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「自動化設備の設備故障・チョコ停対策」

自動化設備の革新は、設備を導入してから始まる。
自動化設備の革新に大切なことは、設備を停止させないことである。
自動化設備の良いところは、停めない限り生産し続けることである。
昼休みや、早朝・深夜でも稼働させることが可能である。
そのためには、設備故障とチョコ停をなくすことである。

設備故障は、予防保全・定期点検・定期交換などで防ぐことができる。
保全計画に基づいて点検を実施するなどして、故障をしないようにする。
更には、故障しやすい部品をあらかじめ準備する。
故障した部品の交換方法を確認しておいたりする。
このように、故障時の復旧方法を事前に検討しておくことも有効である。

一方、チョコ停をなくすのはなかなか難しい。
チョコ停というのは、すぐに復帰することができる故障のことである。
チョコっと停止をするから「チョコ停」という。
このチョコ停をなくすには、まず設備の現状を把握することである。
いつどこでどんな品種の時に、どんなことが起こるのかを調べる。
必要に応じて、現場をビデオ撮影することも有効である。
ビデオ撮影をすると微妙に動いていない場面を見つけかることがある。
これは、装置間のタイミングが微妙にずれているのかもしれない。
設備のタイムチャートをみても見つからない。
次に、それを防止するにはどんなことが有効かを検討する。
設備の問題だけではなく、材料のバリが問題ということなどもある。
そしてそのために、何をしたら良いかを考える。
場合によっては、装置の待機位置の変更も必要かもしれない。
ここまで行って、初めて自動化設備が活きるのである。

詳しくお知りになりたい方は
ものづくりCOMの
「生産マネジメント」の技法解説記事

「自動化設備の設備故障・チョコ停対策」
http://www.monodukuri.com/gihou/article/979

をご覧ください。


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