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Weekly AGI

2005年11月〜12月

(05/12/28)

 

クリスマスの夜、スケートの五輪選手選抜大会をテレビで見ていたところ、浅田真央選手を紹介するときにアナウンサーが、「クリスマスには一人ぼっちなんてイヤだ。そんなあなたにはクルクル回るくるみ割り人形を」と紹介していて、耳が固まってしまいました。なんかヘンじゃない??(^-^;; 思わず、「いえ、結構です」とテレビに向かって答えてしまいました(笑)。

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スーパーでも年末の大売出しで、普段はあまりたくさん置かない、大きなタコの足や巨大な有頭海老、タラバガニの肩がずらりと並びます。甲殻類好きの私には目に毒でございます。(^0^)

お正月料理に飽きたらカレーというお宅も多いのではないでしょうか。今年はカレーと一緒にキャンベルスープも山積みになって売られていました。実は私は密かなキャンベルファンです。パスタにもつかえるんですよ。

よくやるのは、キャンベルスープの「コーンスープ」を使ったパスタ。缶の半分のコーンスープに、白ワイン少々と豆乳を注ぎながら、多少硬めに伸ばします。塩味を調整して、そこに茹でたパスタを入れ、絡めます。仕上げにパセリをふれば出来上がりです。パスタはスパゲティでもいいですが、フェットチーネもソースがよく絡んでおいしいです。

もうひとつは、クラムチャウダーの缶詰を使います。クラムはちょっとしか入っていないので、オイスターチャウダーにしてしまいます。バターで玉ねぎを炒め、缶詰の中身と同量の豆乳を入れ、牡蠣もたっぷり入れて火を通します。ジャガイモが入っていてとろみがあるので、豆乳を少し多めにしたほうがおいしく出来上がります。残ったスープは、少し煮詰めて、ドリヤにも応用できます。

他にも、硬めに豆乳で伸ばして、茹でたマカロニと混ぜ、キャセロールに入れてチーズをふってオーブンで焼くだけで、グラタンもすぐにできます♪

クリーム系のスープは続くと飽きてしまいますが、缶から出してすぐに小分けをしてタッパーに詰めれば冷凍保存もOKです。ちょっとした夜食にも使えて便利ですよ。

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ところで、連載を続けていた「Travel」の「コスモスの咲く丘で 完結編」が、ようやく出来上がりました。年内に仕上がってよかった・・・。(^-^;; 完結編は、「もしかしたらクマとの遭遇!?」な出来事もあります。よかったら、ご覧下さい。m(__)m

 

---本日のクリック---

知らないと損する!?Google活用法
「All About Japan」で紹介されていた意外と知られていないGoogle 活用法。普段は検索機能だけ使っているけど、なんと計算までしてくれちゃうんですね。ご参考までに。

 

 

(05/12/23)


昨日は冬至で明日はクリスマス。冬も真っ只中ですね。日本海側の皆さんには豪雪お見舞い申し上げます。m(__)m

冬至ということで、カボチャのパンを焼いてみました。見事なヤマブキ色がマーブル模様になりました!

ほんのりカボチャの香りがして、普通の食パンよりも焼き上がりがしっとり。少しトーストをしてバターをつけて食べたらとてもおいしかったです。食事のときにお肉などと食べても合いそう!

作り方は、カボチャをゆでて皮をむいて、つぶしたものを具に使うだけ。他は水を40ccほど少なくする以外は、食パンを焼くレシピと一緒です。

水分の少ないほくほくカボチャのほうがむいています。今回は北海道産の「雪化粧かぼちゃ」という、皮が少し白いものを使いました。お湯でゆでるよりも、レンジでチンをしたほうが、ベタッとしなくて、パンの具には向いています。

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クリスマスということで、スーパーの店頭にもここぞとばかりにシャンパンやスパークリングが並びます。普段はチューハイで埋め尽くされているクーラーも、この時期ならではの光景ですね。(^-^;;

某日、カリフォルニアのスパークリングを贈り物にいただきました。フランシス・コッポラの娘、ソフィアの名前のついたブラン・ドブランです。

写真がピンクに見えるのは、ピンク色のセロファンでラッピングされているため(つまりロゼじゃないってことね)。これ、控えめの薄いピンクがとても綺麗でした。ラベルも美しく、私の中では今年のベストデザインラベルかも!

ドライすぎず、リンゴの香りがほのかにする(もちろん入っていません!)、爽やかな口当たり。何だか不思議なテイストです。

食前の乾杯には最適じゃないでしょうか。ケースで買いたいスパークリングです。

ピンクつながりですが、先日うちにかわいいお客様がいらっしゃいました。なんとキティちゃんです♪ 友人からいただいたクリスマスカードなのですが、洋服の部分、ほんとにフカフカの生地が張ってあります。ラメが少し入っていて、とてもゴージャス。思わずほおずりしてしまいそうなほどキュートです。素敵なカードをありがとう。m(__)m

クリスマスといえば、数年前毎月のようにワイン会を自宅で開催していた頃、あるメンバーが「クリスマスだけプレゼントやカードの交換するのはおかしい。お彼岸にもやるべきだ」と言い出し、一同、なるほど、キリストさんだけではなく、お釈迦様の時もしなきゃだめか、ってことで、お彼岸に集まることにしました。

でもまぁ、なんていうんですか、ケーキの代わりにおはぎ?というのもどうもしっくりこないし、ましてやカードにはなんて書けばいいの?(爆)、ということで、このイベントは次の年はなくなりましたとさ。(^-^;;

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某日、あまりの寒さで目に付いたのがゲルマニウム温浴。友人からゲルマボールが効果アリとの報告を思い出したものの、今すぐあったまりたい欲望に勝てず買ってみました。もともと私はすごく代謝が良いほうなので、サウナでも「見てて気持ちいいほど汗かくね!」といわれるほど。しかも熱い湯が好きなので(冬は43度)、このゲルマを入れてもいつもどおり汗をかくかく。

このままでは効果がわからないということで、お湯の温度を少し下げてみました。すると温度を下げても汗はジワ〜と出ますね。カーーーッと出るより健康的な気がする。究極のプラシーボだろうがなんだろうが、お風呂でリラックスが一番!

みなさんも、どうぞあたたかいクリスマスをお過ごし下さい。サンタクロースがみなさんの心の中に来ますように♪

 

---本日のクリック---

フランシス・コッポラ  ソフィア・ブラン・ド・ブラン[2004] フランシスコッポラのスパークリング。実はコレ飲んだのはお休みの日の朝・・・(^-^;; 朝からグイっと1本、贅沢させていただきました。m(__)m
お風呂でゲルマニウム温浴『スリムストーン』Slim stone 手軽さがウケているのか、結構売れていますね。ネットは価格は安いけど、送料がね〜。(^-^;; 近場で安かったらゲットかも。


 

 

(05/12/18)

 

某日、20年来の親しい友人が仕事で上京して、晩ご飯を一緒にすることになりました。彼女は2人のお嬢さんを持つ、ケアマネージャーとしても大活躍の忙しいママです。

お気に入りのフレンチにお連れしたのですが、そこで「最後に会ったのいつだっけ?」問題をふたりで紐解きました。なんせメールや電話はしょっちゅうしているので、「離れてる」意識があまりなく・・・。で、しばらくお互いの記憶を交錯していて、なんとほぼ10年ぶりということが判明。(^-^;; 今時に言うと「マジっすかー」って感じです(爆)。

で、一緒に行ったお店は恵比寿にある「モナリザ」です。以前カザマのマダムにお薦めいただいて、春先に一度ランチに行ったことがありました。

ところがですねぇ、このお店のマネージャーもソムリエも一度のランチで私の事を覚えていらっしゃり、こちらとしても驚きが隠せないわけですよ。

電話で予約をしたときに「以前ランチにお越しいただいたAGIさまですね」といわれたときは、どひゃ〜と思いました。私の本名はもちろん「AGIさま」ではなく、ごく平凡な、そしてどこにでもあり、忘れられそうなほど一般的な苗字なのですが、きっとワタクシのインパクトがよほど強かったのでしょう。

「その節はたくさんワインをお飲みいただき、ありがとうございました」とマネージャーに頭を下げられました。(^-^;; いえいえ、どういたしまして。(笑)

ということで、今回はディナーにお邪魔しました。写真は白鳥を模ったアミューズです。シュー皮の中に軽く味付けしたタラモサラダが少し入っていて、羽部分の皮につけて食べるという趣向です。

しかしまぁ、見事なスワンの首や頭はどうしたものか。ここはジャガイモで整形されているようでした。「ココをどう食すかが問題ですね」とお店の方に話したところ、「皆さんそうおっしゃいます」とニッコリ。(^-^;; 

お料理は比較的スモールポーションで女性向。店内も7時半を過ぎて満席でした。ここは席数も多いですが、スタッフもそれに見合った数が揃っており、混んでいても全体がスムーズな動きでした。

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そういえば、12月8日の日記で、ステーキを焼くコツのことさらりと書いたつもりが友人知人から「あれ、レシピに書いてよ」というリクエストが。みなさんどうも。m(__)m

家庭のやり方ってのがあるので、あまり参考になるかどうか。とにかく手順が大事なので、お皿はもとより調味料もそろえておいて、一気に作って下さい。うちでパーティをするときも、お料理にあわせてワインを用意しますが、白老牛のステーキをゲノックで食べたときは、肉汁もジュ〜ですが、そのマリアージュに涙もジュ〜でした。(T_T)

ステーキのコツ、レシピにまとめたので、ご参考までに。

 

---本日のクリック---

モナリザ(東京都恵比寿)
スタッフが常に店全体に目を行き届かせているのがわかるお店。昼も夜も満席なので、ゆっくりしたいときは予約時にその旨を伝え、席を静かなところにキープがよろし。テラス席(屋内ですがホールとは離れている)もあり。丸の内にも支店あり。

 

 

(05/12/15)

 

数日前、東京でも初雪が降りました。寒いはずですねぇ。街はそろそろクリスマスやらお正月やらの準備で賑わっています。最近ブームのせいか、家庭でも玄関先やベランダにイルミネーションをしている所も多いです。でもまぁ、あれもやりすぎると「トラック野郎」になりかねないので、程よく上品に・・・がよろしいかと。(^-^;;

こんな寒い日は鍋を囲みたくなりますね。囲むっていってもひとりでどう囲む? と突っ込んでみたりしますが、ひとりだって鍋ができるんだい。( ̄^ ̄)

ということで、昨夜は助惣鱈(すけそうだら)の新鮮なタラコと切り身が手に入ったので、味噌仕立ての鍋にしました。濃厚なだしに少し甘めの麦味噌と、ネギは青いところも入れて、たっぷり2本分。これは風邪にも効きそうだ♪

柔らか豆腐も身体をあっためてくれます。これ、田舎の定番料理です。他にも鮭の味噌仕立てで三平汁などありますが、鮭のときはジャガイモを入れることが多いです。

周りでは体調を崩している方が多いので、みなさんもどうぞ気をつけて。忘年会続きで弱っている胃には、ほんらいの和食でいたわってあげる日も作ってくださいね。

忘年会といえば、毎年必ずどこかで伝説になるような事件が起こるものです。最近は企業でも温泉に泊りがけで社員旅行も兼ねちゃうところ、あるようですね。某日、友人の会社も界隈の温泉に忘年会で出かけたそうです。そしたら普段はおとなしい事務の女性が一気に豹変! その凄まじさはここでは割愛しますが、まさに怪獣のごとき行動。話を聞いてて「怖いもの見たさ」って気持ちを久々に覚えました。(^-^;;;

飲兵衛の話題が出たところで、やはりここは「モヘジさん」にご登場願わないわけにはいかないでしょう!! モヘジさんとは、かつてネットで「なにがなにやら」という酔っ払い日記を書いていた、本業はライターという女性。のちにそれは「のねがまよにて」とタイトルを変化し、多くのファンをつくり、そして突然の閉鎖という怒涛の歴史を持つ伝説の日記です。

それがつい最近、本になって出版されました。それを聞いたとき、ううむ、アレは封印しておいたほうが良かったのでは?とか、いや、やはり世に出てしかるべき才能と内容だ、とか、複雑な思いが交錯したわけです。だって、彼女の飲みっぷりったら半端じゃないっちゅーか、ハラハラするほどハゲしい飲みっぷりなんですもん(しかも実は私と同い年)。しかもそのエピソードを綴る文章がおもしろくて、毎晩楽しみでした。(^0^;;

私もお酒はどちらかというと弱くはないほうですし、どちらかというと好きなほうですから、何気なく毎日飲んではおりますが(だって休肝日作ったら身体壊しそうな気がして(笑))、彼女にはかないませんっ!!m(__)m

まぁ、そんなわけで前述のOLさんは、モヘジさんの再来ではないかと思っており、私の中ではゴジラ対モスラの対決が目に浮かんだりするわけです(どちらにもお目にかかったことはないけどさ)。

そんな彼女達に比べれば、私なんかまだひよっこ、あるいは幼稚園児、はたまた前世の生き物かもしれません。なんちて。(^-^;;

 

---本日のクリック---

『枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記』 (北大路 公子 著)
今年、仕事以外の本でこんなに夢中になって読んだ本、ナンバーワンでした・・・。お酒の席のネタに使えそうなオモロイ話や、ちょっとホロリとする内容もあり、そのへんのメリハリは、さすがの文章のプロといえますね。しかしその原動力は明らかに酒であることに変わりはないようです。(^-^;;

 

 

(05/12/08)

 

すっかり冬なのに2ヶ月前の秋のトラベル「コスモスの咲く丘で PART2」をようやくまとめました。m(__)m  何事もなかったかのように続きが始まります(^-^;;。
よろしければお読み下さいませ。m(__)m

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某日、所用にて北海道へ行って参りました。前回の日記に書いた12月1日リリースの仕事がいずれもうまく稼動しているのを確認後、仕事の合間を縫ってエイヤっとひとっ飛びでございます。

今回の主な目的はカザマでのディナーでした。札幌は今年は雪が遅く、私が到着した日は12月なのにまだ積雪はゼロ。降ったり止んだり融けけちゃったりのようですが、さすがに夜の冷え込みはかなり厳し〜い! 暖かい店内に入って、ホッとしました。

マダムの優しい笑顔に迎えられ、まずはグラスでシャンパンを。空きっ腹にキューーッと効きます。これでますます食欲倍増! そしてこの日は厚岸(あっけし)の牡蠣が入荷しているとのこと! 厚岸の牡蠣は身が程よい大きさでとてもクリーミィ。今年は去年よりさらに濃厚な味、とのマダムのコメントを聞き、まずはひとりで6個オーダー(1個ずつオーダーできます)。

実は私はバカが付くほど牡蠣好き。マダムもよ〜くご存知です。(^-^;; 写真のように綺麗に盛られた牡蠣を「実にリズミカルに、そして無言で食べていた」とは一緒に食事をしたKちゃんのコメント。(^-^;;

これでも一応お上品に食べたつもりですが(爆)、本能には勝てず、すでに次のお皿を準備中であろうシェフの手間も省みず、この後また同じぶんだけオーダーしてしまった私をお許し下さい→シェフ。m(__)m そしてたくさんの牡蠣は、マダムから供された辛口の白ワインとともに私の深〜いお腹へと消えていきました。

牡蠣はコース料理とは別に頼んだので、ここからがコースのスタートになります。前菜は私は「タラバ蟹と北寄貝のシャルロット仕立て、フランボワーズ・ドレッシング」(左)を、Kちゃんは「カスベほほ肉のムニエル、ケッパー・ソース」を頼みました(右)。

タラバガニがたっぷりのサラダ仕立てに、ほんのり酸味のあるドレッシングがかかっていて、素材の甘味を引き立てていました。そこにチコリのほろ苦さがあいまって、極上の一皿が完成です。

カスベは「エイヒレ」のことで、北海道では「真カスベ」とか「水カスベ」としてスーパーなどで売られていますが、東北出身東京在住の私にはなじみがなく、実際、北海道以外ではあまり水揚げされないようです。エイヒレといえば、居酒屋で干物をあぶって食べたことしかないので、フレンチに使われるとは興味深々。

そしてそのカスベのほほ肉のお味ですが、なんともプリプリしていて、魚ともお肉ともつかない、独特の食感でした。あえて例えるとしたら、「脂の乗ったキンキの肉厚の部分」かな。その滋味が添えられた舞茸とピッタリの相性でした。ほほ肉は希少なものなので、ありがたくいただきました。m(__)m

マダムから「ご家庭でも市販のものでムニエルができますよ」と聞いて、さっそくスーパーで買って、やってみたところ、ヒラメやタラのムニエルとはまったく違うその食感(軟骨があります)が後を引きました。今回はオーソドックスなムニエルにしましたが、次回はちょっとカレー風味にしてみてもいいかな、と。

ところでフレンチレストラン・カザマは、もともとは「ポワソニエール・カザマ」としてスタートしたお店です。ポワソニエールとはフランス語で「魚用の鍋」(だよね?→Cちゃん)とのことで、魚料理はもともと定評のあるお店です。今回はお肉も食べたいのはやまやまのところですが、魚料理でまとめることにしました。

メインディッシュは、私は真鯛とオマール海老テールのグリエ、ソース・シャンパーニュ。クリーミィなソースは魚介のだしがしっかり出ていて、海老や魚にピッタリ。素材の良さをそのまま活かした一皿です。

かたやKちゃんは「本日の市場より入荷の鮮魚料理」をご注文。白身魚にサフラン風味のソースがベストマッチだし、この美しい色合いが! 「シンプルでエレガントな装いは、着る人を引き立てる」・・・ココ・シャネルの言葉が頭をよぎった一皿でした。

どちらのソースも、マダム手作りのおいしいパンがすすむお味でした。

そして肝心のワインはというと、今回はすべて魚介だったので、白にしようか・・・ともおもったのですが、マダムお薦めのブルゴーニュにしてもらいました。

マダムがフランスに行った折に立ち寄ったワイナリーとのことで、思い入れのある1本です。

果実味がぎゅっと凝縮されていて、なおかつ酸味が落ち着いているので、この日いただいたメインディッシュのソースとのマリアージュは完璧でした。

ボトルがもうだいぶなくなりそうなとき、「ああ、もう1本同じものがのみたいなぁ」と思わせるような、飽きのこないお味です。

このあとはボルドーの赤をグラスで飲みながらチーズとデザートを。今夜も完璧なディナーをご馳走様でした。店内は満席で、グループのお客様も居て大繁盛でしたが、どのテーブルにも気配りと目配りが行き届いていて笑顔のたえないマダムのサービスには相変わらず頭が下がります。そしてこの日、ホールのヘルプに入っていた女性も、とても感じの良い方でした。お料理もワインもサービスも、本当にご馳走様でした。m(__)m

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さてと、短い滞在ではありますが、やはりラーメンははずせないでしょう、ということで、翌日は札幌駅直結の駅ビル「エスタ札幌」10階にある「ら〜めん共和国」に出展している白樺山荘へと行きました。

私は濃い味噌味と、太目の縮れ麺が好きなので、ここのラーメンはかなり高得点。角切りのチャーシューがいくつかゴロンと入っていて、具のバランスもなかなかでした。

それにしてもみなさん涼しげな顔をしてラーメンをすすっているのですが、滝のような汗をかいているのは私だけ? 北海道の人たちは、汗かかずにラーメンを食すのだろうか・・・。

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今回は登別温泉の立ち寄り湯「いわた」へ行きました。庶民的でこじんまりとしているところですが、地元の人にも人気の温泉です。内湯は熱湯が好きな私でもビックリするほどの熱さ。これ、お子様やお年寄りは飛び上がるかも?(^-^;; でも露天風呂は程よい温度でずーっと入っていられます。湯船に渡された腰掛台は、クーラーにシャンパンを冷やしつつ飲みながら入るのにちょうど良い大きさでした(が、残念ながらしたわけではありません)。(^-^;; お湯は白濁して硫黄臭がすこしありました。

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さて、この地域の名産で、かねてから食べて見たいと思っていたものに「白老牛」があります。地元の人は「高いからめったに食べないよ」とおっしゃる、高級牛肉らしいです。地元にも名店がいくつかあるようですが、「ステーキは自分で焼きたい」というワガママからキッチンをお借りして、久々に緊張しながら焼きました。

お料理をして何が一番緊張するかって、時間との戦いのメニューを作るときです。ちょっとした火のとおり加減で素材が台無しになることもあるわけで・・・ということで私がもっとも神経を使うのは自宅でラーメン(インスタントじゃないよ)を作るときとステーキを焼くときかもしれません。

で、今回はステーキも久々だけど、牛肉も久々、しかも高級和牛とあって期待も緊張も高まります。かつて六本木プリンスホテルのステーキハウスのシェフから伝授いただいた「家庭でステーキを焼くコツ」というのを思い出しつつ焼いたステーキは、素材の良さが腕をカバーしてくれたかな?ってほどおいしかったです。(^-^)v 合わせたワインはゲノック。97年のヴィンテージの深みがお肉との相性もバッチリでした。

食べ終わってから誰かが、「あ〜、おいしかった。写真撮っておけばよかったね〜」

・・・・また撮り忘れた・・・。もう2度と食べられないかもしれない高級和牛だったのに・・・(T_T)。

(リベンジにもう1回食べに行くか♪)

 

---本日のクリック---

フレンチレストラン カザマ(北海道 札幌市)
とくにこの時期は連日大繁盛なので、早めの予約をおすすめします。来店中も予約のお電話がビシバシ入っていました。

札幌ら〜めん共和国(札幌駅ビル)
出店は定期的に入れ替えがあるようです。あっさり塩味がお好きな方には函館ラーメンの「あじさい」がおすすめ。

いわた(新登別温泉)
日帰り入浴500円。温泉内には固形石鹸のみなので、自前のお風呂セットを持参しましょう。

牛の里(北海道白老町)
レストランを併設しているので、食事もOK。ステーキ用のお肉は店頭で注文を受けてからカットしてくれるので、新鮮そのもの。和牛っておいしいのね・・・。


(05/11/28)

 

友人知人たちから、ボジョレー・ヌーヴォ解禁になっても私がちっとも日記を更新しないので、心配いただきました。みなさん、ありがとう。私は飲んでます。(^-^)v

このところ、以前のような7-8社同時進行の忙しさは落ち着いたものの、12月1日リリースの仕事を3件も抱えていて、別の意味で落ち着かないこの頃・・・ってすでに日記に逃避している私(笑)。だいたい私の逃避傾向が見えてくるな。(^-^;;

とはいえ、物事には気持ちの切り替えも大事、ということで、某日、数年ぶりに鎌倉に行ってきました。お天気も良く、江ノ電から見渡す海は、海外のようで、水平線をぼーっと見ていて涙が出そうになりました(ああ・・・ハワイ・・・?(笑))。

左の写真は、小田急線の片瀬江ノ島駅の外観です。日本の駅100選にもなったそうです。江ノ島は海の近くなので龍宮城をイメージしたのでしょうね。私はなぜか「三蔵法師」とか「少林寺拳法」を思い出しちゃうんですが??

ぶらぶらと歩きながら、江ノ電の長谷駅で降りて、長谷寺まで行きました。ここは紫陽花では有名なお寺ですが、シーズンは違えどもたくさんの参拝客が訪れていました。

長谷観音(正式名称は本尊十一面観世音菩薩立像)は思った以上に大きくてびっくり! 撮影禁止なので写真は載せられませんが、像高10m以上もあり、国内最大の木造の仏さまなんですって! すごい迫力でした(ピカピカしてたし)。

そして私がびっくりしたのは、洞窟に像が掘られているお堂です。閉所恐怖症の方には勧められませんが、ろうそくの明かりだけで洞窟内の彫像を見るというのはなんとも非現実的かつ、コワイ体験でした。(^-^;; なんだかあまりにビックリして、これだけで参拝料の元を取ったかも、と思いました。


(68KB)

そして鎌倉といえば、やはりこのお方でしょう。アド街では当然1位になりそうな「鎌倉大仏」。長谷寺からはブラブラ歩いて10分ほどのところにある高徳院にいらっしゃいます。

こうやって写真に撮ると、おっきくみえますねぇ。(^-^;; たぶんみなさん、実物を見ると、意外と小さいじゃんとおもうかもしれません。

坐像の高さは11mで、長谷観音とあまり変わらないのですが、屋外ということもあって、大きさの圧迫感もなく、ど迫力というより、近親間を覚えます。

拝観料は200円。胎内ツアー(?)で大仏様の中に入ることもできます(20円別途)。境内ではお弁当を食べている家族や写生をしている学生もいて、のんびりしていました。

このあとまた江ノ電に乗って鎌倉駅へ。小町通を散策しつつ、ランチは山路にてお蕎麦をいただきました。蕎麦は毎日食べてもいいくらい好きなのですが、新蕎麦とあって風味も豊か。とてもおいしかったです。通りからアプローチがあって、少しだけ奥まっているので店内も落ち着いていてとても静かでした。

その後腹ごなしに鶴岡八幡宮へ。日ごろの運動不足を解消すべく、とにかく歩く歩く。(^-^;; 

大銀杏の木はまだ紅葉には早く、全体的に緑色。ところで、写真の八幡宮の「八」の字は、2羽の鳩によって描かれています。八幡様のお使い(ご神使)は鳩ということです。地元の銘菓「鳩サブレー」と関係あるのかな??

お参りの後は参道を鎌倉駅に向かいます。鎌倉彫のお店などをウィンドーショッピングしつつ、あるものを発見!! 「とろ湯葉」と書いてある! もしやもしやと思ったら、やっぱり「湯葉刺し」でした。濃い目の豆乳に生湯葉がたっぷり漬かっている、豆腐専門店の定番メニュー! 大き目のお豆腐パックに入って1000円と、ちょっとお値段は高いですが、漬かっている豆乳も質がよく、これはお買い得でした。同じお店で、生麩も発見! ヨモギや胡桃もありましたが、ここは王道を行って、胡麻を購入。この日は帰ってから胡麻油でじっくり火を通して、麦味噌で田楽にしました。湯葉刺しに生麩・・・大好きなメニューでワインをいただく幸せ。そこで一句。

精進メニュー
食べ過ぎは元の木阿弥

m(__)m
しかも、がっついて食べたため、またも写真がないし。m(__)m あーあ。

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話は前後しますが、今年飲んだボジョレー・ヌーヴォーはこの2品。

どちらも果実実が凝縮されていて、今飲まねばいつ飲む?ぐらいの勢いがありました。ごたくを並べる必要もなく、スルスルと飲めること、お食事のメニューを(あまり)選ばないことなど、解禁を祝うお酒としては好適ですね。いずれもとてもおいしくいただきました。熱く勧めてくれた酒屋の店長さん(左)、そしてキティちゃんのラベルに劣らずピンクが似合うYTさん、ほんとにありがとうございました。m(__)m

ところで解禁日の日、デパ地下ではこんな広告がありました。「ボジョレーヌーヴォーに合うパン」。これ、飛ぶように売れていました。いえ、誇張ではなく、ほんとにパンが飛んでいましたって。そこで私は考えたんですが、「ボジョレーヌーヴォーに合うチャーハン」「ボジョレーヌーヴォーに合うカレー」「ボジョレーヌーヴォーに合う肉まん」・・・などもあってもいいのかなって。便乗にもほどがありますか。(^-^;;

 

---本日のクリック---

長谷寺
見晴らしの良い高台があるので、そこでお弁当を食べたら気持ちいいかも!でも大勢の観光客に見られる度胸が必要(笑)。

高徳院
なかなかハンサムなお顔立ち♪

四葩(よひら)
高徳院近く。油とり紙では有名店ですが、隣接する和紙店もとても素敵です。ポチ袋や便箋、封筒類のほか、本格的な和紙も多数揃っています。

山路(蕎麦)
新蕎麦の時期とあって、 ほんとにおいしくいただきました。小町通沿いにあって、路地を入るので店内は静かな空間です。

鶴岡八幡宮
最近は神社仏閣関係のサイトは、ホテル並みにフラッシュを多用しているところが増えています。リッチなのねん♪・・・ってコメントになってないって(笑)。

Romi-Unie Confiture
「お菓子みたいなジャム 」という評判でジャム界の寵児ともいえる、いがらし ろみさんのショップ。こじんまりとした店内には意外な組み合わせのジャムが多数あり、あれもこれもほしくなります。甘いものはほとんど欲しない私が、ジャムだけをむしゃむしゃ食べてしまうという、不思議な現象を作ったブランド。


 

(05/11/13)

 

この10年ほど、普段使う鍋はずっと同じもの3つ(大・中・小)で済ませてきました。この他に煮込み料理に使う大きめの銅鍋と、愛用の土鍋、2年に1度買い換えるテフロンのフライパンで、十分料理はできました。自らのポリシーとして、キッチン用品は極力増やさないを鉄則にしてきたのですが、去年は悩みに悩んでル・クルーゼの鍋をついにゲット。

ところがここ数ヶ月の間にホームベーカリーやらジンギスカン鍋を買ってしまい・・・。そして今度は炊飯器が壊れたことを理由に炊飯用土鍋まで買ってしまいました。m(__)m もー、こうなるとポリシーもへったくれもありません(笑)。ワイン仲間のCちゃんは「嫁入り道具みたい。全部番号付けたら?(笑)」と言っていましたが、まさに角隠しの代わりにジンギスカン鍋をかぶって嫁入りする勢いです。

とまぁ前置きが長くなりましたが、この炊飯用土鍋、写真の通り、もの凄い存在感です。どっしりしていて、とても気に入っています。もともと黒い土鍋はほしかったんだけど、念願かなったり♪

この鍋は二重蓋になっていて、内蓋をはずせば普通の土鍋として使えます。深さがあるので、大量の煮込み料理や鶏がらスープを取るときに重宝しそう!

そして肝心の使い勝手ですが、想像以上の出来でした。普段は玄米なので、さっそく炊いてみたところ、一粒一粒が丸々と炊き上がり、プチプチ感が実感できました。

そして白米の新米も試してみました。こちらもふっくら炊けて、香ばしいおこげもきれいにできました(写真下)。

炊き方も説明書に丁寧に書いてあるし、とくに白米は3合の場合、炊き始めから30分程で炊き上がります(玄米はちょっと時間がかかり、1時間弱)。

ところがですね、私が買ったのは5合炊き用。あなた、いったい何人家族?って言われそうですが、来客も多いし(最近はめっきり減ったけど・・・)、大は小を兼ねるって言うじゃないですか・・・と自ら弁解してみたりして。(^-^;;

普段使いには3合炊きで十分だと思います。はい。m(__)m

 

---本日のクリック---

ほんわかふぇ 炊飯土鍋(二重蓋)3合炊きHR-8382 送料無料遠赤外線効果でふっくら美味しいご... 通常二重蓋の炊飯土鍋は3合炊きでも5000円〜10000円と結構なお値段。そういう意味ではこれは超お買い得です。炊いているときのご飯の香りがたまりません。かまどで炊いたような炊き上がりに、きっとビックリすると思いますよ♪ しかも送料込み♪

 

 

(05/11/12)

 

気が付けば2週間以上も更新していませんでした。m(__)m 私は元気にしています。
さてと、ついに今日は木枯らしも吹きました。うちでも昨夜からストーブをたいています。もう冬ですね。この時期は、午後3時過ぎには日差しも傾き、木々を斜めに照らす光であたりが黄金に輝いて見えます。深呼吸すると枯葉や土の良い香り、そして風に吹かれる枯葉の音・・・。「芳醇」さを感じます。

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某日、2時間で終わる予定の打ち合わせが、倍以上時間がかかり、「ご飯でも・・・」という話になって連れて行ってもらったのが、八王子にある韓国料理店「味楽家(みらっか)」。

店内はテーブル席は仕切りがあって広々としていて、とても落ち着きます。焼肉のみならず、韓国の定番の鍋料理を何品もご紹介していただき、辛くてうまい! 韓国焼酎「チャミスル」が料理に合って、ほんのり甘く感じられます!


シーフードヌードル以来の衝撃!

韓国の家庭料理は野菜も多く使っているし、何でもかんでも辛いわけではないので、ヘルシーなメニューが多いです。このお店でも焼肉にはエゴマの葉や山盛りの白髪葱を胡麻油で軽く和えたものが添えられていました。

たいてい仕事のときはデジカメを持参しているのですが、この日に限って丸腰(笑)の私。残念ながらお料理の写真はありません。m(__)m 今週のクリックから、サイトを見てね。

お店の方もとてもフレンドリーで温かいサービスでリラックスできるお店です。食後、お店のママの従妹がやっている韓国食材専門店に連れて行ってもらい、お薦めのインスタントラーメン(通称 エビラーメン)を教えてもらいました(写真左)。

最近はほとんどインスタントラーメンは食べることがなかったのですが、これは衝撃的なうまさでした! 乾燥エビが入っているせいか、だしも濃厚だけど、その辛さ!日本のインスタントラーメンにはない味ですね。いやもう、辛い物好きの私はクセになりそうです。お店ではほかにも韓国海苔や唐辛子、コチュジャンなど、いろいろ取り扱っていました。

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某日、4ヶ月ぶりぐらいでスピリチュアルな飲み友達の重さんと会いました。重さんとは仕事も一緒にしているので、メールはしょっちゅう。近況も知っているので、そんなに久しぶりとはお互いにビックリです。

この日は銀座のファンケルビルの8階にある「泥武士(どろぶし)」へ。有機野菜や素材にこだわったヘルシーな和食のお店です。ここで飲んだ日本酒がすごかった。「金賓自然酒」という名前で、「長命之一滴」と書いてある! 1本飲んだらさぞかし長生きするのだろう(笑)。

お料理は「里芋蒸しただけ」とか「さつまいものてんぷら 塩で」みたいな、素材を極力生かした調理法。でも芋ひとつとっても銘柄を選んで産地から取り寄せたり、そして添えられている「塩」がおいしい!


「里芋蒸しただけ」絶品のおいしさ!

焼酎、日本酒の他に、オーガニックなワインもありました。お料理はどれもこれもおいしいのですが、飲み物がちょっと高めかな、という印象が。それほど飲むなって?あはは・・・(^-^;;

 

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味楽家 みらっか (八王子)
八王子駅から徒歩で5分ほど。路地を1本入るので、隠れ家的なお店です。7時過ぎると混み始めるので、予約したほうがいいかも。

えびラーメン 通称 エビラーメン。これは5分近く煮込むタイプ。伸びにくいので、慌てなくてもいいかな(笑)。辛い鍋をしたあとに、このラーメンを入れたらおいしいかも! それにしてもこの歳になってインスタントものに感動するとは・・・。(^-^;;
JINROチャミスル22°700ml チャミスル。テレビでも「韓国ナンバーワン焼酎」というキャッチで韓流男優がCMしています。地元韓国でも女性にも大人気だそうです。焼酎のイメージを変えたといわれる逸品らしい。ロックがうまい♪

泥武士 (銀座)
お昼からフルオープンで開いていて、ディナーは5時から。人気のお店なので予約は必須。料理の量は、ふたりで取り分けてちょうどいいくらい。小腹が空く人のために、ご飯物もあります。

【特別純米酒】金寶 特撰自然酒 720ml 金賓自然酒。旨みが凝縮されているせいか、最初は甘く感じます。色もちょっぴり琥珀色。ずっしりしているので、グイグイ進むタイプではありません。2人で300mlの瓶でちょうど良かったです。そのあとで辛口の日本酒を飲んだのは言うまでもなく。(^0^;;

 

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