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70〜80年台、そう、CDが世に出る前後が、オーディオエイジの最後のピークかと思う。
聴くたびにすり減るレコード盤を大事に扱っていた時代が、少し懐かしく思う、多分、最後の年代だ。
レコードショップに並んでいるレコードを器用?に、両手で端から端まで、パッパと取り出し(抜き出し)て眺め、今日の1枚を選んでいたものだ。
特に輸入盤を眺めるのが楽しかった。良くわからないまま、「ジャケットGood=いいレコード」の方程式で買い込んでいた。
CD全盛になってからは、ほとんど、CDもレコードも購入しなくなった。何か取りつくものが無くなった。
いまは、音楽媒体が物理媒体から電子媒体に移行している。結構、ハイビットの音源などを聴くと、昔、それなりに熱中したオーディオエイジの時代が蘇る気がしている。
以下の内容は2001年当時に書き記したものとなる。 |
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やっと、我が部屋の環境整備が一段落し、オーディオも旧世界の機材だが、聴ける様になった。
聴けるとは、CDでなく、レコード(アナログレコードと断らないと正しい意味が伝わらないかな?)が聴けること。
CDでは聞けると書くべきか?
左写真は、初めて買ったレコード。(昭和47年4月購入..1972年だ)
(ワルター・カーロス/スイッチドオンバッハ
SOCN14004 CBS-SONY)
初めてのレコード=洋盤&SQ4チャンネル&電子音楽&クラシック?
.. と、
かなり一般的でないもの。なんでこんなレコードを買ったのか。
今となっては、我が7不思議のひとつと思える。
もっとも、何枚かは自分のではないレコードや貰い物なんかもあったと思うが、正真正銘、これが、自腹第一号のレコードだ。
当時、どんなアンプがあったか、スピーカーは?と、記憶にないが、当時、SQレコーダを買っていたから、これに見合う?だけの機材は
揃っていたと思う。
→4チャンネル紹介 |
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左写真は、逆回転レコードです!
但し、実際にレコードを逆回転させないと聴けない訳ではなく、針を下ろす位置が内側であり、回転につれて針が外側に向かって行く、変なカッティングのレコードとなる。
しかし、多分、理屈は分かるのだが、理屈は考えたくないし、時々聴きたいレコードではなく、人をだます(ビックリさせる)価値のあるレコードと思う。
マニュアルプレーヤーでないと聴けないところが、マニアの心を....、しかし、面倒なレコードでもある。
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色々手品のあるレコードは、なかなか、楽しめた。
45回転レコードや、ダイナミックレンジの広さが売り物のレコードなど。
とても、CDではまねのできないアナログ故の面白さ、わくわくする期待感がアナログ時代にはあった。
中には、パソコンソフトがワントラック録音されていたレコードもある。
(PC−8001用で歌詞などが楽しめたが、段取りは面倒だった)
左写真は、SQ4チャンネルレコードのサンプル盤。
多分、サンプルと思うが、どの様にして買ったか、貰ったか、不明確。
でも、ソニーの意気込みが男だらけか、今にして眺めると面白くないな。
73/4入手 |
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