フランス パリの列車と観光巡り
2003年9月
 2度目のパリではあるが、前回はあまり多く回る事ができなかったので、今回改めて観光地を巡ることにした。また、列車好きとしては、前回に訪れた駅といえども、数年ぶりとなれば覗かないわけにいかない。というわけで、ここではパリ・北駅の発着列車とパリ観光をミックスしてご紹介します。
 まずは、その北(ノール)駅からスタート。今回のパリのホテルの最寄り駅でもある。駅としてはユーロスターやタリス、TGVを中心に長距離が発着するが、地下ホームや構内端のホームからは近郊列車も発着している。ユーロスター、タリス、TGV、ICなどバラエティー豊かな優等列車が発着するため、鉄道ファンとしてはまずは押さえておきたい駅。

イギリス側の高速線全線開通が遅れのために、ユーロスター車両に余剰が生まれ、国内用TGVに転用されている。イギリスでもGNERがお上より押し付けられて?、ホワイトローズとして使用している。
BB15000型牽引のICがパリ北駅に停車中。

TGV-PSEが入線。

こちらは、タリス。
それでは、街にでてパリ観光へと出発!
まずは、凱旋門へ。ここを起点にシャンゼリゼのショッピング街が延びている。
それにしても、シャンゼリゼ通りの裏手で入った韓国料理店は旨かった!!(アジアの味が懐かしくて…)さすが、食通の国だけあるなと変なころで納得。
こちらもパリのお決まり観光地、エッフェッル塔。天気に恵まれ緑の芝生とエッフェル塔がなんとも綺麗。

エッフェル塔からの眺め。正面下には、シャイヨー宮が見える。妻は、やや高所恐怖症なもんで、展望台まであがったら、「怖い〜。怖い〜。」を連発。こちらまで、怖くなってきた。

こちらもエッフェル塔から、メトロ6号線がセーヌ川を渡る。橋の名前はビル・アケム橋。日本のテレビなどでも時々出てくるちょっとした名所(何気なく出てくることが多いですが)。
パリの観光に欠かせないのがメトロ。パリ・メトロの地下への入り口は、自然をモチーフにしたアールヌーボー様式デザインのところが多い。

1号線新型車。パリのメトロ1、4、6、11、14号線がゴムタイヤ方式を採用している。乗る度に思うのだが、パリのメトロは、車両が小さいのに、クロスシートなので、狭い。なんとかしろ!!
画像はパレ・ロワイヤル・ミューゼ・デュ・ルーブル?(記憶が定かではありません)で撮影。

世界に名だたるルーブル美術館。

美術館といえども元王宮。一部には、このような豪華な部屋が残されている。

ルーブル美術館の中で最も有名なのが、このモナリザ。いつも人でごった返してます。ゆっくり見れる雰囲気ではない。
こちらも超有名!!ミロのヴィーナス。
2日目、まずやって来たのがノートルダム寺院。ここも、観光客が溢れていた。
ノートルダム寺院はステンドグラスがとても綺麗。

モンマルトルの丘。丘の西側から坂をえっちら、おっちら登ってここまでやって来ました。途中、スタスタ登っていくおばあさんに追い越されながら…。丘の上に建つ真っ白のドーム、サクレ・クール聖堂が青空に映える。
ムーラン・ルージュで有名なナイトショーが行われる劇場。赤い風車が目印。お値段がそこそこするので、貧乏旅行の我々はパス。
メトロで移動時間が余ったので、ちょっとメトロ散歩。画像は2号線、スタリングラドにて。2号線は、レール式の路線。
パリ西郊外ラ・デファンスへやって来ました。そびえるのは、新凱旋門グランド・アシュ。
新凱旋門の真下から、市内方向を眺める。巨大な広場を囲むように、モダンな建物がニョキニョキと建っている。ここは、1960年代から建設が始まった、パリの副都心。ここはメトロ1号線終点、その他にRER A線やトラムの発着駅となっているラ・デファンス・グランド・アシュ駅が地下にある。

ラ・デファンス・グランド・アシュ駅からず〜と専用線で、セーヌ川沿いに走るトラム2号線。画像は終点イシューバル・ド・セーヌ駅。2タイプのトラム車両が並ぶ。この駅は、RER C線との接続駅。

夕食を済ませ、ホテルのあるノール駅へと戻ってきました。前回は、パリ滞在の時間が短く、ほとんど観光地は行っていないような状態だったが、今回はひと通り巡ることができ満足。
雨宮アナと結婚したパティシエ青木氏のお店でミルフィーユを買ってきたので、ホテルでゆっくりと味わうぞ!!

1998年3月パリ列車巡り

スイスからTGVでパリへ サン・ドニ駅での撮影