中津市市議会議員、無所属市民派
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すが るみ子ニュース No.38 2009 新春(季刊)
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女性の声、生活者の声を議会へ
 
発行 市民派・須賀るみ子とあゆむ会
    中津市新博多町(フェアトレード 大地内)
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 NGOシャプラニール=市民による海外協力の会 現地活動報告会
  「遠いを近くに」 


 1214日(日)、バングラデシュから初めて日本に来たションジョイさんに日本の教育現場を見てもらいたくて、図書館での活動報告の前に、城北中学校の公開授業に連れて行きました。


 「世界の子ども達」をテーマとした3年生の公民授業を観せてもらえたのは幸運でした。「シャプラニール」がいま取り組んでいる児童労働など子どもの人権についての学習でした。

 ションジョイさんは、教師と生徒の関係が日本はとても近く親しみがあったことに驚いていました。男女一緒の体育授業などないし、公民授業もないそうです。英語は小学校からあるそうですが、バングラデシュでは教師が強く体罰が多いそうです。
 「シャプラニール」という団体は、バングラデシュやネパールやインドの貧しい農民や都市スラムの子供達などを1972年から支援している団体で、市民による海外協力の会ともいいます。

 さて、今回の報告内容はバングラデシュの文化、人々の暮らしの変化(15年前と今)、結婚年齢、出生率、識字率など数字の比較から、「シャプラニール」が村の暮らしを変えてきた活動(話し合いの相互扶助組合作り、識字学級、保健衛生指導など)についてでした。

 ションジョイさんが代表をしている「ステップ」は、「シャプニール」のパートナー団体ですが、現在、政府や大きいNGOから見離された最貧困の村人の支援を行っているそうです。
 今回の報告会には地元の支援者はもちろんですが、大分大学教育福祉学部のゼミから教授と学生さん達、APUの学生さん達、別府でフェアトレードのお店をしている神力さんや松本さんなど遠方の方々も参加してくれました。私(須賀)が、大分県で一箇所の連絡会を引き受けてからこれまでに20回開催していますが、毎回、新鮮な驚きがあります。世界は毎日変化していますがバングラデシュも日本も良い方向に変化していくように共に努力していきたいものです。
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