ナムコクラシック攻略メモ (C)1988 NAMCO

作成:エス佐藤
メモ程度ですが、一応各ホールの攻略もしております。
いつか、また自分がやりたくなった時に読み返せるように…

なお、内容は予告なく加筆修正される場合があります。

ダウンロード版はこちら
この攻略を全部まとめて圧縮してあります。
内容は全く同じです。


もくじ

基本事項
システム関連
基本戦略

ホール別攻略

「プロ」に関する簡単な資料
キャディさんマニアックス
大技林に載ってる「裏ワザ」について
あてにならないパスワード考察
ばぐ


基本事項

・ファミコンの、ゴルフゲームです。(笑)

・ゲームモードは2種類。
1.
練習or多人数プレイ用の「ラウンドプレイ」。
1〜4人のストロークプレイか2人対戦のマッチプレイを選べます。
回るコースは固定の18ホール。

2.
1人用の「トーナメント」。
コンピュータの操るプロプレイヤー11人を相手に
ツアー全30戦を戦い、賞金を競います。
そして、賞金ランキング1位と2位の選手が、
最終戦「ナムコクラシック」に進出し、頂点をかけて戦います。

ツアーの1戦は18ホール。
「ラウンドプレイ」の18ホールとトーナメント専用の6ホール、
計24ホールの中から18ホールが選ばれてコースが構成されます。
ホールの選ばれる順番は各戦で決まっています。詳しくはこちら


システム関連

・ショットの前に、
コースの全貌が出てる(2D)画面で
Bボタンを押すとキャディさんを呼び出せます。
Bボタンでアドバイス(残り飛距離、アドバイス中に左右でコースがスクロール)、
グリーン付近の状況、スコアカード、がもらえます。

・基本的なショットのシステムは
2D画面でクラブを選ぶ(上下)→打つ向きを決める(左右)→(A)→
3D画面でカーブ(フック、スライス)させる方向と度合いを決める(左右)
(バンカー内では砂を巻きこむ度合いを決める(上下))→(A)→
→スイングインジケーター→ショット

という順序です。

カーブさせる方向と度合い
(または砂を巻きこむ度合い)は
ボール上の点を左右(上下)に動かして決めます。

こんな感じです。

左にカーソルを動かすほど、右に曲がります。逆も然りです。

バンカーでは、

下にカーソルを動かすほど、
たくさん砂を巻きこみ、飛距離が出ません。

アナログ風です。


続いてスイングインジケーター。


1回目のAボタンで回りはじめて


2回目で距離(スイングの大きさ)が決まり、


3回目で高低(スピン)が決まります。

赤い所だと高いボール。緑との境に近いほど、より高くなります。
白い所だと低いボール。黒との境に近いほど、より低くなります。

スピン等について。


赤と白の小さな境目で止めるとジャストミート。
すごい勢いで球が飛んでいきます。
とくに1Wのジャストミートの勢いはすごく、
飛びすぎてとんでもない所に落ちることもあります。

赤と緑の境目付近で打つとバックスピンがかかり、
着地したボールが転がらなくなります。
これがアプローチショット(グリーンに近づけるショット)の基本となります。

逆に、白と黒の境目に近いほど、よく転がるボール(トップスピン)になります。
こちらはチップイン狙いのときくらいにしか使いません。

また、完全に緑(黒)の場所で打つとミスショットとなり、
ほとんど球が飛びません。

同じ大きさでスイングをしても、
高く(低く)ボールを打つほど飛距離が出なくなります。

ちなみに、パターには高さがないので、
3回目のAボタンを押す必要はありません。
(2回でパターします)

(注)スイングの大きさの表記に関して

これ以降、「どのくらいの強さでスイングするか」を
スイングインジケーター上の「角度」で表すこととします。

「角度」とはここの角度のことです。


すなわち、
フルスイング(約0°)とは


45°とは


真上(90°)とは


180°とは


…くらいの位置で、2回目のAボタンを押す、ということです。


さて。
このシステムのポイントは、
スイングインジケーターで失敗しても
左右にボールがぶれない、ということだと思います。
飛距離にのみ影響が出ます。
まっすぐ打とうとすれば、
どんなにタイミング外してもとにかく「まっすぐ」に飛ぶのは
プロになった気分?

これが、任天堂のファミコンゴルフとまるで違う感じを受ける
要因だと思うのです。
任天堂のやつは左右にぶれ、飛距離はぶれない。
「あーフックしたーあー今度はスライス」と騒ぐ感じは
おとーさんたちのゴルフ気分を表現したのかな。

みんゴルはタイミングずれると「どうぶれるかわかんない」んだっけ?


基本戦略

・クラブの選択について

各クラブの飛距離をつかむことが、
ゴルフゲームの基本であり、
すべてである、と言えるかもしれません。

とはいえ…
かなり感覚的にやっているのではっきりしてません。
あくまで「俺の攻め方」であって攻略とは言えない…
だいたいの選択の目安はこんな感じです。
(1Wはティーショット専用なのでとにかく飛ばす。
飛距離を計算して打つのは2打目以降)

220y以上 2W
210くらい 3W
200くらい 1I
180くらい 3I
170くらい 4I
160-150 5I
140-130 6I
120-110 7I
105-70 8I
70未満 PW

わしの攻め方…
・ウッドはフルスイングする
・アイアンはフルスイングしない(ちょっと控えめ)
・5I、6Iは45°くらい、でなるべくバックスピン
・7I、8Iは真上くらいでバックスピン。
8Iで真上だと100yくらい、と覚えておく。
・PWは…135°くらいで70y、飛ぶかなぁ。

状況(風や地面の状態等)によって微妙に飛距離は変わるので、
はっきりと言えないのがもどかしいです。
スイングの大きさのほか、
ボールの軌道(高低)によっても飛距離はかなり変わります。

ちなみに、説明書の最後のページに書かれている
「クラブリスト」の「最大飛距離」(こんな感じです)はあてになりません。
フルスイングして、転がる距離も含めるともっと飛びます。


・アプローチについて〜オンよりもチップインを狙う〜

基本事項でも述べましたが、
このゲームでは「まっすぐ」打つことがとても安定しています。
その結果、チップイン(グリーン外からカップに入れること)が
ものすごくやりやすくなっています。
このゲームのキモはここだと思います。

へたにカップから遠いところにオンするより、
カップに近いグリーン外に落としてチップインを狙う。
これを常にアタマにいれておきましょう。

チップイン狙いにはPWかSWが使えます。

PWは、グリーンに着地するとほとんど転がりません。
SWは、グリーンに着地するとかなりよく転がるようになっています。

この性質を利用して、2通りの狙い方があります。

1.PWで、距離をあわせて低く打つ
2.SWで、低く打って、手前に落として転がす

1.について
・低く打つのは、風の影響を受けないようにするためです。
・PWのボールは着地した瞬間にほぼ止まるような動きを見せるため、
「やや強めに打ってかなり低く打つ」感覚で打つとよいです。
・着地した後の勢いがないため、あと1歩で入らないこともあります。

2.について
・低く打つのは1.と同じ理由です。
・カップまわりの芝目が平らなら、ボールは確実にまっすぐ進むので
断然こちらの方が入りやすいです。
・カップを外すと転がりすぎてとんでもないところに止まってしまうこともあります。

状況に応じて、これらをうまく使い分けられれば
このゲームのマスターになれるでしょう。


・グリーン付近のバンカーショットについて

バンカーに入っても「まっすぐ」打てることは安定しています。
問題は飛距離です。

バンカーでは、180°未満の強さで打つと
5ヤードくらいしか飛ばずに落ちてしまいます。

ですが、グリーン付近のバンカーではあまり強く打つと
グリーンをオーバーしてしまいます。

ですから、
・砂を巻きこみまくって(つまり下いっぱいまでカーソルを移動して)
・180°より強く打つ、

のが基本的なバンカー脱出法となります。

目安として、
SW・カーソル下いっぱい・ギリギリ180°を越えるくらいの強さ
・目いっぱいバックスピン
と打つと、およそ15yほど飛ばすことができます。
PWで同じ状況だと20yほどです。

グリーンが完全にバンカーに囲まれたホールでは、
グリーンを飛び越えてしまうとまたバンカー、と堂々めぐりになってしまうため、
7I・カーソル上いっぱい・ギリギリ180°を超えないくらいの強さ
・ジャストミート
と打って、5ヤードくらいだけ転がす、
ということも時に必要になるでしょう。


・木を侮るな


このゲームは「木」の当たり判定が大きい気がします。
木が正面近くにあるときに、普通にまっすぐ打つと
まず当たります。

木を避ける方法は次のものが考えられます。
(一部説明書より抜粋)
1.ショートアイアンで高い球を打つ。
2.フック、スライスをかけ、木を回りこむように打つ。
3.低い球を打ち、木の下を通す(ロングアイアンで軽く打つ)。

「どれを選ぶかはそのときの状況によりますが、
早く自分の得意の攻め方を身につけましょう。」(説明書)


ホール別攻略

こちらからどうぞ。


その他、資料

「プロ」に関する簡単な資料
キャディさんマニアックス
大技林に載ってる「裏ワザ」について
あてにならないパスワード考察
ばぐ


嗚呼、おもしろい。

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