title.jpg (18540 バイト)


 

GA-8IRXの顛末

LastModified 03/05/11

FSBに対するPCI分周比のマニュアル設定という素晴らしい機能で、その後UltraVapoの常用化に多大な貢献をしてくれたGA-8IRXですが、GA-8INXPの購入に伴い第1線を退いて頂く事になりました。

しかし、GA-8INXPでPCI/AGP固定(非同期)モードのせいでTurboPLL取り付け改造に失敗した四万十川としては、貴重なTurboPLL稼動可能板として、今後も検証用に活躍して頂く予定でした。

そんな或る日の事。後輩に RADEON8500LEを捨て値で譲って貰ったんで、動作確認するかと装着して電源ON。・・・・・・・・正常動作の[ピポ]という音はすれども、画面には何も映らず。よくよく見ると、RADEON8500LEのファンすら廻っていません。

「さては野郎、不良品掴ませやがったな・・・ (゜O゜;)」

と思いつつ、念の為古のSpectra5400を引っ張り出して装着してみても全く同じ現象。おやおやーと思いつつ、常用機からSpectraX20をひっぺがして装着してみると画面が出るには出るが、画像が乱れまくりでWindowsの起動もおぼつかない状態。うーんと思って更に念の為、超古代文明の遺産 Rage3DのPCIカードを装着すると、何事もなかったかの様に起動しやがります。

「あれれー、AGP壊しちまったかなー。」

と基板をよくよく見ると、AGPスロットの付近に見慣れない金色の光が・・・・・

「ちょっと待てや、何やこれ」と更にルーペで拡大してみると・・・・

ご覧の通り、表面パターンが剥離して焼き切れておりました。これじゃ、動く訳ありません。恐らくは、AGPへの電源供給ラインだと思われます。SpectraX20の場合は、電源をAGPスロットからではなく外部コネクタから90%以上供給される仕様の為、かろうじて動いていたと思われます。

原因としては余り思い当たるふしが無いのですが、強いてあげれば[FSB133でSiuro4200OTESがイマイチ不安定なので、意地になってAGP電圧1.8Vで長期間負荷テストを続けた]事位でしょうか。

流石に私もマザーボードの基板パターンを焼損させたのは初めてですが、こんな事もあるのですね。皆さんもご注意下さい。

まあ、何に気をつけたら良いのかは、私にも判りませんが。

 

Contents

HOME