J.P.ホーガン

終局のエニグマ(上下)

book2_008 創元推理文庫 663−8−9
(上)
ソビエトが月軌道上に建設した巨大な宇宙島。ソ連政府当局は、これこそ彼らの宇宙 計画の平和的目標の象徴であると主張した。しかし、合衆国国防総省の見方は違って いた。この宇宙島には強力なX線レーザーが積み込まれているに違いない。平和目的 どころか、これこそ究極の攻撃兵器なのだ。この謎を解くため、二人のエージェント が送り込まれたが・・・・。
(下)
監視の目をくぐって監房を抜け出したマッケインたちは、<テレシコワ>内部の偵察に乗り出した。だが、武器のたぐいはいっさい発見できない。では、<テレシコワ> はソ連のいうとおりに平和目的のスペース・コロニーなのだろうか?しかし、マッケ  インたちは、それでもどこか心にひっかかるものを感じていた。どこか狂っている。


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