関係
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参考文献・総目次
定義:
関係relation、2項関係
[『岩波数学事典』項目57関係 (p156) ]
(設定)
A,B:集合
(本題)
・集合AおよびBをそれぞれの変域とする変数a,bを含む命題R(a,b)において、a,bにそれぞれAおよびBの元を代入したとき真偽が定まるとき、R(x,y)を関係または二項関係という。
定義:
X上の関係relation、2項関係
[斉藤『数学の基礎:集合・数・位相』(p7); 松坂『集合・位相入門』第1章§6A (p.53);]
(設定)
X:集合
(本題)
・X上の(2項)関係R(が<真で>ある)とは、X× Xの部分集合のことである。[斉藤『数学の基礎:集合・数・位相』(p7)]
・「Xの元x,yが関係Rで結ばれている」「Xの元x,yの間に関係Rがある」とは、
(x,y)∈Rのこと。[斉藤『数学の基礎:集合・数・位相』(p7)]
(具体例と、定義の解説)[松坂『集合・位相入門』第1章§6A (p.53); ]
(X上の関係の具体例)
・順序関係
Reference
日本数学会編集『
岩波数学事典(第三版)』 岩波書店、1985年。項目57関係 (p156)
斉藤正彦『数学の基礎:集合・数・位相』東大出版会、2002年。第1章§1集合1.1.14 (p7)
松坂和夫『
集合・位相入門』岩波書店、1968年、第1章§6A (p.53)。
彌永昌吉・彌永健一『岩波講座基礎数学:
集合と位相I・II』 岩波書店、1977年、§2.2順序対、直積、対応、写像(p.33)。