五木寛之

燃える秋

book1_053 講談社文庫 i1−31
初老の画廊主の暗い性の誘惑。祇園祭の宵山の雑踏で出会った青年の愛。二十七歳のグラフィック・デザイナー桐生亜紀の心は、しかし、満たされることはなかった。その空白に息づくペルシャ絨毯の深い美しさを自覚したとき、亜紀はひとりペルシャへの旅立ちを決意する。
女性の純粋な<愛>と<義>のロマンティシズムを追求した名作長編。


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