五木寛之

白夜草紙

book1_042 文春文庫 100−11
あたかも昼のように見えるが、実は夜なのだ・・。大学教師の座からドロップアウトした知的傍観者とその妻、流行歌手をめざす少女、そして若き革命者たちが都会の片隅のスナック、街なかの雑踏にくりひろげる70年代へのレクエイム。現代の虚無と倦怠を、抑制した筆緻で的確に描きあげた異色の長編ロマン。 解説・松本鶴雄


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