2013.12.14(Sat.)
上野7:33−(729M)→9:20高崎
高崎10:30−(731M)→11:35水上
水上11:41−(8737M)→11:51土合
土合12:26−(1734M)→12:39水上
水上14:06−(742M)→15:00新前橋
新前橋15:21−(539M)→16:57大前
大前17:12−(542M)→18:57高崎
高崎19:15−(2300Y・快速)→21:11渋谷
 恒例の大東亜交通問題研究会(仮称)冬期研修会、昨年は経済対策代表会合と題して実行しましたが、今年は「ASEAN経済共同体と清水トンネル」として、無事実施の運びと相成りました。本会のファウンダー名誉会長最高顧問相談役代表理事会計監査CEO兼COO兼CIO兼CCO兼統合幕僚長兼GM兼コンプライアンス担当兼5,000万円借用証検証担当兼党総裁(教育)は当然にU竹氏ですが、残念ながら不参加。ただし、研修会の研修内容には、ずいぶんとご助言を頂きました。コンセプトは例年通りですが、今年は『ASEAN経済共同体と日本』が指定図書です。
 池袋でH生田氏と合流してから、上野へ移動。“あけぼの”撮影のため、列車乗車時刻よりかなり早く、“あけぼの”到着時刻の6:58に13番ホームを集合と設定していましたが、到着してみると肝心の“あけぼの”が、いきなり強風のため約20分遅れで到着予定とのアナウンス。いきなり出落ち感満載です。ここで落ちあったI井氏と、顔を見合わせて笑うよりありません。しばらくすると、O賀氏が登場。さらに、「あからさまに怪しい集団じゃのう」といいつつ、福岡市在住のS水氏がC葉氏を従えて登場。
 隣の14番ホームには7:05に、新前橋からの824Mが到着。この列車が、折り返し、一応余裕があった場合の乗車予定にしていた7:23発の529Mとなりますが、この、”高崎線130周年”のヘッドマークのついた電車を撮影しているうちにようやく“あけぼの”が到着。遅延していただけに、これに乗らないとこの後の予定が崩れてしまう729Mとの兼ね合いで、ホーム階段付近で回送をお見送り。
 あわてて13番ホームから6番ホームの729M高崎行きに移動。全車ロングシートですが、乗車した先頭車はかなり座席が空いています。乗車してすぐに発車。S水氏は、今回の指定図書である編著書が出版されたところで、関連のセミナーで上京していたところ、今回の研修に関するメールが飛びかっているのをみて、つい参加したのだそう。電車は、今年高架化が完了して面目を一新した浦和から乗車が増え、大宮から大量乗車で立ち客もかなりな数。上尾から降車が目立ち始めます。ここで、S水氏には、とりあえず目指す土合駅と、下りホームの階段の存在とが、結びついていなかったことが判明。「マジか、だったら荷物預けてくればよかった」とのことでしたが、確かに大荷物です。
 乗客も減ったところで高崎到着。ここで第2の撮影タイムですが、上野寄りのホーム先端にはさすがに、今朝の上野駅よりも多い人垣が。D51の前になんだか団体臨時の”華”がやってきて、これを撮った後に、旧型客車を連ねたD51 498登場。今日は9135列車、”快速 SLググっとぐんまファイナル碓氷”の運転日で、これが高崎での本来の撮影目的です。今度は水上寄りのホーム先端へ移動し、出発直後の撮影。最後尾にDD51 842を従えて、煙を残して9135列車が出て行ったところで、ホームの駅蕎麦で朝食。S水氏曰く、「九州はうどんが多いし、駅蕎麦愛好家としてはこういう濃い色のつゆに入った蕎麦は久しぶりだし懐かしくてよい」のだそう。
 ホームを移動して、折り返し731M水上行きとなる両毛線からの438Mが到着。車内清掃後、通路両側のボックス席を確保して、買い出し、定刻発車したところでようやく乾杯。例年より遅いスタート、ともいえます。車内は各ボックスに2人程度の乗車で、まずまず空いています。河岸段丘の下部にある、沼田まで来ると、車内もかなり空いてきました。上越線もこのあたりまでくると、利根川の眺めがよい感じです。
 のんびり飲んでいるうちに水上到着。S水氏は改札外のコインロッカーに大荷物を預けて身軽になったところで、8737M長岡行きに乗車。次の湯檜曽が、下りホームは既にトンネル内です。電車は土合に到着。驚いたことに、私達冬季研修の一行以外に、15名くらいが下車。スノーボード抱えた人もいます。8737Mを見送ってからいよいよ階段の上りを開始。私は2005.07.30以来の2度目ですが、なんと残りの皆様は初めて土合で下車したというのが意外でした。S水氏が「荷物預けてきてよかった」と言ってましたが、確かにあのパソコンを含む出張道具一式持参でこの階段は大変でしょうねえ。駅舎への階段含む486段を上り切って、外へ出ると周囲は雪景色
 駅舎内へ戻るとみなかみ町の観光案内が置かれており、なるほどまだここは群馬県なのだと改めて納得。上りホームに出ると、やはり同じ下りで来て、上りで戻る客もいて、ホームには10名程度。やってきた水上行きは2両で、かなりな混雑。そういえば今夏の夏期調査研究会の際、新潟地区は編成減車、とのお知らせがどこかの駅に貼ってあったことを思い出しました。どうにかバラバラに空席を見つけて着席。土合からの大量乗車?に車掌があわてて検札に来ましたが、こちらもばらけて座っていたので、「私とそことあそこが18きっぷ」という、やはりあわてた対応になってしまいました。
 水上到着。後閑で入湯するかここで下車するか決めあぐねていたのですが、水上の温泉街へ歩くことにして、S水さんとはここでお別れ。温泉街目指して駅前から歩き始めると、家並みがすぐに途切れて利根川上流沿いの道に。温泉街までの道中にも、廃止された足湯あり、対岸にも廃業したホテルと打ち捨てられた吊橋あり、温泉街に入ってもあまり状況変わらないまま、入湯予定の目的地、ひがきホテル到着。利根川沿いの露天風呂が結構でした。
 風呂から上がったところで、昨日夜中にいきなり参加表明のあった北京在住のK持氏が、無事成田に着いたとの一報がメールで。渋川発16:37の541Mに乗車予定とのことで、こちらの予定を問い合わせるものであったので、539M〜542Mの予定なので、541Mと542Mが交換する川原湯温泉より手前ならどこでも、小野上温泉なら一風呂浴びられますよ、中之条でも郷原(洋行ではない)でも、という返事をしながら、水上駅へ。温泉街と駅との中間付近の利根川に架かった橋の上からは、真っ白になった谷川岳が遠くによく見えました。水上駅へ戻り、ホームで仮営業中のキオスクで買い出しして、ガラガラの742M車中で風呂上がりの乾杯。利根川上流の景色を眺めつつ気分よく飲んで、あまり乗客も増えないまま、新前橋到着。また駅前で買い出し。
 ところがやってきた539M大前行きが、4両編成なのはよいとして、107系2両x2のオールロングシート。乗客も多いし、すぐには飲まないにしても、大前まで行って戻ってくるまでこの車両とつきあう訳で、旅行気分は大分下がりました。渋川で下車が目立ち、車内も空いてきて吾妻線へ。もう周囲は暗くなってきて、車内も空いてきた中、川原湯温泉到着。なるほど八ッ場ダムの工事は進んでいて、周囲はかなりの渓谷美ですが、はるか上方には既に付け替えられた(?)道路がよく見えます。長野原草津口の駅直前で付け替えられる予定の新線と合流。万座・鹿沢口を出ると車内はガラガラになって大前到着。周囲には雪がうっすら積もっており、また、細かな雪も舞っています。駅前の温泉旅館、営業中なのですが、いつも折り返しの時間内では入湯できないのが残念です。
 車内は他に客もいないので、早速乾杯。K持氏の乗車列車は541Mとわかっていましたので、さてどこで乗車してくるか、まあ小野上温泉一押しにしたんだからこれが本命で、中之条が対抗かなあ、さすがに川原湯温泉でキックターンはないだろう、などとどこで現れるかで盛り上がっていたら、なんと郷原でK持氏登場。確かに「郷原洋行とは懐かしい!」というメールが来ましたが、ほんとうにここで登場するとは。なお、待っている間「かなり寒かった」そうですが、そりゃ無人駅で待ってれば無理もないですわなあ。乗客があまりいないのをよいことに飲み続けながら上越線に入って高崎着。
 高崎ではグリーン券を買い、またまた買い出ししてから締めの宴会。皆様おつかれさまでした。

総目次 2013年の鉄道旅行
最近の鉄道旅行へ