OL3年生ちえちゃんの初めてのバリ島日記
「バリ バグース!!


(バグースはインドネシア語で「最高!」という意味です!)


CONTENTS 
99/9/10〜15
初日:はじめに 到着後、さっそくタトゥーを入れちゃった!なぜバリの人は「かわいい」を連発するの?
2日目:後ろ向き?ラフティングツアーと嬉し恥ずかしSPA!
3・4日目:バリに住んでいるイタリア人おやじとバリの大自然を自転車ツアーで満喫。
次の日はバンジーに挑戦!ヒェ〜!!夕方はサンセットを脳裏に焼き付けて満足満足。
5日目+延泊:最終日もSPA、フットマッサージ、ネイルカラー。ところが飛行機のエンジントラブルで延泊!



はじめに

バリ島決定にいたるまで・・・

今回の旅は年に1度一緒に旅行する短大時代からの大親友あずみさん(あみちゃん)とだ。アメリカ東海岸、タイ、ベトナムと続いてあみちゃんとの2人旅は4回目。個人的には5月の台湾以来11回目だ。
今年の春先から今年はどこにしようかという話しが始まり、今回はアジアを抜け出して長くてしかも少しリッチに旅をしようではないか!ということで当初はスペインに決定した。私たちはお互いスペイン情報をせっせと集め、私なんてスペインに何度か訪れたことがあるこのホームページの管理人/田中さん、工藤さん(「アンダルシア&モロッコ日記」、「バルセロナ&南仏日記」の登場人物)と一緒に青山のスペイン料理を食べながらいろいろお話を伺ったくらいだ。
しかし、あみちゃんと話し合いを進めるうちに2人の日程が思うように合わず、スペインに行くには日数が足りなくなってしまい、でもどうしても9月に行きたいというか早く旅行をしたかった私たちはあっけなく旅先を変更。次回はきっとスペインに行くからね、スペインよ待っていてね♪
そこで6日間でそこそこに満喫できる場所を絞っていったらバリ島にたどりついた。やっぱり私たちはアジアから抜け出せないのだわ。でもアジアは食べ物もおいしいし、物価も安いし、それほど遠くないし、なによりあのアジアの独特の雰囲気が大好きだ!!貧乏OLにとっては絶好の場所だわ、うんうん。

ツアーはH.I.Sに

バリ島に決定した私たちはさっそくツアー探し。
私たちの条件は6日間でホテル指定の朝食付きで、チェックアウトは18時で飛行機はガルーダ・インドネシア航空で・・といろいろあげてったら、AB−ROADに載っていたHISの「ハードロックビーチクラブに泊まる気軽にバリ島6日間」というコースに決定!!
さっそく予約の電話をするとコースは満員で飛行機の座席だけでもあと3席しか残っていないと言われる。
なんで〜まだ7月も始まったばかりなのにー。
でも追加料金6,000円でツアーを組み込ませることができますと言われ仕方なくそれでOKする。いまいち府に落ちないけどまぁいっか。結局ツアー代金は6,000円と成田空港使用料込みで120,040円。

出発までのカウントダウン

コースが決まってお金を払ってしまえばもう安心。その後はガイドブックでバリ島の情報を読みおおまかな計画を立て始める。ラフティングをしたい!ということでHISのオプショナルツアーを事前に申し込んでおく(60$=7,200円)。日が経つにつれてワクワクドキドキ
9月にはもうカウントダウンに入ってしまった。
こんなに楽しみにしているくせに旅行の準備は大嫌いなんだよね。あーもう誰か手伝ってー!!旅行前日は準備が終わらなかったが明日に備えて24時には消灯。
早く朝にならないかな〜


=第1日目 9月10日(金) 日本:晴れ バリ:晴れ =

成田空港へ

出発の朝はがんばって5時半に起床。最後の準備をして朝食を済ませ、6時45分に我が家を出発!
あみちゃんとの待ち合わせは8時半に成田空港旅客ターミナルG30カウンター前。
8時半より前に成田に着いたものの待ち合わせ場所がよくわからずしばしウロウロ。結局10分遅れで到着。無事落ち合え、トランクも預けたし、出発の11時までまだまだ時間がたっぷりある。せっかくだからJCBゴールド会員が使えるラウンジでお茶をすることに。
ラウンジに向かう途中にあみちゃんの会社の先輩にばったり出会う。先輩はヨーロッパを周遊するそうだ。それも素敵だな
ラウンジは10時過ぎには出ていざ出国。今回は出国審査場がやけに混んでいるぞ。それからモノレールに乗ってひたすら搭乗をゲートで待つ。

ガルーダインドネシアの機内

11時発ガルーダインドネシア航空881便は予定より40分ちかく遅れて離陸。
私たちの席は27H−J。機体中央の最後列でおトイレに近くてとても便利。乗り込んですぐにジュースがでてきたが、朝の早起きでとっても眠い。離陸前から一眠り。気付くと離陸していて機長さんのアナウンスが始まっていた。でもまだ眠いのでまたまた一眠り。
しばらくして目が覚めるとまだ機長さんがしゃべっている。もう15分以上しゃべっているぞ。着陸までしゃべる勢いだ。やーっと終わって隣のあみちゃんに「長かったねー。」というと「だってお飲み物の種類まで説明してたよー」と言うではないか。あとに続くスチュワーデスさんの英語の説明を覚悟していると1/10もしゃべらず終了。それもちょっと割愛しすぎではないのかな?
しばらくすると機内食がでてきた。GAのうなぎはおいしいと聞いていたので迷わず選択。もちろん飲み物はビール。予想通りとってもおいしい。機内食でおいしいなんて久しぶりで満足。満腹とビールも手伝ってまた眠くなったのでさらに熟睡してしまう。
途中気付いたら映画「エントラップメント」がやっていた。かまわず眠る。ちょっと寝すぎかな?到着2時間前くらいにまた機内食。さっき食べたばかりなのになぁ。しかもそばとにぎり寿司。これっておやつ替わりの軽食のつもりかしら?軽めに食べて到着までひたすら眠る。
ずーっと眠りっぱなしだったからフライトもそんなに長くかんじなくてよかったよかった。現地時間(日本との時差−1時間)17時15分にバリ島の南にあるングラ・ライ/Ngura Rai国際空港に無事到着。
わ〜い!着いた途端に眠気も吹き飛んだよー!
早くバリの大地を踏みしめたいぞ!!(BALI Maps&Insider Guides to Baliはこちら

空港からホテルへ

入国審査も済ませ、空港内の両替所で1万円だけ両替(1円=69ルピア、1$=8,400ルピア)。69万ルピアを手にして大金持ちになった気分。到着口にはHISのガイドさんが私たちを待っていてくれた。名前はワヤン・ウィアダさん、30歳。ワヤンはバリで生まれた第1子につける名前だそうだ。彼は結婚していたけど2年前に奥さんが交通事故で亡くなったらしい。会ってまだ10分と経ってないのにバリの説明とともに自分のプライベートも話していた。しかしかなりプラーベートなネタ。
空港からは15分くらいで私たちの泊まるクタのハードロックビーチクラブ/Hard Rock Beach Clubに到着。
思ったよりクタビーチにも近く、ホテルもとっても広い。早くホテル探検がしたいぞ。
ウィアダさんがホテルの簡単な説明をしてくれて、最終日のチェックアウト、集合時間の確認をする。ついでに4日目にウルワトゥ寺院のサンセットツアーを申し込む。

各部屋はハードロックカフェがベガスに続いて世界で2番目にマネージメントしたホテルだけあって、音楽種類別に雰囲気がわかれていた。ポップスやレゲエやジャズなど。私たちの部屋は“Alternative”型にはまらない音楽という意味みたいだ。
部屋の内装は思った以上に閑散と、というか寒々しいかんじ。室内のインテリアはバリらしさはなく、部屋に色をつけるとしたらブルー。ね、寒々しいかんじでしょ。テレビなんかも上についていて見上げなくちゃいけないかんじ。良い点を言えばハードロックだけあってCDコンポとかついてたくらいです。ちょっと落ち着けないかんじで、かーなーり若者向けでした。部屋以外ではハードロックらしさがあってそこらじゅうにギターとか飾ってあってティナ・ターナーとか誰でも知ってる歌手の銅像があったりして見て周るのには飽きなかったかも。
驚いたことに私達の部屋のベッドはダブルベッドだった。ダブルベッドもなくてセミダブルくらいかも。ソファベッド風なものが1つあるので毛布をもらって別々に寝ることに。いくら女の子同士でもねえ〜。

PLAZA BALIさっそくタトゥーを入れた!

荷物を置いたらいざバリの街へ出陣。ちょうど19時ごろだ。これから私たちはプラザバリにタトゥーを入れてもらいに行く。もちろんにせもののだけどね。シャトルバスが出ているけど時間が合わないのでタクシーで。ブルーのタクシーはメーターがついているから安心らしい。さっそくホテルの人に呼んでもらい出発!
ホテルからプラザバリは7,850ルピア(約110円)で着いてしまう。ちなみに初乗りは2,000ルピア(約28円)実に安い。帰りはシャトルバスで帰るため時間をチェックして、21時発を予約しておく。プラザバリの中はブランド品や土産物が並ぶショッピングモールだがそれらに興味はないのでタトゥーのお店に直行。

デザインを選んでお会計(12$)を済ませる。お会計を済ませている間にお店の人が紙にデザインを書き写している。その紙を自分のいれたい部分にあてて、デザインの型が写しだされる。今度は墨でその型にそって塗りつぶしていくというやり方だ。私は左腕の上のほうにやってもらった。乾くのに1時間くらいかかるらしい。
私たちが椅子に座って乾くのを待っていると、どこからともなくプラザバリの店員が4〜5人やってきてみんなでおしゃべりをした。日本語と英語を交えた会話でとても楽しかった。「あなたチャンティッねー」とさかんに言っていた。チャンティッはインドネシア語でかわいい。何十回も言うので聞き流していたが誉められて悪い気もしなかった。でもその後この旅の中でチャンティッという言葉を何度も言われるとはその時思いもしなかった(上の写真の右が私、左があみちゃん。腕のタトゥーに注目)。
店員たちは皆25歳くらいで、バリの人たちは自分たちのように皆良い人ではないので気を付けるようにというアドバイスをしてくれた。そんなこんなでお迎えの21時になろうとしていたのでお店の人たちとはそこでバイバイ。初日からいい人たちに出会えてよかったな。

初の夕食inバリ
いったんホテルに戻って夕飯を食べにクタの街へ。着いたばかりなのでまだ街に慣れないかんじ。
夜もだいぶ遅くなってきたのでホテル近くのよさげなお店で食べようということに。
クタスクエアを抜けて通り沿いのRAMA BRIDGEへ。もちろんインドネシア料理のお店。店内は日本人の姿はあまりなく欧米人ふうな人たちが多かった。とりあえず1杯頼んで乾杯!私はKUTA REEF、あみちゃんはBLUE LAGOON。私のは柑橘系のお酒でとってもおいしかった。
お料理は定番のナシゴレンとアボガドシュリンプカクテル(アボガドとえびのサラダ)、えびせん、お魚料理を1品。全部で149,600ルピア(約2,100円/2人)。お店の雰囲気からするとものすごい安さ。しかもどの料理もおいしかったし初日から大満足。

ちなみに私たちは共通サイフというのを作ってそれにいくらか入れておいてそこからタクシー代とか食事代とか共通の支出を払っていったのです。そしてなくなるとまた付け足して・・という具合に。
割り勘にしていくら貸しとかやってるとややこしくなるし、アジアになると数十円単位での貸し借りがちょっとバカみたいに思えてくるのですよ。でもきっちり返したりして。あみちゃんの提案だったのだけどすっごい便利だし、お会計がスムーズでしたよ。

23時前にホテルに戻るとホテルの玄関中央にあるセンターステージでは生バンド演奏をしていてみんなが盛り上がっている。せっかくだからホテル内を見学して部屋に戻る。お風呂に入って24時過ぎには消灯。今日1日お疲れさまでした。
明日も精力的にがんばるぞ!



NEXT DAY
TOP/HOME