=最終日 9月14日(火)晴れ=

再びSPAへ

きのうの夜の時点では今日はデンパサールから車で40分のところにあるタマン・アユン寺院に行くことにしていた。そこはバリで2番目に大きな寺院だ。そのため今日は6時半に起きて朝食へ。
とっても眠たい。ごはんを食べても眠くてまたすぐベッドに戻って寝たいくらいだった。
朝から眠くてきのうの疲れもたまっていたのでやっぱり予定を変更することに。朝からSPAに行こうということでリゾール・クルクルホテルにあるジャムーという店に電話をして予約をする。
10時半に予約ができたのでしばらくベッドで仮眠。
ホテルまで迎えに来てくれるようなことを言っていたので時間の少し前にホテルを出て近くの両替屋さんで3000円分(1円=71.5ルピア)を両替えしてロビーで待つことに。
15分くらい待っても来なかったので近かったけどタクシーで行くことにした。あまりにも近すぎて2,800ルピア(約40円)しかかからなかったが6,000ルピア(約84円)を取られた。最終日に気付いたのだが、初乗りは2,000ルピアだが最低料金は6,000ルピアを取るのだ。それなら最初から初乗りを6,000ルピアにすればいいのにね。
ジャムーでは私は1時間のフェイシャルコースをお願いした。
トロピカルナッツフェイシャルといって、キューカンバトニックを塗ってマッサージをし、クミリ・ピール(キャンドルナッツの皮)をさらに塗り、ハニークレンザーでパックしてもらうコースだ。マッサージをしてもらいながらまたついつい寝入ってしまった。最終日でお金もほとんど残っていなかったのでカードでお支払い(15$)。

クタビーチを散歩

11時半ころには終了したので帰りはクタビーチを散歩しながらホテルへ帰ることに。
砂浜を歩くから足取りも重く感じとても暑くて一気に汗をかいてしまった。
物売りのおじさんや、みちゅあみのおばちゃんは暑いのにしつこいし、やかましいしでホントにうんざりした。あみちゃんは無視したら砂をかけられていた。ホントむかつく。クタビーチは賑わっていてサーファーやボディーボーダーがたくさんいた。顔はどうだかわからないが皆とてもかっこよく見えた。トップレスの外人さんなんかもいて絵になる光景だった。

CDショップのはしご

ホテルに戻ったらホテル内にあるCD屋さんに行った。バリに来てずっとCMで流れていた“FRESH”というCDをどうしても買って帰りたかったのだ。探したけど見つからず、お店の人に聞くと人気があって今売り切れているところだという。ますますほしくなってしまう。CDのアルバムの値段は6,000〜8,500ルピア(840〜1,200円)と新しいとか人気があるとかで値段が変わっていた。それにしても日本より安いからお得だ。そこではいろいろなCDを試聴して遊んできた。
今度は街のCD屋さんならあるから行こう!と街へ出ることに。その前にホテル内で使えるワンドリンクチケットがまだ残っていたのでセンターステージでスプライトを飲んでから行くことに。
外に出るとまだまだ暑い。レギャン通りを歩いてプラマシャトルバスセンター(ウブドへ行く時に使ったバス会社)の2軒先にTOP10というCD屋さんを発見したのでそこに入ることに。
あった!よかったぁ〜。さっそく手に取る。すると店員が「それかわいいねぇ〜」とCDをさして言ってくる。かわいい?こういうのかわいいって言わないよ、日本語の使い方間違ってるよと教えてあげる。まったくかわいいと言えばいいと思っている。そこでは前からほしかったCDなど合わせて4枚を27,000ルピア(約3,600円)でまたまたカード払いで購入した。満足。

POPPIES

14時を過ぎていたのでお昼を食べて帰ろうとレギャン通りの脇道のポピーズレーンを入ったところにあるポピーズレストランで最後のインドネシア料理を食べることに。
スイカジュース(かなりおいしくて気に入ってしまった)とミーゴレン、パパイヤのお皿にパパイヤとアボガドとマッシュルームが入ったサラダと白いごはんにクリームチューをかけて食べるものを頼んで、いただきまーす。
店内というかこのレストランは1つの庭になっていて、外の喧騒とはうってかわってとても静かで緑に囲まれた抜群の雰囲気だ。外なのにさきほどまでの暑さが忘れられるくらい。
食事もとってもおいしいし、次回もぜひここに来よう!ここではバリの有名なHATTENワインを77,000ルピア(約1,080円)で購入して、食事代約100,000ルピア(約1,400円)を払ってのんびりとクタの街を散策しながらホテルへ。

チェックアウト

16時ころホテルに戻ってから、冷蔵庫に冷やしておいたウェルカムフルーツを2人で食べながら一休み。初めて食べたマルキッサというパッションフルーツは意外にもとっても美味。
18時チェックアウトなので買ってきたCDを聴きながらシャワーを浴びて荷造りをする。お土産に買った2本のお酒がずっしりと重たい。せっかく持ってきたのに着なかった服がなんだかとっても損した気分。17時過ぎにはチェックアウトをしてしまい、ホテルにあるSPAの10分無料マッサージをしてもらいに行く。
腕から肩にかけてもみほぐしてもらってとても気持ち良かった。もっとやってもらいたい!と思い19時からフットマッサージを予約する。今日はSPA三昧だなぁ。

ネイルカラー

フットマッサージの予約時間までだいぶ時間があったので2日目に訪れたクタスクエアにあるNOA−NOAでネイルカラーをしてもらうことに。2人の残金を合わせてやってもらう。でもあみちゃんが8割くらい払ってくれたんだけど。これで私は空港使用料の5,000ルピアをぬかして550ルピア(約80円)しか残らなくなってしまった。1人5$で20分くらいかけてカラーリングをしてもらう。
19時までブラブラと時間を潰して時間になったところでフットマッサージへ(右の写真はクタの街並み)。
あみちゃんと2人でやってもらっているのだけれど、マッサージのお姉さん同士(特に私のほう)がとってもうるさくベチャクチャとずっとしゃべっているので気持ちよく眠るどころではなかった。
片足が終わった時点で「シーッ!」と合図をして注意をしてしまったくらいだ。
しゃべりながらでないと調子が出ないようで後半はあまり気持ちよくなかった。もちろんこの時のマッサージ代18$もニコニコカード払いで。
終わってからも21時半の集合時間までたっぷり時間があってロビーのソファに座っていても蚊に刺されるばかりなので外へ散歩に出ることに。どこかカードが使えるところでお茶でもしようかとさまよっているとどうもおかしい。さっきから誰かにつけられているみたい。どこか適当なお店に入ってその怪しい人をやり過ごしてからホテルへ引き返すことにした。気のせいだったらいいのだけれど最後の最後で危険な目に遭っても嫌だしね。
小腹も減ってきたのでホテル内にあるCanteenという日本料理屋さん入ってみそラーメンを食べる。日本料理屋といってもびっくりするくらい閑散としていてどこかの食堂みたいだった。でも味はまーまーおいしかった。2人で1,000円くらいだったのであみちゃんに日本円で払ってもらう。日本円も成田からお家に帰れるくらいしか残っていなかったのだ。かなり貧乏。

空港→ホテルへ?!

予定通り21時半にお迎えが来てスムーズに空港に到着。迎えに来てくれたのがウィアダさんじゃないのがちょっと残念だった。ガイドさんは搭乗までの仕方を説明してくれて空港の入り口でバイバイ。お世話になりました。荷物検査を済ませトランクを預けるために並んでいると、前にいた日本人の男の子グループの1人が「パンツはきかえたいよー」と言っていて、??状態でまぁーいいかと思っていると違う女の子のグループも何故だか不安そうになにやら話し合っている。
え?もしや?と思ってその女の子たちに「なんかあったんですかー?」と聞いてみると飛行機が明日の9時半にならないと飛ばないと言うではないか。
あっそうなんだー、かわいそー。
とどういうわけかまるで他人ごとで自分は絶対大丈夫と思ってしまい、なかなか事態が飲み込めなかった。あっ私たちもなんだぁ、すっごい困るー大変だーって今さら思いながらも、夕方シャワーを浴びておいて良かったとかさっきみそラーメン食べておいて良かったとか、あれ?会社どうしよーあー間に合うかぁ良かったなんて具合にゆっくりといろんなことが思い浮かんでくる。
それじゃぁこれからどうすればいいの私たち?と思っているとホテルはガルーダが用意してくれるところに泊まればいいらしい。とりあえず重たいトランクは空港に預けて家に電話をする。海外から日本に電話をするのは初めてでちょっとドキドキ。日本時間は23時過ぎだからきっとまだ起きているよな。電話をしたら母親がでて手短に用件を伝えてガチャン。あんまり驚いてくれなくて残念。

バリ・ガルーダへ

電話をかけて空港の入り口に行くとバス待ちの列ができていてそこに並んでバスに乗車。
ホテルへといざ向かう。なんとなくみんな不安げな表情だ。バスに乗る前になぜか「女性はこちら〜」と男女別に乗らされたのでもしかしたらホテルが相部屋になるのかと少々心配。
どう考えても時間かせぎにしか思えなかった給油を経てようやくホテルに到着。
予想に反してホテルはみんな別々の部屋をもらえて一安心。ホテルはバリ・ガルーダというホテルで朝食とワンドリンクと3分間までの電話が無料だということだ。こういうの初めてなんだけどいろいろと親切なんだね。ホテルの部屋はリビングとベッドルームが別々になっていてキッチンもちゃんとついている。とっても広くて家みたいに落ち着ける。ちょっとウキウキ気分で部屋の中で写真を撮ってベランダにも出て記念撮影。するとさっき空港にいた男の子たちも中庭で記念撮影をしている。考えることはみんな同じだね。私たちに気付いて声をかけてきたのでちょっとおしゃべりをしていると「せっかくだから今日は一緒に飲みましょう!」と言ってきたので適当に返事をして中に入る。
備え付けのお茶を飲んで疲れたことだし眠ることに。明日は6時起きで7時過ぎに集合だ。おやすみなさ〜い。
と眠りこけていたら内線が鳴っていたのででるとさきほどの男の子たちだ。こっちは20畳以上もあるからよかったら見に来ない?と言うので寝ぼけながらも返事をしてあみちゃんと一緒に訪れることに。1時間くらい寝ていたみたいだ。
このホテルはコテージ風な造りで彼らの部屋は随分遠くのほうにあるところだった。ロビーで地図をもらってやっとたどり着いた。
まるで一軒家。中に入るとほんとに広くってベッドルームも2つありリビングのソファもたくさんついている。全員が大田区に住む5人組でバリにはサーフィンをしに来ていた。私たちよりも1日前に来ていたと言っていた。タメから29歳までと幅広くいてどの人たちもみんなおもしろかった。買って来てくれたビールを飲みながらバリで何をしたとかいろいろ話し、またまた記念に写真を撮ったりした。出来上がった写真(上)をみたらみんなヤバイくらいに黒くってこの写真を誰かに見せてさわやかでおもしろい人たちだったんだよーって説明しても誰も信じてくれないんだろうなきっとって思ってしまったくらいだ。
明日も早いからそろそろ寝ようということになり2時前くらいには退散。
思考回路がかなりストップしていたけどとてもおもしろかった。


=これが本当の最終日 9月15日(水)=


再び空港へ

予定通り今朝は6時に起きてさっそく朝食へ。朝が早すぎてちっともお腹がすいていなくてちょっとだけ食べる。食べ終わるころに5人組もあらわれ席を譲ることに。5人もいると目立つよな。7時にはチェックアウトをしてバスに乗り込み空港へ。あっという間に着いてしまう。9時半フライト予定だと聞いていたのでそれまで空港でブラブラ、椅子に座ってボケーッとしている。
やっと搭乗時間になったのですぐさま乗り込み着席。帰りも2−4−2のシートで端っこの2シートでラッキー。10時半なのにもう昼食がでてきてぐったり。食べ終わってから余っていたお菓子をきのうのお礼も兼ねて彼らにあげに行くことにする。後ろのほうに行くと騒がしかった彼らがおとなしく座っているのを見てなんだかかわいくておかしい。
退屈な機内でやることもなければ眠れもしないのでビールを飲んでがんばって眠りにつく。機内映画がやっていたけど見ないで眠る。
起きるとまた機内食がでてきて適当に食べてまた一寝入り。そろそろ着陸体制へと。結局今回の遅れはエンジントラブルが原因で他の機体から資材の搬入をしていてさらにングラ・ライ空港のほうで離陸の都合が他の飛行機と重なってしまって折り合いがつかず遅れたらしい。
なにはともあれ無事に到着してよかったよかった。モノレールに乗って入国審査上へ向かうのだが朝の満員電車並に混んでいて何台かやり過ごした後無事入国。荷物もスムーズに出てきて長かった旅もここで終了。5人組の彼らともここでお別れをして京成方面へ。
きっと彼らとも一生会わないんだろうな、でもまたバリでばったり会えたらいいなぁなんて思いながら電車に乗り家路についた。外は台風のせいで雨が降りしきっていた。


さいごに

今回の旅もたくさんの思い出をトランクに詰め込んで帰ることができて本当に良かった。
現地でお世話になった全ての人へありがとう。そして旅の道中私のわがままをたくさん聞いてくれたあみちゃんホントにありがとう。バリ・バグース!!(バリ最高)だったね。またいろんな国に行ってたくさんのことを吸収してこようね♪
日記を書くことの素晴らしさを教えてくれたホームページ管理人の田中さん、とても感謝しています。文章は稚拙ですが私にとって貴重な宝物となりました。宝箱の中にこの宝物がたくさん詰まるようなそんな旅をこれからもずっとして行きたいです。

おわり



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