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プロフィールProfile

 
【経 歴】
 埼玉県立浦和高等学校、学習院大学文学部心理学科を卒業後、東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程修士課程を修了。同専門課程博士課程在籍中、日本学術振興会特別研究員にもなり、同博士課程を単位取得満期退学。
 その後、流通経済大学社会学部社会学科、東洋大学社会学部社会心理学科に着任。その間、東京大学から博士(社会学)を取得(「社会的影響過程における社会的勢力認知の機能」)。2011年から慶應義塾大学文学部人間科学専攻教授、現在に至る。
 その他、1987年以降、断続的に茨城大学、埼玉大学、学習院大学、東洋大学において非常勤講師として、心理学、社会心理学、心理学実験演習などの授業科目を担当。

【専攻分野】
 社会心理学です。特に、個人間の影響の及ぼし合いに関心をもっています。他者に影響を及ぼすことができるのは、その個人〈与え手、影響者)に何かしらの影響力(たとえば、受け手に与えることのできる賞や罰をもっていること、受け手よりも多くの知識をもっていること)が備わっているからだと考えられます。その影響力の分析や測定、対人的影響関係の変化などに焦点を当てています。最近は、対人的影響手段、説得における情報提示の順序効果、説得の双方向性、社会的影響力の保持と認知スタイル、心理学的知見に基づいた被災後の行動などに関心をもっています。