オランダ・ドイツ アムステルダムからICE&ECでケルンへ 2003年9月 |
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オランダ・アムステルダムを後にして、ドイツ・ケルンを目指す。実は、今回の旅行に際して、ヨーロッパ6ヶ月以上の滞在者が購入できるインター・レイル・パスを購入したのだが、日にちの関係でデンマーク・ドイツ・スイス・オーストリアの4カ国通用パスになった。このためアムステルダムからドイツの国境エンメリッヒまで片道チケットを購入。エンメリッヒからはドイツ国内のため乗り放題。その先のデュースブルクからECに乗り換え、ケルンを目指す。乗換えをするのは、このICEがケルン中央駅に寄らずケルン・ドイツ駅に停車してしまうため、中央駅に行きたい私は乗り換えをすることにした。アムステルダムでこの旨をチケットカウンターで伝えたら快諾して、すぐに発券してくれた。けど、言われた料金を払ったけど、どういう計算になっているのかよくわからなかった。
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(左)アムステルダム中央駅に入線したICE121列車フランクフルト行き。(右)2等車車内の様子。この列車は、ICE3を使用。この車両は、ケルン〜フランクフルト間の高速線が開通を機に導入されたもので、今回乗る車両は、ドイツ製のICEながらオランダ国鉄所属、その印に先頭ににオランダ国鉄のマークが入っている。非常に乗り心地が良いという評判のドイツICEの車両。確かに、その通りだった。 今回乗る区間は、高速線ではないので、そんなに速度は出ない。 |
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7:04予定通り出発。陽はまだ昇っていない。 7:15ダウフェントレフト。 天気は、今にも雨が降りそう。 そんななか運河に沿って列車は走り、運河から朝靄が立ち込めている。 7:35ユトレヒト中央を過ぎ、車窓は森が多くなってきた。 白樺も見える。 時々牛もいっぱい見える。 |
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現在速度は、140km/hと通路上の表示板が示している。 日本の在来線だと速い列車になるが、ヨーロッパでは普通なんだろう。 8:14アルンヘム。 この辺りまで来ると かつてオランダ国鉄の名物といわれたドックノーズ型電車が頻繁に見られる。 日本と一緒で、古い車両は地方にまわされるのだろう。 アムステルダムでは殆ど見かけなかった。 とうとう雨が降ってきた。 次第に雨はきつくなり。 大荒れ大粒の雨が、窓に当たり流れてゆく。 トイレへ行ってたら8:45頃、ドイツへ入国!! (駅の雰囲気が変わったので、ドイツに入ったことに気づいた。) ドイツ最初の停車駅9:03オーバーハウゼン。 |
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雨に濡れて9:14デュースブルクに到着。遅れて到着したため、乗り換えのECの出発時間は過ぎている。ホームへ降りて「大丈夫か?このままICEでケルンへ行ったほうが良いんじゃないか?」って考えていると、ICEは出発してしまった。 |
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心配する必要は無かった。雨のため全列車が遅れてるみたい。12分遅れて、EC29ジョセフ・ハイドン号が到着。この列車は、遠くオーストリア・ウィーンまで行く。 | ||
車内に乗り込むと、車内は満席。妻ひとり分の席は確保した。そしてしばらくして、検札が回って来た。それを見て近くに座っていった男性が、あわてて何処かへ行ってしまった。奴は無賃乗車だったんだろうか?運良くこちらは、席にありつき、ラッキー。検札が回ってきたので、早速インター・レイル・パスに乗車区間を記入して見せると、すんなりと印を押してOK。 |
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ケルンの大聖堂が見る。 そして、ライン川を渡り終えると同時にケルン中央駅。 |
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列車は10時すぎ遅れたままケルン中央駅に滑り込んだ。IC・EC用の客車は白に赤帯にここ数年で変わった。 天気の方は、何とか雨も上がったのだが、この後昼食も兼ねて休憩を取り、午後からライン川下りへと向かう予定。けど天気がいまいちで、どうしよう。 |
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643型DMUが停車中。5年前にケルンへ来た時は、見かけなかった。 5年前’98年の様子は、こちら。 |
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世界遺産にも登録されているケルン大聖堂。 ケルン中央駅のすぐ脇にそびえ、カメラに収まらないほどの大スケール。 |
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ライン川下ったり上ったり![]() |
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