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「自動化設備の生産性向上」
自動化設備の生産性向上は、
やみくもに対策をしてもなかなか効果は上がらない。
異品種の部品組立にロボットが稼働している設備を例に、
自動化設備の生産性向上について考える。
まず、各ロボットの効率を調べ、
生産性を落としているロボットはいないか、
そしてそれはどの品種のときかを確認し、
その稼働時間を改善してロボット毎のアンバランスを解消する。
次に、故障やチョコ停といった設備を停止させる原因を減らし、
極力設備を止めないようにする。
更に、昼休みや早朝・夜間に
停止要因の少ない品種を選ぶことで無人運転を検討する。
当然ながら、対策にかかる費用と効果を念頭に置いて、
対策案を選択する必要がある。
また、各品種を受注量に合わせて生産するだけでなく、
注文の多い品種によっては一定量まとめて生産することも検討する。
このように、自動化設備の生産性向上には様々なプロセスがあり、
多方面からの検討が必要になる。
現状をよく知り効果の大きい部分から手を付けて、
改善を実施することである。
モノづくりの課題解決を支援する専門家の活用も有効な方法である。
詳しくお知りになりたい方は
ものづくりCOMの
「生産マネジメント」の技法解説記事
「自動化設備の生産性向上策」
http://www.monodukuri.com/gihou/article/776
をご覧ください。
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