五木寛之

青春の門/再起篇(上)

book1_011 講談社文庫 A132
(上)
ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的をみつける過程が青   春なら、信介はいまやその過中にある。おのれの若さに賭け、再会した織江と共に 未知の歌の世界へ踏みこんでゆく。苛酷なこの現代を地を這うように生きる若い魂 が熱い共感を呼んで、大河小説いよいよ第六部。いま信介の新天地への出発。


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