フランス パリ列車めぐり
1998年3月
パリの駅
 パリには、6つの駅がある。東京でいえば、東京、上野、新宿の駅のように方面別に、駅が分かれているのと同じこと。ただ、東京とは違い、都心部に、山の手線のような環状線が無いため、乗り換えは地下鉄(メトロ)を使っての乗り換えとなる。ただ、郊外には連絡線があり、パリに寄らずに地方へ直行する列車も運転されている。
 今回は、パリの各駅を巡り、列車の駅撮りをしまくった。 
サン・ラザール駅
 フランス北西部のノルマンディー方面への列車が発着する。
パリでいちばん歴史のある駅でもある。
列車は、そう目立った列車は発着していない。
ノール(北)駅
フランス北部とイギリス・ベルギー・オランダ・ドイツなどの国際列車が発着。
忘れてならないのが、
イギリスと結ぶ、ユーロスター。
ベルギー・オランダ・ドイツを結ぶ、タリス。
など、今、パリの駅では、一番旬の駅。
パリの駅はどこでも、のんびりした雰囲気が漂う。
今年は、フランス・ワールドカップの年、左隅にワールドカップのコーナーが設けられていた。
9025列車 ユーロスター ロンドン行き
ユーロトンネルを通って、ロンドンとを結ぶ、「ユーロスター」。イギリスとの間には、パスポート・コントロールが必要なため、ホームは、他の列車とは隔離されている。
9329列車 タリス ブリュッセル行き
ワインレットの車体を持つ「タリス」。この列車も、ベルギー・オランダ・ドイツを結ぶ国際列車。しかし、「ユーロスター」のようにパスポート・コントロールはない。
エスト(東)駅
ノール駅のすぐ東隣にある駅。
ドイツ南部やスイス・オーストリアへ向かう列車が発着する。
この駅には、昔ながらのパリの大駅の雰囲気がある。
検査車?
到着したBB15000型牽引のEU。
メトロ5号線で移動
メトロ東駅
そして、メトロ1号線に乗り換え。
1号線は、ゴムタイヤ式。
メトロ・バスティーユ駅。
リヨン駅
最初にTGVが発着した駅。
フランス南部やスイス、方面への列車が発着する。
オール二階建てのTGVデゥープレックス。
車体更新で、数が減りつつある、オレンジ色のTGV。
車体更新した、銀色のTGV。
オステルリッツ駅
リヨン駅から、セーヌ川をはさんだ対岸にある駅。
ここからは、ボルドーやスペイン方面の列車が発着するが、
夜行列車のため朝夕しか、見られない。
そのため、日中はひっそりとしている。
左、RIO系、右、VB2N系2階建て、近郊列車。
BB17000型電気機関車の押す、近郊列車。
BB16000型機関車の牽く、急行列車。
BB17000型電気機関車の近郊列車。
BB26000型機関車とB6Dux系運転台付き客車の急行列車。
留置されている、CC72000型ディーゼル機関車。
BB15000型電気機関車のトップナンバーに牽かれて、入線したEU。
BB16000型に牽かれて、入線した列車。
よくテレビでも見る風景。客車は、コラーユと呼ばれる客車。
色は異なるが、こちらもBB15000型。
Z6400系、EMU。
Z2N系、EMU。
Z22500型EMU。
CC6500型牽引の列車。
DUMが停車中。
エッフェル塔をバックに、セーヌ川を渡る、メトロ6号線。
EMUとDMU
EUM=エレクトリック・マルチプル・ユニットの略。ヨーロッパで主流の、EUMは、動力集中型電車で、1編成にモーター車が、1両多くても、2両しかなく、他の車両は、付随車。TGVもこれになる。それに比べ、日本の電車は、動力分散型で、編成の中にいくつものモーター車がある。ヨーロッパでは、あまり乗客をモーターやエンジンの上に乗せないという考えが強いようで、このような形式が主流となっている。
DUM=ディーゼル・マルチプル・ユニットの略。EUMのディーゼル版。
スイス ジュネーブからTGVでパリへ
フランス国鉄公式ホームページhttp://www.sncf.fr/indexe.htm

TGVホームページhttp://mercurio.iet.unipi.it/tgv/tgvindex.htm

RATPパリ都市交通ホームページhttp://www.ratp.fr/Eng/index.htm
タリスで、ベルギー ブリュッセルへ