで1時間ちょっと見れば充分です。見ないと配役がわからないし、どこまで再現しているかわからないので魅力半減ですよ。

さて、フロリダ/オーランドのユニバーサルスタジオ・フロリダにはバッグドラフトやジュラシックパークはありませんが、Terminator2:3DやTwister.Ride It Outがあってこれが相当おもしろいそうです(その後T2:3DはLAでも始まった)。ジョーズもL.A.では1回出てくるだけですが、フロリダは何回も出てくるそうです。それぞれ特徴を持たせているようで憎いばかりです。
我々がお土産を買った後、諸ちゃんはこれから何回も来るかもしれないと、顔写真入りCelebrity Annual Pass/年間パスを作っていました。今回時間が無くて見れなかったのはE.T.やTHE WILD WILD WEST STUNT SHOWでした。

ところで、この時ユニバーサルスタジオのスタッフは「98年に大阪に完全なコピーを持っていく」と言っていましたが、結局ユニバーサルスタジオ・ジャパンは2001年3月31日にオープンしました。2001年6月16日に早速行ってレポートを書きましたので、読んでみて下さい。管理人の「USJ攻略法」

ユニバーサルスタジオの後はハリウッドやビバリーヒルズを車で流しました。ビバリーヒルズは、道の両脇の広い芝生に20m位ありそうな高いパームツリーの街路樹が並び、広い敷地の家々の壁は白く屋根はオレンジ色の南仏風。いかにもビバリーヒルズらしい高級住宅街が広がっていました。ビバリーヒルズはロスアンゼルス市に囲まれた高額所得者ばかりの市で、市庁舎/City Hallも立派、独自の警察(通称ビバリーヒルズコップ)も持っているそうです。
我々はビバリーヒルズのロディオ・ドライブという高級ブティックが集まった通りに行くことにしました。
ロディオ・ドライブを探して車で移動中、ダイハード1の舞台になった高層ビル(映画ではナカトミプラザ。実際はダイハードを製作した20世紀フォックスの自社ビルのフォックスプラザ)を発見して僕だけ騒いでいました。

Rodeo Drive/ロディオドライブを歩きましたが、高級ブティックばかりなので男3人には縁が無く、「プリティ・ウーマン」や「ビバリーヒルズコップ」の舞台になったホテル/リージェント・ビバリー・ウィルシャーの目の前のカフェでコーヒーを飲みました(このカフェはその後見た「ビバリーヒルズ青春白書」のタイトルバックに何回も映って、その度に懐かしく見てます)。
えびちゃんがカフェのトイレに行っている時、いきなり諸ちゃんから来年(97年4月に)結婚すると聞かされ、披露宴にその場で招待されてびっくりしました。
その後、ビバリー・ウィルシャーのロビーの公衆電話のパシフィック・ベルのイエローページでこの日泊まるディズニーランドの近くのホテルを探して、ホリデイ・インを電話で予約。ロディオドライブの高級ブティックは18時には閉まるので早めに行きましょう。

日が暮れたので、車で移動。ハリウッドやビバリーヒルズはL.A.のダウンタウンからかなり高い場所にあるので、今回は見れませんでしたが夜景が美しいビューポイントが数多くあるようです。

この日はビバリー・ヒルズからディズニーランドにあるアナハイムまで移動しました。L.A.は広いのでダウンタウンの北西にあるハリウッドから南東にあるアナハイムまで直線距離で60kmもあります。

移動途中に居酒屋、寿司屋、加州三和銀行、日本の映画やテレビ番組のレンタルビデオ屋さんが並んでいる日本人ばかりいるショッピングゾーンへ行き。夕食を諸ちゃんにごちそうする為お寿司屋さん/Sennari Sushi Gardenに入りました。
まず瓶のキリンビールを飲んで「あ〜うまい!やっぱりビールは日本製だよね〜」と言ったら、「これカナダ製ですよ」と諸ちゃんに言われてしまいました。よく見ると瓶が日本のものより細かったです。
寿司はアメリカ名物のカリフォルニア巻き(アボガド+かにマヨネーズ+サニーレタス)とアメリカではポピュラーなサーモンスキンロール(焼いた鮭の皮を入れた巻き寿司)そして握り寿司をたらふく食べました($181.29/20,798円、一人6,933円)。
夕食の後は予約していたホリデイ・イン/Holiday Inn MAINGATE-ANAHEIMにチェックイン。

トリプルの部屋にしたのですが、諸ちゃんが(真っ白いコンパックのノートパソコンで)メールを見たら教授からメールが来ていて、翌日は朝から大学に行く事になり残念ながら彼とはホテルで別れました。
ベガスのデイズインは古く、窓から見える風景も殺風景でしたが、ここのホテルの部屋は一階でしたが、窓の外は目の前に真っ青なプールやパームツリーも見えるいかにもウェストコーストらしい良い部屋でした。内装も明るくてえびちゃんと「やっぱこれだよね〜」とうなずき合って大満足して寝ました。


10月24日(木)・3日目(実質最終日)

Disneyland
元祖ディズニーランドは意外とこじんまり。

3日目の朝はホテルのレストランで窓越しにプールを眺めながら朝食(写真左は部屋から見たプール)。
このシーズンのディズニーランドの開場時間は朝10:00(夏は8:00)ですが、えびちゃんが寝る前にホテルのフロントで聞いたら、3日間以上のパスを買った人は(ディズニーランド直営ホテル=ディズニーランド・ホテルの宿泊客も)開園一時間前から入場できる特典があるとの事。まさか1時間早く入る為に3日券を買う訳にいかないので、9時半頃にチェックアウト。
ホテルからは前夜来る途中に見かけたNationalレンタカーの営業所を目指して歩きました。10分位歩きましたが、広い道と緑の芝生がいかにもカルフォルニアらしい清々しい朝でした。
Nationalレンタカー(予約無しの飛び込み)では、駐車場に停まっていたGMのGRANDAM(真っ赤)を指定し、えびちゃんの運転でディズニーランドに直行しました

大きな駐車場に車を停めて周りを見渡すと、園内直結のディズニーランド・ホテルの宿泊者用モノレールの高架が駐車場を横切っていました。ディズニーランド・ホテルはシングル$150〜ツイン$230〜ですから意外と安いです。チケットブースでチケットを買い(入場料:$34/3,876円)いよいよ入場です。
ゲートは正面にレンガ作りのDisneyland Railroadの大きな駅があるので、駅の脇にありました。ゲートを入るとTDLのワールドバザールに相当するメインストリートUSAがありますが、本場は屋根が無い歴史(1955年開園)を感じさせる古い町並みでした。ちょうどハロウィンの直前だったので、目や口の形で皮をくり貫いたバカでかいオレンジ色のかぼちゃが置いてありました。また、人気のアトラクションの待ち時間が書いてあるボードがあって便利でした(写真左下。日本でも2001年オープンのディズニーシーでは表示するようになりました)。

えびちゃんも僕も、本場のディズニーランドに入って意外とこじんまりしているのでびっくりしました、TDLの方が広々しているなんて意外でした。眠れぬ森の美女の城は、高さがTDLのシンデレラ城の1/4位だし、各アトラクションが近いので駆け足ツアーの我々には好都合でした。
我々はまずTDLには無いマッターホルン・ボブスレー/Matterhorn Bobsled(白い大きな岩山風)に行ったのですが、残念ながらcloseしていたので、近くのカフェでマップを見ながらちょっと休憩。その後 Indiana Jones、Space Mountain、Toon TownのMickey's House、そしてDisneyland Railroadの順で行きました。

Indiana Jonesは古代インドの神殿の中を上下左右に揺られながらジープで探検するアトラクションで、入り口で3つのコースに別れます。我々のコースは最後に丸い大きな岩が前からごろごろころがって来てつぶされそうになるコースでした(インディ・ジョーンズ レイダーズ 失われたアーク」のシーン)。
ちなみに、3つのコースのどのコースになるのかは、乗り込むジープによって決まり、乗り込むジープは並ぶ場所(左右または中央)によって決まるとガイドブックに書いてありました。帰る前に別のコースを試そうと思ったのですが、30〜40分待ちだったので断念しました。

Indiana Jonesはもちろんおもしろかったのですが、比較の為に全然期待しないで乗ったスペマン/Space Mountainが意外とおもしろかったのです。がらがらでしたが、なんと言ってもTDLに比べて暗いのでスピードが早く感じられます。曲がる方向も見えないので、スペマンの本来のスリルが楽しめました。
僕はTDLで10回以上乗っているので、もういいやと思っていたのですが、本場ものはやっぱり違います。TDLはなぜあんなに明るいんでしょう?どうせ消防署がなんだかんだと言っているんだと思いますが、残念です。

最後は眠れぬ森の美女の城の下をくぐってToon Townへ行き、Mickey's Houseで並んでミッキーと記念撮影してから、Toon Town駅からやたら遅いDisneyland Railroad(TDL名:ウェスタン鉄道)に乗ってメインゲートに帰ってきました。

ところで、諸ちゃんは何回も見たユニバーサルスタジオやディズニーランドのアトラクションやショーの中で、No.1はディズニーランドのショー「ファンタズミック」だと言っていました。「とにかく1回見て下さい。見ればわかります」と言っている程です。
ファンタズミックは夜にアメリカ川を舞台にやるミッキーが主役のショーで、レーザー光線や噴水を使った幻想的なショーだそうです。我々が行ったシーズンは週末のみの開催でしたが夏は毎晩2〜3回開催します。21時始まりのショーですが17時位から場所とりが始まるそうです。

ディズニーランドに10時から13時までいて、その後帰ろうと思って駐車場に行ったら、車が無い!あちこち手分けして探し回り、結局30分以上も探し回ってしまいました。一時は途方にくれ、見つけた時はうれしくて車の写真まで撮ってしまいました。

皆さんもアメリカの駐車場に車を停める時は必ず場所を覚えましょう!
風景を覚えるだけでいいと思うのは日本での話し。アメリカの駐車場は広いので周りの風景が遠く、風景で位置の特定ができると思ったら大間違い。今回は幸い真っ赤な車だったのでなんとか見つける事ができましたが、白やシルバーだったらもっと時間がかかったと思います。
ディズニーランドだったらブロック毎にピノキオとかキャラクターの名前がついていますし、ショピングセンターなら番号とかがついている場合があります。へ〜 まさかと思っているそこのあなた! 迷った人は一杯いるんですよ(実は大加藤から以前アメリカのショピングセンターで車難民になった時の話しを笑い話として聞いていたのですが、教訓を生かさなかった自分達が悪かったのです.......)。
ちなみに、このバカでかい駐車場の敷地を使って2001年2月にカリフォルニアの自然、食文化、ハリウッドをテーマにした新しいテーマパーク「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」がオープンしました。

ディズニーランドに関しては、「お薦めリンク集」
fujiwaraさんのホームページ「K's Pleasure Island」 が参考になります。情報はフロリダ/オーランドウォルトディズニーワールド/WDWが中心ですが、オーランドのテーマパークやLAのディズニーランドを含めたディズニーランドの最新ニュースも載っています。


Down Town L.A.& Chinese Theater
残り時間でさらに名所&買い物

ディズニーランドの後は、 Down Town方面に向かう5号線/Santa Ana Fwy.沿いにあるCITADELというアウトレット・モールへ。
ここはガイドブックに有名なアウトレット・モールと書いてあったんですが、どってことない場所でした。
帰国後調べたら、我々が期待しているブランド物の激安ショップはアメリカの場合郊外にあり、車で1〜2時間は移動しないとありませんでした(NYも同様)。
L.A.の場合、FACTORY MERCHANTS BARSTOW(ファクトリー・マーチャンツ・バーストー)はスポーツ・アウトドア系のアウトレット・モールですが、ダウンタウンから2時間半(フリーウェイ10号で西へ)もかかるそうです。
参考までに、他のショップもフリーウェイ101号でサンフランシスコ方面へ1時間位行かないとありません(OXNARD OUTLET=ショップ数35軒。CAMARILLO PREMIUM OUTLET=ショップ数85軒、ダナ・キャランやバーニーズNYのショップがある。NORDSTORM RACK=巨大な生活用品ディスカウントショップ等)。

CITADELでは30分位買い物をして、サブウェイでサンドイッチを買って外のスペースで遅い昼食。パンの切れ端を雀にあげたらL.A.の雀は警戒心が少なくてやたら寄って来ました。

その後はダウンタウンを通過して(昼間でもマジで恐い雰囲気でした)、ダウンタウンの西にあるSeventh Market Placeというモールに行ってお土産を買いました。

L.A.を車で走るのは、道が広くてさほど恐くないのですが、現在位置を知るのが一苦労です。住所表示が無いので、自分が走っている大きな通りとクロスしている通りの名前を見る必要がありますが、脇道にまで名前がついているので、地図には通りの名前がびっしり。地図上で探すのは大変です。
現在位置が地図上でわかった時は2〜3km位先を走ってるなんてざらで、時々止まって確認しないとナビゲーターが大変です。
今回は初日は諸ちゃんがドライバーでえびちゃんがナビ。2日目はえびちゃんがドライバーで僕がナビでしたが、下ばかり見ていてよく気持ちが悪くならなかったと感心する程地図ばっかり見ていました。前日にナビをやっていたえびちゃんは、前日通ったハリウッドやビバリーヒルズの道を部分的に妙に詳しく覚えていました。

ダウンタウンからは、最後にスターの手形で有名なハリウッドのチャイニーズシアター/Chinese Theaterへ行くことにしました(僕は大好きなショッピングモールに行きたかったのですが時間が無いので断念しました)。途中サンセット大通り/Sunset Stripを通過しましたが、広い道の両側に高いパームツリーの街路樹やビルボード(FM局やタバコの大きな広告看板)がならび、いかにもL.A.らしい通りでした。

ハリウッド通り/Hollywood Blvd.にあるChinese Theaterは、緑色の建物に赤い屋根の中国風の古い映画館ですが、前庭のコンクリートにスターの手形・足形・サインが一杯あります。全然知らない昔のスターの手形もかなりありましたが、誰でも知っている有名スターの手形も一杯ありました。
スターの人気度は、みんなが手形に自分の手を合わせるので手形の磨耗度でわかります。僕が見たところ最も磨耗しているのはマリリン・モンローの手形でした。ちなみにマリリン・モンローの手は、なんと僕の手と全く同じ大きさでした!!
他にもメル・ギブソンやハリソン・フォードの手形にも手を合わせましたが、2人ともでかい!親指が僕の1.5倍位もありました。
チャイニーズシアターは手形以外見る物がないので20分位で見学終了。
帰りの便が7時25分なのに6時を過ぎていたので、我々は一路空港へ向かいました。途中大渋滞の片側6車線位もあるフリーウェイを通って、空港の外にあるレンタカー屋の営業所に7時位に車を返却し、レンタカー屋さんのバスで空港に到着。ぎりぎりだったので結構あせりました。

空港の搭乗ゲートに着いたのは出発の5分前の7時25分。必死の思いで走って間にあった〜!と思ったらゲートが閉まっていて大ショック、さらに出発が1時間遅れと聞いてガックリ。チェックインの時に言えよな〜 まったく

ベガス行きのAmerica West のB-737は結構揺れて、フワッと高度が落ちると白人のおやじが「オー!!」とか言って騒いで僕も緊張しましたが、えびちゃんはよっぽど疲れていたのか、途中からぐーぐー寝てました。


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