五木寛之

男だけの世界

book1_051 角川文庫 294−2
企業の重圧と非情な支配に抗して己の命を燃やし、苛烈なアイデア競争にしのぎを削るマスコミの男たち。芸能プロ呼び屋、テレビ演出家、CM音楽制作者、週刊誌編集者・・・・・・男だけの世界に生き、男だけの苦渋と悲哀を刻んで行く彼等の顔には、悲壮な雄々しさと深い虚無の影が宿る。鮮烈な感動を叫ぶ、著者野心の連作小説。


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