●クク
プレイ人数
2〜15人
My評価





ゲーム内容
カードは、強さの異なる22種類のカードが2枚ずつ、合計44枚のセットとなります。その強さは、クク→人間→馬→猫→家→XII→XI→X→・・・→U→T→0→桶→仮面→獅子→道化の順となります。まずディーラーを決め、ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつカードを配ります。プレイヤーは最初に1枚ずつチップを場に出しておきます。ディーラーの右隣のプレイヤーは自分のカードを検討して、より強いカードに変更したければ自分の右隣のプレイヤーにチェンジを要求し、このままでよいと判断すればノーチェンジを宣言します。チェンジを要求されたプレイヤーは、原則として交換に応じます。その後、順番が右隣のプレイヤーに移り、同じことを繰り返します。最後となるディーラーは、交換するならば残った山札と交換します。その後、全員がカードを公開し、一番弱い札を持ったものが敗者となり、チップを1枚場に出します。これで1ディール終了です。4ディール目以降では、敗者はゲームから抜けていき、最後に残った者が場の全てのチップを取ることができます。これを何度か繰り返し、最終的に最もチップの多い者が勝ちとなります。

 
 

通常のカード。ローマ数字のT〜XIIが描かれている。
 
 
道化」カード。最も弱いが、山札からめくられた場合にはククにも勝てる最強のカードとなる。また、チェンジでこれを受け取ったプレイヤーは直ちに失格となる。 「家」カード。これを持っているプレイヤーは、チェンジの要求には応じず、その隣のプレイヤーに交換権が移る。 「猫」カード。これを持ったプレイヤーにチェンジを要求をした場合、要求側プレイヤーの持っている札を最初に配られていた人が失格となる。
「馬」カード。効力は「家」カードと同じ。 「人間」カード。これを持ったプレイヤーにチェンジを要求した場合、要求側のプレイヤーは直ちに失格となり、交換には応じない。 ククカード。最強。このカードを持っていればいつでも好きな時に「クク」と宣言し、ディールを終了させることができる。


 
 

感想
イタリアが発祥の地とされる、一風変わったゲームです。考える要素が少なく、ギャンブル向きと言えます。大人数で手軽に盛り上がるにはもってこいのゲームではないでしょうか。こんなに単純なのに、なぜこんなに熱くなれるのかと不思議になります。独特の絵のデザイン、そしてチップを使うところがやはりギャンブル的で粋な雰囲気を醸し出してくれるのでしょう。

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